2010年12月アーカイブ

年を越す瞬間、ジャンプして、

「俺、地球にいなかったぜ?」

と、自慢気に話したりはしません。








どうも、僕です。






一年早かった・・・




いや・・・長かった・・・






そんなことを考える時期になりました。




あっという間だったなと、よく耳にしますが、




実際、「あっ」で終わらないでしょ。





と、つっこみたい。










思い返せば今年の一年・・・





色とりどりの季節が過ぎ、泣いたり笑ったり・・・










うん、



思い返したらきりがないのでやめます。










はて、どうやら、僕で今年のブログは終わりのようです。








では、ちょっとまじめに。




メンバーを代表しまして、ご挨拶を。








平素はひとかたならぬお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
今後とも、皆様のご期待にお応えできる会社として邁進する所存です。
なにとぞ、一層のご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申しあげます。








では、よいお年を。








今日のBGM:JOHN LENNON / HAPPY XMAS(WAR IS OVER)

寒いですね。

あまりの寒さにヒートテックを買うのを決意しました!

 

なんのイベントも起きなかったクリスマスが終わり、

後は年末に向けて突っ走るだけです。

 

今話題の断捨離(だんしゃり)で長年溜めた汚れを今年の内に洗い流しました!

読まない本とか

使いそうで使わない紙・文房具とか

何となくとっておいた小物とか

多分着ない服とか

 

思い切ってゴミ袋に放り投げてたら、

使えないものが出てくるわ、出てくるわ。

 

電源の入らないラジカセなんかも出てきてちょっとヘコみました。

最終的にゴミ袋4つ分になって、どんだけ溜めたんだと・・・

そのおかげで狭い部屋が少しだけスッキリしました!

 

これで安心して来年を迎えられるような気がします!

一年を振り返って

メリークリスマスです。


クリスマスと言っても
普通に仕事だし、明日も仕事だし・・・
と、普通の日とあまり変わらず過ごすジルですが、
本日は今年最後のブログ担当ということで
今年の本ランキング(ジルの完全なる独断)を発表します。


以前もブログで上げてしまっているのですが
一位は抜かれることなく

『神去なぁなぁ日常』三浦しをん・著


二位は
最後に追い上げてきました

『赤朽葉家の伝説』桜庭一樹・著


三位は
『田村はまだか』朝倉かすみ・著



となりました。



今年はあまり多く本を読めなかった気がしますが
来年もめげずに
たくさん本を読んで行こうかと思います。

ジルでした。

ささくれが痛いです

ども。
カロリーです。

週末に引越し終わりました。

広いです。

寒いです。

ガランとしています。


西小山が恋しくなってきました。


あの美味しいたいやき屋さん・・・

魚介系とんこつラーメン屋さん・・・

21時以降半額のパン屋さん・・・

家の目の前にあるお弁当やさん・・・

家からすごく近くにあるパチンコ屋さん・・・


ジャージで平気で歩けた西小山。

いつかまた住みたい!!

まぁ、西小山への想いはこのへんにして。


これからは多摩川沿いをチョコッと走って、
ランナーの仲間入りしようと考えています。

本当に走ってる人が多いんですよ!

若いお姉ちゃんも結構います。

そこ目当てとは断言しませんが、楽しみの一つに加えておきます。

長続きするといいなぁ。

それではまた。

 


 

師走ですね。

気付いたら今年ももうあと僅か。
すっかりこの一年を振り返る季節になっています。

この一年を振り返ってみると、
公私共々充実した一年だったと思います。
もちろんやりたいことや目標を掲げてそれができたか、
ということになるといささか口ごもってしまいます。
とはいえ、いろいろなことに挑戦したと思います。

私のブログもこの回で今年は終わりになります。
また来年の回まで少し間がありますが、それまでに
次の年の目標を決めてみたいと思っています。

人というのは目標や目的が無いとなかなか動けないものです。
漠然と「やろうと思う」とか「何となく」では、
そのまま流されてしまうでしょう。
これは経験から来る私なりの結論です。

来年の今頃、果たしてその目標は達成できるのか?
そんなことに若干の不安を感じつつ、
来る年が皆さまにとって素晴らしい年であることをお祈りしつつ
筆を置きましょう。

どうぞ来年も宜しくお願いします。

text and photo by 赤様

龍馬と慎太郎像.jpg

  ↑霊山護国神社の坂本龍馬と中岡慎太郎像

 

今年最初のブログで、坂本龍馬に関することを題材にしたが、
最後も龍馬で締めようと思う。

大河ドラマで取り上げられたこともあり、
坂本龍馬という人間が、
これほどクローズアップされた年もなかっただろう。
でも僕は、大河ドラマはほとんど見なかった。
1話まるごと見たのは1度だけ。
途中の部分をチラッと見たのも1度だけだ。

しかし、龍馬の「これからの日本」を強く思う気持ちは、
大河ドラマを見た人も、そうでない人でも、ご存知のとおりだ。

今に限ったことではないが、
政治をめぐる報道は、いつもドロドロとしてすっきり感など微塵もないが、
そう考えると、もし、龍馬の時代にマスメディアが発達していたら、
龍馬はどういう報道をされていただろうと、
妙なことが頭をよぎった。

徳川幕府は、今に例えるなら菅内閣(平成22年現在)で、
徳川御三家の水戸藩、紀州藩、尾張藩は与党民主党にあたるだろう。
そして、薩摩や長州は、自民党などの野党勢力ということになる。
とすると、龍馬はいったいどんな存在なのか?

龍馬は、実の権利を持って行動していた人間ではない。
政治のニュースを見ると、与党対野党という構図が一般的だが、
龍馬はそのどちらにも属さない。

まあそれは、この際、どちらでもいいだろう。
だが、メディアの切り口のほとんどは、与党か野党が基準であり、
視聴者もいつしかそんな視点で時代を見る。
取材対象も記者クラブも与党や野党にあり、
そこから情報が発信されることが自然な流れだ。

でも、どこにも属さず、いろいろなところへ動く龍馬のことは、
どこのメディアもなかなかつかまえられず、
評論家かジャーナリストが、ニュースキャスターの脇で、
「実は龍馬という人物がいて、
かくかくしかじかという行動をしているようです」
というコメントを言うのが、マスメディアとしては精一杯なのではないか。

そう考えると、間違いなく龍馬は「影」の人物と言える。
日本では、とかく影で動く人物、いろいろと根回しをする人物に対して、
あまり良い印象を持たない風潮がある。
それは、日本人の国民性をみれば、
おそらく江戸時代も同じなのではないか。
もしかしたら、世間は彼を斜めに見て、
メディアもそういう視点で報道したかもしれない。

では、なぜ彼は英雄であり続けるのだろうか。
ほとんどの場合、龍馬を最初に知るのは、その功績で、
そのあとに、功績への紆余曲折やその人柄がわかる。
彼を偉人と思えるのは、
そういう順番を経ているから、というところはあるだろう。

でも、いくら功績があっても、
その人物像に共感できない歴史上の人物は少なからずいるのも事実だ。
それでも、なお一層、龍馬が魅力的に思えるのは、
やはり彼に強い意志と覚悟があったからだろう。

侍は、いつ死ぬかわからないから死に対する覚悟ができている。
しかし、その覚悟が、今最も忘れられている価値観であるような気がする。
龍馬は、何事にも屈せずに突き進む覚悟を僕らに教えてくれている。
そう思えてならない。

龍馬が近江屋で暗殺されなかったら、
近代国家の建設にどう関わっただろうか。
いや、それよりも、マスメディアの発達した現代に彼が生きていたら、
社会にどんな影響を与えるだろうか。

龍馬の墓が、京都、東山の霊山護国神社にある。
中岡慎太郎とともに眠るその地で、
彼は今の世を「これじゃ、いかんぜよ」と思っているのではないだろうか。

おはようございます。ikeです。

2010年も後2週間となりました。
皆さんは今年やり残したことはないですか?

「終わり良ければ・・・」とは言いますが、
やはり1年やってきた中で、自分の至らなかったところ、
反省すべき点等あるのではないでしょうか?

「今年の汚れ、今年の内に」みたいな軽いノリで
「今年の売上、今年の内に」って出来れば良いんですが、
そんな簡単にはいかないですね。

「因果応報」という言葉があります。
過去の因(原因)によって現在の果(結果)があるという意味。

現時点での数字が低い場合は、
過去に遡って営業活動が出来ていたのだろうか・・・?
深く深く反省。

でも見方を変えれば、
未来の果を求めるのならば、今現在において因を作っていくことが
非常に大事である。


今年の漢字は「暑」だそうですが、僕の中では「耐」。
つくづく保守的だなぁって感じがしますが、
2010年の今日から2011年に向かって
「戦」の一字を掲げ、営業していこう!



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2010年での僕の出番は本日最後です。
2011年からは更にパワーアップした
ikeちゃんマンがお見せできるよう頑張ります。
76キロ→80キロにはならないようにしますが・・・。

サダヲかわいい。。。

阿部サダヲのカエラダンスにときめきすぎて
ずっともやもやしています。。。たっこです。

いまわたしのまわりで
サダヲさん大人気です。
なんであんなにかわいいんだろう...ずるい!もう!!
もやもやもや


今年も残すところあと半月ですね。
はやいなぁ。
まだそんな実感、全然ないです!

今年1年を振り返ってみると・・・
うん、目標の7割は達成、かな!
ぎりぎり合格です^u^
がんばった!

来年は今年よりももっともっと充実してるといいなぁ。
楽しみです^o^!
年があけるまえに来年の目標も
決めないとー!

なにしようかな〜
やりたいこといっぱいです^v^

あ、日記みたいなのやってみたいです!
あんまり日記って続いたことないので・・・
もしかしてこのブログが一番続いてるのかな??笑

よし、来年は日記だ!
日記をつけます、ちゃんと!!



そういえばなんだか一年のしめくくりみたいな
文章になってますが、
わたしって今年これが最後ですか?笑
どうだっけ・・・忘れちゃいましたごめんなさい^^;

一応!ご挨拶を!

今年もお世話になりました。
来年もよろしくおねがいします^u^☆
みなさん良いお年を〜♪

-tacco-
夏って薄荷キャンディーみたいやね。


好きな人は好きだし、嫌いな人は嫌い。


食べてみたら意外と美味しかったり、


やっぱり美味しくなかったり。






でも、食べ終わった後は、淡く口の中に残り、気がつけば消えていく。






と、誰かが言ってたような、ないような。





どうも、僕です。





いや~夏物語、

皆様のおかげで無事終了しましたね。

本当にありがとうございました。









cozyさん同様、

僕も、8割実話です。















僕が言える立場ではないですが、

ありがとうって

伝えられるうちに伝える言葉だと思います。

















え?





今日は、普通だって?








んー



コマネチ!!




では、また。



今日のBGM:くるり/ばらの花

忘年会として、新宿高野のフルーツバイキングに行ってきました!

 

12月ということもあってか土日の予約が出来ず、1時間以上並んでました。

人気だとは聞いていたのですが予想以上でビックリ!

入って座った瞬間から制限時間90分が始まり、

時間が過ぎると店員さんによって退場させられます。

なかなか厳しい。

クリスマスフェアで骨付きチキンや焼きたてオムレツなどを作ってくれるのですが、

それに10~20分ほど並ぶということで無視してフルーツにがっついてました。

 

食事の内容は種類がそれほど沢山なかったですが、

ともかくフルーツが美味しい!

完熟メロンはもちろん、キウイもパイナップルもグレープフルーツも甘くて美味しい。

デザートのムースやケーキもしっかりと果物の味が生かされていて、

一心不乱に食べてました。

 

食べて飲んで落ち着いた頃にはほぼ90分経ってしまい、

余韻にあまり浸ることなく追い出されてしまいましたが

フルーツ充実して大満足でした!

 

名残り

みなさん、何もなかったかの様に
通常ブログ再開していますね。


私は前回のブログ開設5周年記念イベント
楽しかったけど、
あんな少しの文章を書くのに
何時間もかかるとは・・・。

みんなで繋いでるっていうプレッシャーも
想像以上でした。




ブログメンバー全員で『物語』を創ろうって
話が出たときは
すっごくテンションがあがって
「やりましょう!楽しそう!」と
一番盛り上がっていたジルですが、
いざ自分の番が回ってきたら
苦悩しまくりでした。



なぜか、韓流系ラブストーリーになるとばかり
思っていたので焦りました。

ラブも、記憶喪失も、交通事故もなしでした。

でも、ほっこり系のいい話になって良かったです。


イベント期間中は
ブログメンバーとエレベーターで合うと
「あれ、想像以上にキツくないっすか!?」
って話題で持ち切りで楽しかったです。



普段、本ばかり読んでいるのに
いざという時に何も力を発揮できないなんて・・・と
未だに悔しがっているジルでした。

皆様よいお年を

どうも、え?あと半月もあるのに年末の挨拶早くないかですって?
いや、実は今年のブログなんですよ。もりぞーです。

そう、今日のこのブログ何書こうかなーとカレンダーを見てて
気が付いたんですよね。
翌々週の担当日が祝日だって。

なので、今回が2010年最後のブログとなるわけです。
皆さんよいお年を~!!



と、言うにはあまりにも早過ぎるので、
ちょいと今年の私の出来事について思い巡らせてみたのですが・・・

・春先に初食中毒(雑菌が腸に入っただけですが)を体験
・年に一度の夏旅行行けず
・秋口に原因不明の腹痛で、友人らとの遠足計画欠席

と、まあなんか厄年でもないのに、
残念なイベント盛り沢山でした(苦笑

まあきっと楽しかったことも沢山あるはずなんすが、
なかなか記憶に残らないんですよねー。
楽しいこともちゃんと記憶に残ればいいのに・・・。

来年こそ残念な思い出より、
楽しい思い出が記憶に残るよう努めたいたいですね。


そんな訳で
皆様今年はどうもありがとうございました。
どうぞ来年もよろしくお願いいたします。

では、よいお年を~!!
(・・・やっぱりこの時期にこの挨拶は早いよなー 苦笑)

オバカロリー

ども。
カロリーです。

先週末、実家に帰省しておりました。

やっぱ地元はいいもので・・・。

ラーメン屋を2軒!

もつ鍋を1軒!!

うまかったなぁ~。

そんな感じで福岡大好き野郎なんです。

 

さてさて、前置きはこのくらにしておきやす。

金曜日にお休みをいただいて、帰省したのですが・・・。

朝の7時10分の「羽田→福岡」に乗るべく羽田空港へ☆

メッチャ早起きで多少辛かったのですが、忘れ物がないか再確認。

「 よし! 完璧や♪ 」

福岡での行動を想像しながらウキウキな感じで家を出る。

そして・・・ 空港到着!

食いしん坊なカロリーさんは、
早めに着いて、空港で一人朝マック♪

幸せなひと時を過ごし搭乗手続きカウンターへ。

カウンターへ向かう途中に「7時20分 羽田→福岡」と見えるが、
その時は何も気にならずスルー。

そして、いつものようにカウンターで事前に
購入した引換え用紙を差し出したその時・・・。

なんか慌しい感じになっているので、少し緊張。。。

もしや!?
チケット詐欺か?

そう。
以前、知人がそういう詐欺にあっていたので不安がよぎる・・・。


そして、事件勃発~!!!!!


「すいません・・・。」

「お客様のご購入されたチケットなんですが・・・。」

「福岡→羽田になっておりますが・・・。」


少し肌寒い空気の中、一気に汗が吹き出る。

恐る恐る、引換証を覗き込むと。。。


「12月3日 7時10分 福岡→羽田」・・・・。

念のため帰る時の引換え証を見ると、
「12月5日 12時00分 福岡→羽田」・・・・。


ちーん・・・。

はい。
バカなカロリーは両方「福岡→羽田」を見事購入していました。


汗が、一気に脂汗に変わる。


そして、一言。

「何とかなりますか・・・」


返答は、

「何ともなりません。」

「改めて購入していただくしかございません。」

じゃ、買うしかない!!

しかし、

7時20分・・・満席

9時20分・・・満席

11時20分→12時00分に変更。残席わずか。

あわてて、購入するカロリー。

乗れるのはよかったが、
空港に5時間以上滞在することになったカロリー。

本当にバカですね。

今度から気をつけようと思います。

みなさんも、ないとは思いますが・・・ 気をつけてください。


福岡は楽しかったですよ!!

それではまた。


 

「夏物語」が終わって

先週末に当ブログ発足5周年を記念しての新しい試み
「夏物語」が終わりました。

私も含めて9人のスタッフによる物語はいかがだったでしょうか。

スタートのプレッシャーもまたありましたが、
次の人がどう物語を繋いでいくのか、
非常に興味深く読み進めていきました。

アンカーの赤様さんはフィクションとは言いましたが、
実は初回の展開は実体験が8割程です。

何もないところでストーリーは始まらないので、
次の展開から全体の結末に至るところの流れは
ある程度は考えた上でのスタートでした。
当初はラブストーリーと時空のズレを利用した展開を考えていましたが、
その後は繋いでいく人のアイデアで、その通りにはならない訳です。
いい意味で予想を裏切られた展開になっていくのは、
やはり面白いと実感しました。

ストーリーの流れを木の枝のカタチに例えるなら
次の展開はどうなるか、色々な選択肢があるのだと思います。
ファンタジーになる展開、ホラーになる展開・・・
そう考えると、なんだか人生のような気もしてきます。
次に自分がどういう選択をするのかで
その先の展開も変わってくるという。


いずれにしてもみなさんお疲れさまでした。

またいつか、カタチを変えて、新しい試みをしてみたいですね。

え? もういいって?

夏物語 最終回

text by 赤様

駅員にうながされ改札を出た。

母の実家のある町は、
すでに祭りの雰囲気が感じられた。
いくつかある商店の軒先には、
祭りのポスターが貼られている。

―――あ、おじいちゃんだ~~
駅前には、帰省した親子が、プリウスから降りてきた初老の男と、
久しぶりの再会を喜んでいた。

僕は、母の実家に向けて歩き出した。
『今までみていたのは、夢だったのか・・・』
少し考えた。
だが、歩いているうちに、
そんなことは夢でも現実でもどうでもいいことだと思いなおした。

そう。僕はいままで、面倒くさいと思うと、
人とのかかわりを、何かに理由をつけて避けてきた。
とにかくその場凌ぎで、自分の気の済むようになれば、
それでいいと思ってきた。

特にコミュニケーションが苦手なワケではない。
だけど、器用に他人と接することが出来ず、
しかも、逃げているという後ろめたさもあり、
そんなもどかしさが、いつも心の中を旋回していた。

そうわかってはいるものの、それを直そうとはせず、
そうしているうちに時間だけは確実に過ぎていき、
袋小路から抜け出せなくなっていた。

でも、ようやく気づけたのだ。
逃げても、自分の人生のなんの足しにもならない。
何事も素直に受け入れ、敬意を持って相手と真正面から接することで、
はじめて、相手のやさしさを感じることができる。
ばあちゃんがそう思わせてくれたのだ。

携帯が鳴った。
電話は、小学校以来の親友の慎司からだった。
神社の向かいにある町内会館で、
祭りに出す店の準備をするから、おまえも来い、
という内容だった。
「今日は絶対に行くよー!」
そう言って電話をきった。

でもその前に、行きたい、いや行かねばならないところがあった。
安養寺だ。
ばあちゃんはその墓地に眠っているのだ。
『何よりも、まずそこに行って挨拶をしなきゃ』

さっきバックに入れておいた飴玉をポンと口に入れた。
そして、その包みをしばらくじっと見た。
『これは捨てられないな』と思い、
きれいに折って定期入れの中にしまった。

空を見上げた。
大きな青い空に入道雲がわきたっている。
時間は昼を少しまわっていた。
僕の心は、この空のように晴ればれとしていた。

(完)

 

後口上

いかがでしたか。
現状9人の担当者が物語を繋いでいくという無茶?な試み。
この間、互いの申し合わせは一切なし。
朝に更新されるブログを読んで、
次の担当者が続きのストーリーを考えるという、
まるで落語の大喜利のようなプロジェクトでした。
それでも、なんとかひとつのカタチになったのではないでしょうか・・・。
この難題に、いつもより余計にプレッシャーを感じ、
帰宅後、深夜遅くまで考えて文章化していた面々の、
血と汗と涙の結晶です(ちょっと大袈裟か)。

振り返れば5年も続いたこのブログを、
これをキッカケに、なお一層のご愛顧をいただければ幸いです。
これからもよろしくお願いいたします。

あ、最後に、これだけは言わせてください。
この物語は、フィクションです。(笑)

第8回

僕は、ばあちゃんに抱きつき泣いた。
どれくらい泣いたのだろうか?

しばらくすると、ばあちゃんが、
「たかひこ、お祭りに行く?」と声をかけられた。


僕は、あの日行けなかったお祭りに、
ばあちゃんと一緒に出掛けた。

ばあちゃんに綿菓子を買ってもらい、
ばあちゃんと一緒に食べた。

僕はとにかくしゃべり続けた。
長い間、胸につかえていたものがとれ、
ばあちゃんと一緒にいる時間を楽しんだ。

お祭りの帰り際に、僕はばあちゃんにお願いした。
「ねえ、ばあちゃん、この飴買ってよ!」

僕は、ばあちゃんに買ってもらった飴を手に持ち、
家に帰った。










「・・・ん!・・・・よ!!」


「・・さん!・・・すよ!!」


「お客さん!終点ですよ!!」


僕は再び、駅員に肩を揺すられ目がさめた。
僕の右手には、飴玉があった。


第七回

僕の叫び声に、ばあちゃんは驚いた表情で振り向いた。
そして僕の姿を見ると、
涙をごまかすようにあわてて目を伏せる。


「はぁ、はぁ、ば、ばあちゃん・・・」

追いついた僕は少し息を整え、
ばあちゃんと向き合った。

ばあちゃんの手はわずかに震え、
持っていたお稲荷様をぎゅっと抱き寄せた。

昔の僕には気づくことができなかった。
いや、気づこうとしなかったのか。


本当は知っていたんだ。

ばあちゃんにとってこのお稲荷様は、
亡くなったじいさんの大切な形見だということを。

ばあちゃんの大切な宝物だった。

だから、幼い僕は
ばあちゃんのあまりにも大きな悲しみから
ただ逃げることしかできなかった・・・。

でも、いまの僕なら大丈夫。

こみ上げる涙を必死にこらえ、
僕はばあちゃんに言った。

「ばあちゃん・・・
 お稲荷様を壊したのは僕です。ごめんなさい。
 ばあちゃんを傷つけてしまって、本当にごめんなさい!!」

僕は、深々と頭を下げた。

 

長い沈黙が続く。

 

ぐいっ

突然首を無理やりばあちゃんのほうに向けられた。

怒鳴り声とげんこつを覚悟して目をつぶっていた僕に、
ばあちゃんは驚くほどやさしい声で言った。

「もう、いいんだよ。
 ごめんね。ありがとう、たかひこ」

あぁ、そうだ。
これが、僕がずっと探していたもの。

目の前には、
やさしい笑顔のばあちゃんがいた。 

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