2006年7月アーカイブ

梅雨明けです。

遅れていた関東地方の梅雨明けがついにこの週末発表になった。
各地でも週末は花火大会が目白押しだし。
ようやくと夏らしくなったと感じる。

子供の頃は、夏と言えば両親の実家で過ごす夏が印象的だ。
母の実家の町での夏祭り。
昼間はただ暑いだけの時間を過ごし、夕方からは御輿や山車を見て過ごす。
夜店を見て回って、駄菓子を買う。
寝る前に年の離れた従兄弟達のする怪談話で、母屋から離れたトイレに行けなくなることも。
父の実家で体験した川遊び。夕涼みがてら、近所の神社の参道を散歩。
ヒグラシの鳴き声の降り注ぐ中を散歩するのだ。
木々が生い茂っているから、涼しさも格別だった。

中学で始めた水泳、高校まで続くクラブ活動で、
夏の過ごし方は部活中心になり、そんな田舎での夏休みの過ごし方は
なくなっていったが、やはり夏休みのイメージは田舎の体験が
大きく影響しているのか、強く印象に残っている。

子供の頃、田舎で過ごす以外は印象に残っているのが
早朝のラジオ体操だろうか。団地に住んでいた頃は
近所の広場に小学生は集まり、ラジオ体操に参加した。
集合時間までの少しの間、家の反対側の森の方からは、やはり
ヒグラシの鳴き声が聞こえていた。
深夜には自作のゲルマニウム・ラジオで深夜放送を楽しんだから、
早朝からの体操は、正直苦痛だった。

そんな夏休みの思い出が蘇ってくる。

前回歳時記のことを書いたけれど、
これらの思い出もまた私にとっては歳時記である。

今では七夕、土用、お盆などの区切りをついつい忘れてしまい、
なんとなく時間に追われていることに気付く。
今さら夏の思い出なんて、というむきもあろうが、
これから先、今のことを思い出すとき、何もない、なんて悲しすぎやしないか。
仕事とプライベートと関係なく、この夏の思い出はちゃんと残したい、
と考えている。
次の秋の思い出も、そしてその次の冬の思い出も・・・

皆さんも思い出に残るような良い夏をお過ごしください。

もうすぐ 夏!

text by 赤様

蝉の鳴き声を聞いた。今年初めて。
梅雨明けは、まだかっ! と叫んでいるみたい。

「夏」と聞くと、子供のころのワクワクした感覚を思い出さない?
なんで、あんなにワクワクしたんだろう。

開くのが恐い成績表をカバンにしまって「さようなら」って挨拶したら、
もう天国みたいな気持ちだったよね。

40日も学校に行かないでいいなんて、
大人からみれば、こんなに羨ましいものはないよ。
もう僕なんか、毎日外を駆けずり回ってた。
あっちこっちにスリ傷つくったりして。
そんな日々が懐かしい。

宿題があってもいいから、
またそんな心ときめく夏休みを過ごしてみたいって、
多分みんな思ってるでしょ?

でも、今でも僕は夏が大好き。暑いの大歓迎っ!
外を歩き回っている営業のみなさんには申し訳ないけど、
僕にとっての暑さの基準は夏の甲子園の外野スタンドだ。

40度近い灼熱のなか、朝から日が暮れるまで観戦してると、
「俺は干物か」と思えるほどカラッカラになる。
そんな時の「カチワリ」は最高!
青い空に、白い入道雲。
カキーンという打球音とともに、ワーッという大歓声。
おぉ、甲子園が呼んでるぜ・・・。


甲子園の僕の特等席から photo by 赤様
blueskykoshien.jpg

先日久々に歯医者に行きました。
前夜から親知らずが疼いて痛くてたまらん状態で、泣きすがるように歯医者に駆け込んだのでした。
元々医者嫌い。なじみの歯医者も無いのでなんだか心細くて子供のようにテンションが落ちてしまいました。
医者に診断してもらったところ「抜いてしまった方が早いね!」と、さらりと言われ抜くことになる。
最初に塗り麻酔を塗られた後に麻酔を注射されたけど、全く痛い訳じゃないし少しごりごり動かされるし何度も親知らずの周囲に針を刺すので、恐怖に体が硬直してして麻酔だけでかなり疲れてしまった。
心の準備もできないままに「じゃ抜きますよ〜」気軽に言われ、柔らかなタオルで顔を覆われたのち あ! っとゆうまにメキメキ メキメキ メキっと抜かれてしまった。痛くないけどものすごく無理矢理な力を感じて恐怖でした。
一応、親知らずの疼く痛みは無くなったけど抜いた痛みがしばるく続くのでした。
歯は本当に大切にしなくちゃ。取り替えがきけばいいのに
Hasta la proxima semana!ヾ(´ε`*)ゝ

もう今年も・・・

気付けばもう7月も下旬になっていた。
ついつい仕事の忙しさに慣れてしまって
梅雨のことぐらいしか頭になかった。
日曜は土用の丑の日だった。
ということで、我が家では近所のファミレスにて
鰻重を食した。
実は女房から言われるまで意識していなかったのだが。
ここ近年、結婚記念日まで夫婦で忘れるくらいだ。
歳時記を忘れてしまうようなことが最近多い。
日本には四季があるから、季節の移り変わりで
生活の仕方が劇的に変わる。
先人の知恵の集大成とも言えるかも知れない歳時記を
もう少し意識しなくては。
そんなことを思った週末だった。

引退!

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漫才 by 赤様&赤様の相方


先日、大きなニュースが世間を騒がせましたね。

―――そうそう、私もあれにはビックリ。仲間由紀恵withダウンローズの解散・・・(涙)。

ちゃうやろっ! 仲間は仲間でも、僕らのブロガー仲間のひとりが引退しました。

―――ワンダーズの鱸さん、お疲れ様。

「私達は、フツーの女の子に戻ります! 私達は幸せでした!」
と言って引退していきました。残念です・・・。

―――あー、それはキャンディーズだよね。

かの山口百恵は、武道館でさよならコンサートをしました。
聞くところによると、ワンダーズも武道館でコンサートすることを目指していたんですってね。

―――そうなんだー! 知らなかったぁ。武道館でコンサート出来たらいいねぇ。

でも、それが突然の引退発表。どうやら武道館じゃ物足りなかったんですかね。後楽園球場の方がお客がいっぱい入るし・・・。

―――おい! 後楽園はキャンディーズだよ。

♪春一番が掃除したてのサッシの窓に ほこりの渦を踊らせてます~♪

―――だからっ! その曲はキャンディーズの微笑がえしだってっ!(怒)

♪お引越しのお祝い返しも済まないうちに~♪

―――・・・・・・。

(気を取り直して)まぁ、人気絶頂の時に潔く辞めるのが、彼女なりの引き際の美学ってヤツなのでしょう。いかにも鱸さんらしいっ!
♪これっきり、これっきり、もう、これっきり~ですか~♪ ってな具合にね!

―――そう、それそれっ! 百恵ちゃーん!

♪うす紅のコスモスが秋の日の~ 何気ない陽溜りに揺れている~♪

―――うわー、すっかりいい気になってる。鱸さん! これからも、このブログは欠かさずチェックしてね~!

実は、会社の付近でよく見慣れないトンボを目にする。
少し奇抜な柄をしたトンボ。2.3種類いると思う。

都内の公園でお散歩をしていたところ、池にはいろいろな生物がいた。鯉、鳥、亀、蛇、未確認生物などなど。広くはない池に実に多種多様にお住まいのようだ。何の気なしに眺めていたので気付かなかったが、こういった池にいる生物は、鯉は別としてもちゃんと管理されているわけでもなく勝手に住みついている動物らしい。一番危険なのが人間がペットとして飼いきれなくなった生き物を勝手に放流してしまった動物たちらしい。
多くの人に馴染み深い「ミドリガメ」。飼いやすく一度は見たことがあると思うが、成長につれ気性が荒く、結構危険な亀のようだ。持て余した亀は、公園に放たれかなりの数になって繁殖をしていくそうだ。
「スッポン」も公園の池には多い。この時期スッポンが産卵時期のため、雨にぬかるんだ所に池から上陸してくるとゆう。このときのスッポンは非常に攻撃的でナーバスになっている。絶対に近寄ってはいけないそうだ。

こうした飼い主の身勝手で憩いの場に似つかわしくない危険が沢山増えるわけですよ!
元々あった風景、環境、生態系が崩れていくのだ。植物もしかり。どんどん外来種の草花が増えると、例えば森の風景が違ってくるのである。きっといろいろな問題が出てくるのだろう。
ここ都会では、すでに日本原種の雑草はないのかもしれない。

あのトンボもものすごく遠い国から積み荷に混じって来日してきたのか、腹黒い密輸でやってきたのかわからないが、もしかしたら外来種なのかなとここ神保町にやってきた道のりを妄想してしまうのであった。
Hasta la proxima semana!ヾ(´ε`*)ゝ

絵を描く女性

text by 赤様

背の高い女性がカートを引きずり、
電車の中を歩いて僕の隣に座った。
外国人の女性だった。

座るとすぐにカートの中を整理しはじめた。
瓶のに入った水をプラスチックボトルに移したり。
ガサゴゾ、ガサゴソ・・・。

本を読んでいた僕は、
落ち着かないその女性がうざったかった。

しばらくして整理し終えると、
小さなスケッチブックと
色鉛筆が20本くらい入っているケースを取り出し、
唐突に絵を描き始めた。

何でこんなところで・・・と思いつつ、
十年くらい前のある出来事が甦ってきた。

寝ぼけ眼で地下鉄に乗っていた。
日曜の朝、通勤中のことだ。
8時30分、赤坂見付の駅に着くと、
一人の女性が乗ってきた。
手にはA3くらいの大きなスケッチブック。

ほとんど乗客がいない座席に座ると、
そのスケッチブックを広げ、
電車中のある一点を見つめ描き始めた。

鉛筆を持った手がとてつもない勢いで動く。
次の駅、青山一丁目までのわずか2分間の出来事だ。
ドアが開くと同時にスケッチブックを閉じ、
その女性は颯爽と電車を降りていった。

一気に目が覚めた。
彼女のそのエネルギーを目の当たりにしたからだ。
時間とか場所とか人前とか一切が関係なく、
ただ純粋に突き進むこと。
そのことが僕にとって、物凄いセンセーショナルだった。
一途さの大切さ。
そんなことを教えられた瞬間だった。

年中長袖

世界中の猛者達の宴は劇的な終演をむかえ、代わりに日本には異常な湿度と不快指数とゆう形で熱気を残した。
これがまた洗濯をしてもいいのか、干してもすっきり乾かない曇り空。いつ雨が降ってもしかたない。
しかし、外はこれだけ暑いのにもかかわらず室内はどこに行っても寒い。
この激しい温度差でめっきり体調がおかしくなってきた。
自宅での食事には熱いお味噌汁が欠かせない。帰宅すると体は表面は暑いのだが体の芯は冷えきっていたりする。お味噌汁を頂くとものすごく体がほぐれていく感じがする。
具の内容は1年中あまり代わり映えしないが、季節感を取り入れてミョウガが最近のお気に入りだ。
飲物もできるだけ温かい物にするようにしている。
コンビニや自販機に温かい飲物が一斉に無くなってしまうのはいかがなものでしょう?
吾輩は年中温かい物が大好きだ!!!
Hasta la proxima semana!ヾ(´ε`*)ゝ

バリ島の色 再び

今回も先週に引き続き、バリ島の風景をお届けしようと思う。
前にバリ島の色について書いたことがあるが、今回は色について別のイメージを掲げてみた。


DSC00100.jpg
バリ島はよく祭りの島だという言い方をする場合があるが、このイメージはその祭りの風景である。
祭りはオダランという。ひとくちにオダランといっても、その種類が多く、
日本人には理解しにくいほど多くの祭礼行事がある。
彼らのハレの日の服装は、白や派手なピンク、そして黄色がキーカラーである。


DSC00109.jpg
オダランで見かけた少女。この子の着ている服装も、バリでの祭りの時の正装である。
観光客でも、きちんと正装すればオダランを見学するためにプラ(バリ・ヒンドゥーの寺院)に
入ることができる。(私も白の衣装を一式持っている)こちらもやはりピンクの衣装だ。


DSC02624.jpg
バリでは花を用いるシーンがとにかく多い。これは飾りとしてテーブルに置いてあったものだが、
先ほどのオダランでも花を祈りの時によく使うし、日々の暮らしの中でも、神々に捧げる
お供え物に花は使われる。白いのは「ジュプン」といい、フランジパニという花。
ジュプンの語源は「ジュパン=インドネシア語で日本のこと」らしい。
バリ島で色を意識する機会が多いのも、豊富な自然に自生している花のせいだろうか。


DSC02692.jpg
前回も掲げた、ホテルからの眺望の別シーン。見渡す限りの緑である。
緑というのは、私にとっては青空のスカイブルーと共に心癒される色だ。

皆さんもここに行けば気付くはずだ。色が濃く感じるのを。

教養ってなんだ?

Text by 赤様

 あなたにとって、知識ってなんですか。教養ってなんですか。勉強ってなんのためにするのですか。

 5月27日、「爆笑問題×東大 東大の教養」という番組が放送された。爆笑問題が東大の新入生や教授とともに、教養についておもしろおかしくトークバトルするという番組。

 テーマはひじょーに硬いですが、太田光が独特の口調で柔らかく解きほぐしてくれる。

 これを見て、いろいろ考えさせられた。教養ってなに?何のために身につけるのか?

 僕は、僕の人生での経験からこう考えた。
「教養とは、見栄を張るためのものではなく、生きるための道具である。
 知識を知識で終わらせるのではなく、自分の経験を材料にして、知識から生きる知恵を見出すための道具である。
 どう生きるか、自分がどうなりたいかという自分の目的に対して、その道具をどう使えば良いのか。その使い方次第でどうにでもなる自分の人生を楽(手抜きという意味ではなく)にするもの、幸福にするものだと。
 だから、勉強でも仕事でも日常生活でも、自分が得てきた物事が、生きることの豊かさにつながらなければ意味がない。 教養はそれを実現しようとして試行錯誤の過程で身に付いた道具であると」

 さて、あなたはどう考えますか?

 この番組は大きな反響を呼んで、メールや電話などでの再放送希望が殺到した。

 番組途中からしか見られず録画もできなかった僕も、NHKに再放送の有無をメールで問い合わせた。すると「再放送の予定はないが担当者にその旨を伝えておきます」という返事が返ってきてガッカリしていた。

 そうしたら、その放送が再びオンエアされる情報を最近になって手に入れた。

7月8日(土)22:00~23:30
NHK教育テレビ(3ch)
ETV特集「爆笑問題×東大・東大の教養・決定版」

 ぜひ、みなさんにも見ていただきたい。お見逃しなく!

吾輩は先刻より申し上げているとおり特別Footballに興味があるわけではない。
どんなスポーツも国際大会であれば何でも観てしまう。
国内のリーグはなんの興味もない。ミーハーなのだ。
このミーハーに乗じて、パンチさん・赤様他数人と今回のワールドカップに色を付けて少し遊んでいる。
今夜(7月4日19時頃に書き込みしております。しかも夜じゃないか?朝か?)27時開始のイタリアVSドイツには格別の思いがあるのだ。
パンチさんと一騎打ちだ。
当初の予定ではイタリアがそんなに善戦するとは正直思っていなかった。イタリアのスタイルに興味を持てないし、もっと強豪国はいっぱいあるし半信半疑だった。しかし、もうBest4入りではないか。どうせなら吾輩が一人勝ちしたいじゃないか!!!
頑張れー こうしてドイツまで念を送りつつ27時キックオフを待つ。
このブログがUPされる頃には、勝敗が決まっている。どうなっていることでしょう?
最近小学生並に就寝時間が早いので、勝敗の行方を知らずに出社しているかもしれない。
当然低血圧の私が早朝に起きるとは思えないし。。。
心優しい方はやんわりと教えて下され。

ワンダーズ鱸chan←吾輩もあそこの抹茶ソフトは大好き そしてバーゲンはぬかりなくじゃ!!

Hasta la proxima semana!ヾ(´ε`*)ゝ

涼しげな風景

| コメント(3)

今は梅雨の時期でうっとうしい。
このところ雨は少なく感じるのだが、やはり湿気が多いせいか暑苦しく感じる。

今日は能書きは抜きにして、気持ちの良さげなバリ島の風景をお楽しみください。

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バリ島の早朝の景色。南国のバリ島ながら、私の訪れるウブドというエリアは、朝夕はとても涼しい。

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コテージからの風景。見渡す限り空の青と植物の緑。目にもやさしい。

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田圃の風景。バリ島は、クタなどの繁華街を除けば非常に田圃が多い。
遠くに見えるのは、アグン山といって、バリ島の宗教バリ・ヒンドゥーの中心であり、バリ人の心の拠り所になる山だ。

04.jpg
クタの黄昏。クタはバリ島の繁華街で、世界中の観光客がここに集まるところ。
海岸沿いのレストランからの眺め。クタの夕日はバリ島観光の目玉だ。
13年前に初めてバリに行ったとき、この海岸でサーフィンをした。サーフ・ポイントとしても有名だ。

ああ、バリに行きたくなってしまった・・・・。

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