2010年11月アーカイブ

第六回

見慣れた道を走りながら、
僕はふと、思い返していた。




あの時も、無我夢中で走ってたな・・・







ばぁちゃんが亡くなったのは5年前。





癌だった。






中学、高校と、
ばぁちゃんとは話をする機会は減っていた。



たまに話をすれば、たわいもないことで口喧嘩をし、
殴りかかったこともある。



そして、和解もしないまま、
高校卒業と同時に、ばぁちゃんの元から離れていった。







大学2年の頃、
久しぶりに帰省し、ばぁちゃんに勇気を振り絞って話しかけたことがあった。





「ばぁちゃん久しぶり。」





ばぁちゃんは何も反応することなく、ただ一言。





「何しに帰って来たんだ?」





と呟いた。




僕は、返す言葉がなかった。




突拍子もない言葉に、立ち尽くすだけだった。




当時の僕は、ばぁちゃんのその一言が許せなくて、
親の反対を押し切り、その日のうちに帰ったのを覚えている。






それから1年が過ぎた頃、

ばぁちゃんが入院したとの知らせが入った。



僕は、就活やバイトや彼女のことなどで精一杯で、
ただ時間だけが過ぎていき、見舞いに行くことすらしなかった。


今思えば、
忙しさを理由に、ばぁちゃんという存在から、
逃げていたというのが正しいかもしれない。
















ある日、母から、携帯に留守電が入っていた。




「ばぁちゃんが、ばぁちゃんが・・・」




と、母の重く、苦しい声が、事の重大さを告げていた。




僕は、電話を握り締めたまま、
無我夢中で走っていた。






そう、今と同じように・・・











病院に到着したときには、




ばぁちゃんは冷たくなっていた。




最後に交わした言葉のまま、




別人のように変わり果てた姿を、
僕はただ、呆然と見つめるだけだった。





母が、



「ばぁちゃん最後まで、あんたを待ってたんだよ。」



と呟いて、一枚の紙を差し出した。











そう、それは、


お稲荷様を壊した時に、
ばぁちゃんに反省の意味を込めて書いた約束の手紙だった。






「ばぁちゃんへ
 本当に、本当にごめんなさい。
 ぼくは、もう二度とこういうことをしないように、
 ばぁちゃんと5つの約束をします。

  1、おいなり様は、来年のおとしだまを使ってなおします。
  2、毎日、ばぁちゃんの手伝いをします。
  3、毎日、ばぁちゃんのかたたたきをします。
  4、大人になったら、ばぁちゃんをいろんなところにつれいてきます。
  5、大人になってもばぁちゃんのことを大切にします。
 
 本当にごめんなさい。ゆるしてください。 
                                 たかひこ  」











僕は涙が止まらなかった。




そして、このとき初めて、自分自身の人生を悔いた。



どうして、



もう少し早く気づかなかったんだ。



どうして、



自分自身の気持ちばかりを貫き通したんだ。






「人は、失ってから後悔する。」






そう、僕は大切なことを見失っていた。



後悔だけしか残っていなかった。



















家の明かりが見えてくる。





いつしか僕は涙ながらに叫んでいた。






「ばぁちゃん!!」


(つづく)

第五回

家の中が騒がしくなった。
そうか、そろそろみんながお祭りに行くのか。

「貴彦...」

名前を呼ばれ顔を上げると、母と親父がいた。

「お前...分かっているんだろうな?抜け出そうなんて思うなよ!
ちゃんとばあちゃんもいるんだから。なっ!」

あの時は、ここで泣くわ喚くわの駄々こねて、きついゲンコツくらったな。
でっかいタンコブ作ったの今でも忘れられない。

「わ、分かっているよ。今日は、我慢する...」
今は大人だ、冷静な対応が出来ている...はず。

「うん?そうか...。」
「それじゃ、行ってくるから大人しくしてなさいよ。」

聞き分けがいい僕にいぶかしげながらも2人は部屋を出て行った。

 

ほどなくして、みんなが家を出た。
さてと、ばあちゃんに話してくるか。

廊下を左に曲がるとそこがばあちゃんの部屋だ。


「ばあちゃん、話があるんだけど入るよ。」


そう言いながら襖に手をかける。
中に入るともぬけの殻、誰もいない。

「あれ?お手洗いかな。」

だが、手洗いに明かりは灯っていない。
どこに行ったのだろうか?

家中を探してみたがどこにもいる気配が無い、
そうしている間にも刻々と時間が迫ってきている。
ここで遅れたら結局怖気づいたって言われてしまう。

ばあちゃんに話すのは後にして、
まずは安養寺に向かうことにした。

 

裏口を開け、こっそりと出て行く。
誰もいないはずなのにビクビクするのは今も昔も変わらない
家から離れれば、あとはコッチのもんだ!

意気揚々と歩いていると前方から人が歩いてくるのが見えた。


「あ!安養寺のじいさん と、ば、ば、ばあちゃん!?」
「やっべ!か、隠れないと!」


あわてて近くにあった看板の後ろに隠れる。
見つからないように様子を伺うと、どうやら僕の事には気付いてないようだ。
注意を払いながら2人が遠ざかっていくのを確認する。
たぶん、家に戻るのだろう。


このまま、安養寺に進めば楽しい肝試しが始まる。
学校の人気者になれるかもしれない、
そんなこと数時間前まで考えてた。

でも...

 

僕が壊したお稲荷様の像を大事そうに抱えながら
今にも泣き出しそうなばあちゃんを見てしまったから

 

僕は無我夢中で走った。

あんなばあちゃん見たことなかった
事の重大さが今なら分かる気がする

 

言わなきゃ!
あの時、心から言えなかったこと

今の僕にならきっと言える。

 

(つづく)

第四回

「違うんだよ!・・・僕じゃない。」

我ながら嘘くさいな、と思いつつもつい言い訳が口をつく。


「他に誰が居るの! 逃げるアンタが見えたんだよ!」


「うっ・・・」


「嘘つきの悪い子は、お祭りに行ったらいけないからね!」

と追い打ちをかける母。





そうだ、この『お稲荷さん事件』はここからが辛かったんだ。





年に一度の大イベントであるお祭りは次の日に迫っていた。


ばぁちゃんの代からのお稲荷さんを壊した罪は、そう簡単には許されない。


謝っても、泣いても、もちろんダメで

最後の切り札として『来年のお年玉をつぎ込んで自分で直す』と宣言しても

結局許してもらえなかった。


ばぁちゃんと二人っきりの家でお囃子を遠くに聞きながら

無惨に横たわるお稲荷さんに「ごめんなさい」をしたあの夜は

悲しさというより、悔しさでいっぱいだった。



だってあの日は、約束してたんだ。


夜、子供だけで遊べる

年に一回の日に安養寺で

いつもの仲間で肝試しをしようって。



怖じ気づいて来なかったって散々バカにされたっけ。


一週間、秘密基地の出入り禁止令も下されたな。





よし、ここはひとつ

せっかくこんな姿だし

大人の知恵と経験をフル活用して

名誉挽回でもしてみようか?





ばあちゃんは家族の中で、僕の一番の理解者。

本当のことを素直に話せば

「男をあげておいで!」って送り出してくれるはず。


ほかの家族はみんなお祭りで神社に行ってるから

反対方向の安養寺に行ったって

目撃される心配はない。


しかも大人の僕は、夜の安養寺だって怖くない!


この勝負もらった!



みんなに尊敬のまなざしで見られる

2学期が待ってるぞ!


僕はそんなことを考えながら

祭りの時間まで怪しまれない程度に

反省したり謝ったりして過ごした。




絶対にうまくいくと思ってた。


非現実的な状況に高揚して

『大切なこと』が全く見えていなかったんだ・・・。


(つづく)

第三回

慌てて改札を抜けて、僕は目を見張った。

確かにあの頃の町なのだ・・・。
あの高度成長期、日本中が浮かれている最中、
まるでこの町だけぽっかり取り残されたかのような、
しかし、確実に変わりつつある子供の頃の町だった。

「え、なんで・・・?」

僕はそう独りごちると同時に、
途方に暮れた。

携帯がなければ、誰にも連絡が取れない。
財布がなければ、どこにも行けないし、何も買えない。
何もできない。

そして何故だかわからないが、目の前には懐かしい町。

「こ、困った・・・ なぁ・・・」
「とりあえず、歩いてみるか」

特に行く当てがなかったので、
懐かしい気持ちに従って、ただ歩き出した。

思い出というものは、
その環境に置かれると急に鮮明に思い出されるらしく、
いつの間にか夢中になって町のあちこちを走り回っている僕がいた。

日も暮れて、とうとう行く所もなくなり、
足は自然と実家に向いていた・・・。

「流石に、家には入れないよなぁー」
「ちょっと覗くだけ覗いてみるか」

そう思って裏口から家の中の様子を覗こうと頭を出した途端・・・



ゴ ツ ン !!!!!!



頭に思い切り痛みが走った。

「ぃ痛ぅーーーーっ!」

一体何かと頭を抱えながら振り返ってみると、
そこには憤怒の形相をして仁王立ちしていた若い頃の母がいた。

「こらッ!どこ行ってたんだ!!」
「まったくお前は、こんな時間までどこ逃げ出してたんだい!」

母がそう怒鳴っているのと同時に
僕は何がどうなっているのか混乱していた。

「(え!? 一体なんで!?)」
「(今の自分がなんで僕って分かるの!?)」

と、疑問に思いながら自分の手足を見てみると、
不思議なことにいつの間にか、子供の頃の僕になっていたのであった。

そんな僕を傍目に、母はまだ怒っていた。

「お前って子は、なんて罰当たりな子なんだい!」
「家のお稲荷様の像を壊して、そのまま逃げちゃうだなんて!」

あぁ・・・そうだ。
この時、僕は実家のお稲荷様の像を遊んでいて、
偶然に壊してしまって、逃げ出していたんだ。

第二回

「お客さん!終点ですよ!!」


駅員に肩を揺すられ目がさめた。
どうやらかなり深い眠りに入っていたようだ。
日ごろの疲れもあるのだろうか。
考えて見れば最近休みなく働いてたっけ。
そりゃ目も覚めないはずだよな。

そんなことを考えながら下車の準備を・・・

えっ!?
荷物がない!

身に着けていた携帯も財布も無くなっている。
水筒にいれてきたネスカフェの姿もない!
一体何が起こったんだ!?
ネスカフェは誰が飲んだんだ!?

ふと外を見渡すと、もう夕日が差している。

はぁ!?

確か出発は朝だったような・・・
普通なら昼過ぎには着いているはず。
色々な事が起こりすぎて状況がよく掴めない。

「と、とにかく降りなくちゃ」

自分に言い聞かせるようにつぶやき、
慌てて電車を降りる。

あれ・・・?

目の前に広がるのは、
まちがいなく僕の良く知る景色。
幼い頃から知っている、懐かしい田舎の風景だ。

でもなぜだろう。
なんだ、この違和感。

心の奥がわくわくするような、
安心するような、でも不安なような。

なんともいえない感情に戸惑い、
その場に立ち尽くしてしまった。

 

「どうかされましたか?」

 

後ろから声をかけられ、
慌てて振り向く。

そこには、ちいさなおじいさんが立っていた。

「あ、安養寺のじいさん!?」

そう、彼は『安養寺のじいさん』。
近所に住んでいて、幼い頃から良くしてもらっていた。

そこで、ふと気づく。

どうして、じいさんがここに?
たしかじいさんは30年も前に・・・亡くなっているはず。

僕の感じていた違和感が、突然おおきな不安に変わる。

幼い頃から『何も変わらない』懐かしい風景・・・
そして目の前にいる、安養寺のじいさん。

僕は、恐る恐る尋ねた。

「あの、いま、ここは・・・いつ、ですか?」

じいさんは、あの頃と変わらぬやさしい笑顔で答えた。

「昭和四十年八月十五日、だよ」


頭の中がまっしろになる。
昭和?
そんなまさか。でも。
いや、とにかく駅を出て確かめなきゃ。
なにかの間違いかもしれないし・・・

僕は慌てて改札へ足を向ける。

そのとき、じいさんは静かにつぶやいた。

「大切ななにかを、見つけにきたんだろう?
 おまえさんならきっと、見つかるはずさ」

そのときの僕には、
その言葉の意味を理解することができなかった。

だが今思えば、安養寺のじいさんのその言葉が
すべてを暗示していたんだ。

(つづく)


 

夏物語 プロローグ

前口上

2005年の11月14日、「シーフォースのブログが始まったのだ!」で
このシーフォースのブログがスタートした。最初のその記事は私だった。
当初サイトリニューアルに際して何か付加価値を、と思いつきで始めたブログ。
いつしか気付いたら5年になっていた。

先月の10月4日の私のブログでもそのことは触れたが、メンバーも大半が変わり
いまだに変わっていないのは私と赤様になってしまった。
継続することの大変さと面白さ、節目節目で感じる充実感、
そんなことを考えながら、実は先週社長よりシーフォースのブロガーに対して
ねぎらいの言葉を戴きつつ次のブログから何か始めようという宿題も戴いた。
そこで出たいくつかの案の中でこんなことやろうよ、ということに決まったのが・・・

2週間の期間限定で新しい試みをしてみることになったのだ。
この私の回から2週間は、いわゆる通常の今までブログにはならない。
月曜の私「cozy」から始まり、火曜日の「どうも、僕です。」さんへ引き継ぎ、
さらにもう一周して二週間目の金曜日「赤様」で終わる、
壮大な?物語がスタートするのだ。

物語? そう物語なのだ。
ブログは日々の感じたことを書くのが相場だ。
言い換えればエッセーみたいなものだ。
散文になる場合もある。でも今回は物語をリレー形式でやってみようというわけだ。
初回の私はどうスタートするのかをある程度決定づけてしまうので責任重大だが、
次のブロガーさんはその話をどう繋げていくのかという難しさもある。
増してや考える余裕は一日しかない。
これはなかなか手強い。

そんなわけで物語はスタートする。結末は当然私はわからない。
ラブストーリー? ファンタジー? 歴史物?
それは次の皆さんが決めるのだ。
これはちょっと見物だ。
おっと、そろそろ前置きが長いと叱られそうなのでこのへんで。
どうぞお楽しみを!



第一回

暑い熱帯夜の昨日
そのけだるさを引きずるように
僕は目覚まし時計のけたたましさに起こされた。
何時頃まで飲んでいたのだろうか。

久しぶりに早く帰れることになり、急遽職場の仲間と飲みにいくことになった。
なんだかんだと他愛もないことで妙に盛り上がって
気付いたら11時を回っていたのは憶えている。
まだまだ終電までは時間がある。
そう思っていたけど、次第にみんなは話し疲れたのか、
誰言うともなく帰ろうかということになったのだった。

「どっちにしても休日の明日は実家に帰るんだから」

そう思えばあまりのんびりとしてもいられなかった。



起きて最初の日課であるシャワーを浴びて目を覚ます。

テレビからは、また芸能人の誰それの恋愛が発覚しただの
政治家の軽率発言で国会が紛糾しているだのと
どのチャンネルも同じような退屈なニュースを流していた。
いれたてのネスカフェを飲みながらぼんやりとそれを眺めていた。

そそくさといつも通りに僕は駅に向かった。


今日は東京から電車で数時間の実家に帰る。
年末年始の時以来だからもう半年以上経っていた。
上野から発車するその列車に乗り込み窓から空に目をやると
朝だというのに大きな入道雲がすでにでき始めていた。
どうやら今日も蒸し暑い一日が始まりそうだ。

そんな雲を見ながら僕は高校時代のことを考えていた。

夏が大好きだった僕は自動二輪の免許を高校時代の夏に取った。
すぐに友人から譲り受けたHONDAのCB350に乗り、
夏の週末は地元の観光地へツーリングに出かけるのが楽しみだった。
いく先々で見る風景と共にやはり夏の空とその雲は、
今でも夏の風景として強烈に心と頭に焼き付いていた。


今回帰省することにしたのには理由があった。
母の実家で毎年夏に行われる祭りを見ることだった。
狭い街ながらも神輿を担いで練り歩き、神社に奉納する
どこにでもあるような祭りだったが、その夜の町の活気が楽しかった。
神社の参道には多くの出店が連なって、
飴を買ったり、焼そばを食べたり、そんなことがとても楽しかった。
普段は早く寝るように父からも言われるのに、
この日に限ってはそれもない。

夏の日の田舎の街の夜は闇が深い。
地方ながらも賑やかなところに住んでいた僕にとっては
神秘的な夜でもあった。

そんな祭りに小学生の頃には毎年行っていたのに、
なぜか中学で行かなくなって、
高校時代には一度だけ行ったきりだった。
考えてみるとそれ以来一度も行っていなかった。

今回は久しぶりの帰省と、子供の頃の思い出になってしまった
母の実家の夏祭りを大人になった自分がどう楽しめるのか、
そんなことも体験してみたかった。
時間に余裕もないので、先に母の実家のある町に
直接向かうことにしたのだった。

そんなことを考えながらいつしか僕は寝てしまっていた。
列車の揺れがなおさら眠りを誘ったのだった。

これから起きることはなにも知らずに。

(つづく)

世の中甘い? 甘くない?

text by 赤様

最近のどを痛めていて、のど飴をなめている。

なめているあいだは、エヘン虫が静まり楽になるのだが、
何個かなめると、甘ったるいあと味が口の中に残る。
その甘さがイヤで、
『甘くない飴は無いものか・・・』といつも思う。

でも、甘いものは嫌いじゃない。
いや、むしろ好きな方で、
好きな食べものは? と聞かれると、
「アイスクリーム、生クリーム、チョコレート」
と答えるくらいだ。

それにしても、人間はなぜ甘いものが好きなのか?

 ♪ほー、ほー、ほーたる来い
  あっちの水は苦いぞ
  こっちの水は甘いぞ

という歌がある。

甘いものを好むのは、人間だけじゃなく、生物の持つ習性らしい。
動物が果実をかじる映像をよく見るように、
飢えを凌ぐのに、最低限の栄養分(特に糖分)を得るのに、
最も手っ取り早い方法だ。

反対に、苦いものは食べるのに適さない。
腹をくだしたり、ときに毒で命を落とすことから、
生物が生きていくうえで、長い時間をかけて得てきたことなのだ。

ただ、生物のなかでも人間は特殊で、
苦いもの、辛いものでも好んで食べる。
たとえば、ビールやコーヒーなどのように、
最初は苦いと感じても、人間の味覚はだんだんそれに対応し、
旨いとさえ感じるようになる。
そして、まるで中毒症状のように、年中そればかり口にする人間も多い。
まあ、それはそれで放っておいて・・・。(笑)

言葉にも同じように、
肯定的な出来事、楽な事を「甘い」と言い、
否定的な出来事を「苦い、辛い」と言う。
意味としては、おそらく同じところから発生し、
そんな食べ物の教訓が反映されているのだろう。

それで、ふと考えた。
世の中甘くない、世知辛い、とよく言われる。
でも、ビールやコーヒーではないが、
目の前に起こる出来事の『摂取の仕方』に対応すれば、
もしかしたら、世の中も旨いものになるのかもしれない。

徒然なるままに

おはようございます。いけです。

最近、出社時間がどんどん遅くなってきてしまっています。
元々、8時頃に出社していたのが、気付けば15分、20分と
徐々に遅くなってきてしまっている。

なぜ早く出社していたかというと、
①早く出社すれば早く仕事の準備が出来る
②満員電車に乗りたくない
この二つの理由からである。

①は結局のところ、自分の首を絞めるだけなので自業自得。
自分でどうにかしなさい!って話しですが、
②は自分ではどうにも出来ない。

だから、ちょっとでも早い電車に乗りたい所だが・・・。


と、まあ嫌だ嫌だといっても始まらないので、
ある楽しみ方を紹介しよう!


「駆け込み乗車は危険ですのでおやめください」
といっているにも拘らず、駆け込んでくる人。
【駆け子 or 駆け男】と命名する。
この人たちは、高い確率で、電車が発車すると同時に
携帯をおもむろに取り出し、メールを打つ。
【携子 or メル男】と変貌する。

ドア横の寄りかかれるスペースで、
一生懸命ゲームに没頭する人。
【カチャ男】と命名する。
(実際にはカチャカチャ音は出ないが何となく雰囲気で)

僕がもっとも嫌なのが、車内でガムを噛むのは一向に構わないが、
人の耳元でクチャクチャとする人。
【クチャ男】と命名する。
(これをやられると、一日中凹んでいる)

そして、電車の急ブレーキ・急発進で揺れてしまうのは
仕方の無いことだが、足を踏んでも謝らない人。
【踏み男】と命名する?Σ(・ω・ノ)ノ!
ドロップキックが飛んできそうなので、
【踏む男】と改名しとこう。


と、こんな感じでたった10分間の短い乗車時間だが、
一人車内で密かに楽しんでいる。

そうだ、旅に出よう!
まだ僕の見たことのない新たな【○子】や【○男】を探す旅に!!

プチ贅沢

先週末、
プチ贅沢でおいしいオムライスを食べに行ってきました。

各駅停車しかとまらないちいさな駅の近くにある、
10人弱くらいしか入れない、とてもちいさなお店なのですが、
とても人気でいつも行列ができています。

いつもなら『いいなぁーたべたいなぁー』
なんて言いながら通りすぎるだけ。

でも、今週末はちょっと良いことがあったので
『お祝い』という理由をつくって食べにいっちゃいました(*^_^*)

半年ぶりくらいに食べるそこのオムライスは、かわらずやっぱりおいしくて...
写真を撮るはずが気付いたときには食べおわっていました(笑)

あんまり『〜の宝石箱』みたいにうまく説明できませんが...
ケチャップ濃いめのチキンライスに、ふわっふわのたまごがのっていて、
その上から赤ワインのかおりいっぱいの
デミグラスソースがたっぷりかかっている感じです!

食べると全部がとろとろにまざりあって、しあわせいっぱい(*´∀`*)

...わかりにくくてすみません(笑)


食べた余韻が残りすぎて我慢できず、
家に帰って自分でつくってみましたが、
ふわふわどころかぐちゃぐちゃたまごになってしまったので...
卵入りチキンライスにメニュー変更になりました...(´;ω;`)

もっと練習しよう...(;´∩`)

日本酒飲み比べ

友人に誘われて、日本酒の飲み比べ試飲会に行ってきました!
4人で約17種類の日本酒飲んできました。

 

日本酒離れを危惧して若い人たちにも嗜んでもらおうという、結構真面目なイベントで、
日本吟醸酒協会が作った映像を見ながら日本酒が出来るまでを、
参加した酒蔵の社長さんが解説してくれました。

内容も本当に真面目な映像なのに撮影時の裏話やなぜイケメンを起用しなかったなど
面白おかしく話してくれて親しみやすかったです。
冷、燗に適した種類やアルコール度もあって勉強になりました。

特にオススメとして教えてもらったのが、お風呂に日本酒を入れることです。
約200mlを投入すると身体も温まるし、全身の毛穴が開いて汚れがごっそり取れるそうです。
次の日の浴槽にはアカがびっしり浮いていて掃除するのが大変との事。
入れる日本酒は安い物でOK!一度は試してみたいです。

 

で、肝心の日本酒の味ですが、17種類もあるのにどれとして同じ味がないのが凄い!
甘い、クセがある、キレがある、飲みやすいなど、それぞれ特徴があって楽しかったです。
人によって好みの味がバラバラなのも面白かったですね。
つまみと一緒についつい飲んで食べて飲んで食べてを繰り返してしまうのも仕方ない!

 

今回飲み比べた日本酒で美味しくて飲みやすかった銘柄がこちら

 

春鹿 純米吟醸酒
クセもあまりなく飲みやすい上に美味しいので日本酒初心者にもオススメです。

司牡丹 淡麗辛口純米酒
甘ったるくなく、キレのある後口で何杯でもいけます!つまみと合わせると止まらなくなります。

麒麟 極醸辛口 蔵出原酒
こちらも辛口で飲みやすく、原酒なので旨味、コクがしっかりしています。アルコール度が他の日本酒より強いので酔いが回るのが早いかもしれません。

 

この3種類が特に美味しかったです!

 

値段もそれなりにする日本酒もありましたが、試飲会だからこそ飲める銘柄を堪能してきました。

私とマンガ

一人暮らしをしてから
マンガを買うのは控えるようにしています。

例外はいくえみ綾作品だけと決めています。
さいきん長年続いていた、いくえみ綾さんの連載が完結して
興奮のあまり理解してくれる友人に電話して
グっときた部分を「朗読したい」と言ったら
若干いやがられました...。

いくえみ綾さん(と『今日の猫村さん』)以外は
基本的に友達に借りるか漫画喫茶で読みます。

マンガって一冊買い出したら止められなくなるし
いつ終わるか分からなくてヤキモキするし
A型の私は1巻を買ったらキレイに最終巻まで揃ってないと(完結前はいいとして)許せないので、お金と場所と心労がかかって大変だからです。


後ろの席のM子のように、7巻だけ無くて
「なんで15巻完結の7巻だけ抜けてるの?」と聞いたら
「確か7巻は、いとこのうちで読んだから買わなかったんだよね」なんて事は
絶対にありません。

気持ち悪いでしょー、全部揃ってなきゃー。


こんな性格の私にとって
マンガはギャンブルなんです。
ほら、買い始めたら『こち亀』みたいに
長寿になっちゃうかもしれないし。
『ワンピース』だって今週発売されたが60巻だし!


マンガを買うにも度胸が必要だと思う
ジルでした。

天高く欲肥ゆる

ここのところやっと秋が戻ってきた感じですね。もりぞーです。


最近ちょっと忙しくて、周りにアンテナが張れていないので
しょんぼりしております(苦笑

そーですねー。
最近の興味あることとしては、
銭湯行きたいことと、仲間内で鍋囲みたいってことぐらいですね。

銭湯に関しては、
まあ私の体がデカいんで備え付けの湯船だと体伸ばせないんで
ゆったりのんびりリラックスできないんですよね(笑
なので、近所にあるので今年中に銭湯デビューしたいところ。
・・・もう地元で小学生の頃行った以来ですよ。


鍋は、ここ最近の夕食ずっと帰り際のコンビニでおにぎりとか惣菜パンしか
食べてなかったので、てきとーに作ってそれなり栄養が取れるんで、
冬場の食事として重宝してるので、やっとその季節がきたなーと。(苦笑

そして!
その鍋囲いながら仲間とわいわい飲んで話しができたら最高だなーっと!
去年は11月の中頃に企画してやったんですが、
今年はちょっと計画する暇も気力もなくてスルーしちゃいました。

12月はもう連休なさそうですし、来年に持ち越しですね。

楽しく、面白しく過ごしたいなー!

以上、欲望近況でした(苦笑

ただいま奮闘中!

ども。
カロリーです。

体重制限をかけるために夕飯は炭水化物をとらないようにしています。

まだ効果はでていません。

いつかでるかもしれないですが、長続きするか不安です。

だって、お米が大好きだから。

シャツとスーツが裂ける前にシェイプアップに期待です。


でもって、最近は引越ししようと思って物件あさりまくってます。

礼金ゼロに交渉を重ねていますが、なかなか難しい・・・。

西小山が一番いいのですが、今回ばかりは厳しいのかなー。

もう4年西小山に住んでいるので、離れたくありません。

小さいお祭りとか、お神輿とかあるんです。

ついこの間も、タダで綿菓子もらったし♪

錆びれた商店街ですが、地域の皆さんが盛り上げようと必死なんです。

本当にいいトコです。

引き続き、物件探しに奮闘します。

ではまた。

エスパー伊藤似の友達がいます。




どうも、僕です。


毎日が慌ただしく過ぎておりますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。






僕は、


ついに、









ヒートテックを導入。





更に今なら!!






と言わんばかりに、セーターも着ております。







毎朝、




「わっせ寒い」




(最近、家族や親戚と過ごす機会があり、鹿児島弁がなかなか抜けません。)




と嘆いております。




毎年冬は、重ね着大王になります。



ヒートテックの重ね着は最強です。



あー



でも、寒い。




もう、カーペットを出そう。ハロゲンヒーターも出そう。そしてコタツ購入も考えよう。




ダウンを着て寝るのを




「どげんかせんといかん」




いよいよ、寒さとの戦いが始まる。





では、また。





今日のBGM:Sigur Ros/()

サイクルモード2010

行ってきました、今年もサイクルモード。

幕張は自宅から比較的近いこともあって、
のんびりと見に行きました。

最新の自転車、部品、用品など、実に物欲を刺激されます。
あれ、この台詞、去年も言ってなかった?

気を取り直して、今回ツーリング車の一部ですが
個人的に興味が有ったものをピックアップします。

IMG_9988.jpg

写真の自転車、プジョーです。メイド・イン・フランス!
古き良き時代のフランスの香りがする、最新のものです。

フレームのタイプはミキストという車種で
女性が乗ることが多いのですが、基本的に男女共用です。
だから「ミキスト」なわけです。

カーボンフレームの最新鋭マシンの片隅で
このようなクラシカルな自転車もある、なんだかうれしいです。
あまり自転車の車種が偏るというのはやはり良くない。

色々な楽しみ方があってもいいんですから。

いかがですか?クラシックな一台。

羽田空港

text by 赤様

ロビーに響く英語のアナウンス。
目的地のタグがついたスーツケース。
航空会社の地上勤務員。
世界中の地名が並ぶ出発便の案内表示。

空港の持つ独特の雰囲気は、旅の高揚感を煽る。

僕は旅が好きで、
お金をためて旅に出ることが、大きな楽しみだ。

しかし、現実を考えると、
そうそう何度も何度も行けるわけではない。

そんなときは空港に遊びに行くことがある。
空港はそんな旅の雰囲気を味わえるところがいい。

羽田空港に4本目の滑走路が完成し、
国際線の新しいターミナルビルがオープンした。

貨物は以前から24時間化しているそうだが、
旅客も24時間化し、ハブ空港を目指すという。

じゃあ、成田はどうなっちゃうの?
以前、成田を造る前に、
その予算で羽田を大規模拡張すれば・・・、
と素人考えが頭にうかぶが、
それはそれでおいといて。

CMでおなじみのジェットスターに代表されるような、
LCC(ローコストキャリア=格安の航空会社)が、
日本にはまだまだ根付いていないこともあり、
それらの就航が増えると、
今後はますます利用しやすくなるだろう。

でも、飛行機に乗らなくても、
飛行機の機体や空港の施設を見ていると、
日常とは違った新鮮さがある。

羽田は世界屈指の過密空港。
ひっきりなしに飛行機が離着陸する。

展望デッキからよく見ると、
天気がよいときは、これから着陸しようとする飛行機が、
空中で一直線に並んでいるのがわかる。

また、夕方から夜にかけては、
滑走路やその脇に光る、色とりどりのランプが素晴らしくきれいだ。

甲高い飛行機のエンジン音がちょっと気になるが、
なんといっても、あんな重い機体がどうして飛ぶのか、
理屈を説明されても不思議でならない。

税金の無駄と思える地方空港や、
空港使用料が近隣諸国より高いことなど、
空港をとりまく問題はいろいろあるが、
空を飛ぶことや、未知の土地、遠いところへ行くことは、
僕らの憧れだ。

お金がたまったら、次はどこへ行こうか。
僕の気持ちは、すでにまだ見ぬ土地へ向かっている。

全日本の12番

おはようございます。
デブ症、あっ、間違えました。
出不精のikeです。

基本的に買い物はすべてネットで済ませています。
最近はCD買ったり、本を買ったりしてますが、
直近で買った物で大失敗!

PS3だと思っていたら、PSPのソフトでした。
購入ボタンを押す際は細心の注意が必要ですね!



さて、昨日は東京六大学野球の優勝決定戦やら、日本シリーズやら、
「スポーツの秋?」らしく、スポーツ観戦してました。(テレビでね)
そんな中、僕の中での注目は、世界バレー(女子)。
ちなみに日本は1次ラウンド、5戦全勝でした。 やったね!

世界の強豪に勝つ秘策!
それは、サーブレシーブをセッターへ正確に返すことと、
ブロックが付くよりも早くにアタックを決める事、らしいです。
(数年前にテレビで言ってました)


正確性とスピード・・・。
どこかで聞いたことがある・・・。

僕がシーフォースに入社してから、耳にタコが出来るくらい聞いたこのフレーズ。

大手競合他社を言い方は悪いかもしれないが、出し抜くために営業ができる事、
それは、他社よりも早い対応と、クライアントが求めるよりも正確で早い対応をすること。

そのためにも、日夜情報収集に勤しみ、正確な分析をし、的確な判断をする。

というのは簡単なんですけどね。
実際にやるとなるとこれがまた大変で大変で。

ただ、最近何となくではあるが分かってきたことがある。

スピードを上げる為に必要なことは、正確に物事を行わなくてはならない。
正確に物事を行うには、経験を積まなければならない。
経験を積むためには、物量をこなさなくてはならない。
物量をこなす為には、スピード上げなくてはならない。

このサイクルをこなしていって、営業としての自信に繋がるのではないだろうか?

まだまだ先の見えない不安定な経済状況の中、
より一層、営業活動に勤しもう!

Halloween!!!

ここ数年でハロウィンイベントが定着し始めて、
毎年たくさんのお菓子が発売されていますね!
追いかけるのは無理なのでなるべく気にしないようにはしているのですが、
毎日のようにコンビニとかでスイーツ情報をチェックしてます。

 

かぼちゃクッキー

かぼちゃタルト

かぼちゃモンブラン

かぼちゃプリン

かぼちゃスープ

かぼちゃシチュー

かぼちゃ

かぼちゃ...

 

かぼちゃのお菓子が食べたいと毎日のようにつぶやいていたら、
母がかぼちゃの煮物を作ってくれました。

 

...違う、食べたいのそれじゃない。
とも言えず美味しくいただきました。

 

本当のハロウィンとはかけ離れ過ぎていますが、
純和風ハロウィン、というかかぼちゃ祭りしてました。
それでもまだ足りないので何か作ろうかな?

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