2013年3月アーカイブ

目黒川の桜

text by 赤様

桜の季節ですね。
気温もあたたかくなってきましたし、
あちらこちらで、咲いている桜をみると、
ちょっと嬉しくなります。

僕は毎年必ず、桜の写真を撮りに出かけます。
今年も何箇所かに行きましたが、
そのなかから今日は目黒川の桜を紹介します。

ここは、幅20mくらいの川の両岸に桜並木が3.8kmほど続く、
有名なお花見スポットです。

ここの航空写真を一度見たことがあるのですが、
ちょっと、この光景はすごいです。
ビルの谷間を桜のオビが一筋、ずーっと連なっているんです。
3.8kmですから、かなりの長さです。
一度、周辺の高いビルに登って、そんな光景を見てみたいなと思っています。

でも、高いビルに登らなくても、
木々の上からこの桜を楽しむことができます。

この目黒川は、
高架になっている中目黒駅のホームの下を流れているので、
そこから見る光景も、またすごいです。


megurogawa01.jpg


まるで桜の絨毯(じゅうたん)です。
いや、花の印象からして、桜の雲と言ったほうが、
そのフワフワ感が伝わるかもしれません。

川の水面が見えないほど枝が川を覆い尽くし、
それを上から見れるので、
ホント雲に乗っているような気分です。

渋谷から東横線に乗って、
この桜が見えるところに差し掛かると、
車内で「うわぁ~~」という声が、
どこからともなくあがるほどです。

上の写真は、そのホームから撮ったものですが、
このときも僕の左右には、
老若男女たくさんの人がカメラや携帯を構えていて、
警備員が「電車が来るので下がってくださ~い」と、
規制するほどの賑わいでした。

もっとじっくり見たい方は、
下車して並木道を歩いてみるのもいいでしょう。
今度は下から見上げる桜になりますが、
この通り沿いには雰囲気のいい店が多いので、
それもまた華やかさを盛り上げます。

また、ところどころに橋もあり、
川に張り出した枝が、ちょうど目の高さにあるので、
桜の雲に頭をつっこんだような気分を味わえます。

今週は寒い日が多かったので、
なんとか週末まで、花が持ちそうですね。
ちょうど桜吹雪になる頃合いだと思うので、
そんななかを歩くのも素敵ですね。

完結

おはようございます、ikeです。
花見はできていません。


1年半位前に受注した案件が、
ようやく完成・完結しました。
長かった。

20130327_205501.jpg

今回納品したのは一番右の【どろろ】
一番左は【ワンダースリー】、真ん中が【バンパイア】。
携帯で撮ったので厚味が分りづらいと思うが、
これは本を納める箱です。

いやいや、我ながら良い仕事をしたな。

ひさしぶりの...

こんにちは、セロー225です。
今年も桜の季節がやってまいりましたね。

地元の桜通りも先週末に満開になりました。

今年はさくらの開花が早くてびっくりしていますが、
去年もそんなことを思っていたような。
なんだか毎年開花時期が早まっている気がします。

いつもなら、お花見ツーリングへと出かけるセローですが、
今年は体調を崩して家にこもっていました。

家で療養も兼ねてポカリを飲みながら、
録りためたビデオを見たり、
家の上空を飛ぶヘリコプターの音を聞いていたり、
のんびりごろごろ2日間を過ごしました。

出かける予定も全てキャンセルして
ひたすらごろごろ...。

週末2日間、何も予定を入れず、買い出しにも行かず
一歩も外に出ないで過ごしたのは
本当にひさしぶり。
季節の変わり目に、本格的な休息日となりました。

たまにはのんびりな休日も良いですね♪
どうも、僕です。




別れと、出会いの季節ですね。





日本人独特の、「はかない」




そんな季節ではないでしょうか。





きっと、この季節になると、

それぞれの「さくら」の曲が、心の中に流れる事でしょう。






えーっと、



僕はですね、




先週の金曜日まで、





桜が開花したことを知りませんでした。






てへへ。








そういえば最近、






「日本一の桜ウォッチャー 中西一登さん」





という方をラジオで知りました。




彼、桜にあまりにも魅了され、


全国の桜に出会うために、





なんと、





会社を辞めて、桜ウォッチをしているそうです。



全国で1,100箇所くらいを回ったそうですが、



東京のおすすめを以下で紹介してます。


http://kakaku.com/tv/channel=10/programID=32210/page=310/
(まだ他にもあるかもしれません。)





また、これからの季節の上級者向け花見スポットは、



「新宿御苑」



だそうですよ。





あと、2、3週間は咲いているそうです。






「ああっ 今年はまだ見てないわ」




という方、お急ぎあれ。





では、また。






今日のBGM:それぞれの「さくら」ソングということで。

KITTE

kitte.jpg
電車の中の「KITTE」の中吊り広告だ。

東京駅丸の内南口に先週の3月21日、日本郵便初の商業施設「KITTE」がオープンした。
まだ20代の頃、近くにあった広告代理店に足繁く通ったことがあったので、
スポット的になじみがあるところだ。
郵便局時代は何度か利用したこともあった。

この場所はご存知のように、旧東京中央郵便局局舎の一部を保存、再生して
建設されたJPタワー内にできたもので、ニュースなどでは98の施設があるらしい。
一時、鳩山邦夫元大臣の重要文化財の価値についての発言で
ニュースを賑わせたこともあった。

個人的に馴染みのあるところでは、東京フォーラムもそうだ。
当時は旧都庁だったところだ。
新宿に移転し、その後は国際コンベンションセンターとして利用されていて
東京ジャズなどで何度か訪れたことがある。

東京駅自体も最近古い姿を復元して、再お目見えした。

古い時代の姿がいつまでも残っている印象の東京駅周辺は
その姿をどんどん変えながらどこに向かっていくのだろうか。

待ってくれ〜

日々の
あったかいと寒いの繰り返しは
私の身体を蝕んで・・・いるような、いないような。

花粉症がひどいのですが
その症状の中に風邪っぽいものが
含まれているような気がしています。

喉がイガイガして、
くしゃみも連発だし
鼻水も年中無休
目もゴロゴロするし
咳も出ます・・・。

そう、咳。
咳って風邪なんじゃ・・・?
鼻水も去年より多い気がするけど
花粉も去年より多いらしいので
判別不能!

これは、もう
風邪薬で咳が治ったら
風邪だろうっていう
人体実験に突入します。


こんな事をしているうちに
近年まれにみる早さで
咲いている
桜が散ってしまう〜!
待ってくれ〜!


ジルでした。

安眠グッズ

どうも季節の変わり目は気候が荒れやすいとはいいますが、
最近の暑くなったり寒くなったりの振り幅がすごいことになってますね。もりぞーです。

そんな気候に右往左往されながら、質の高い睡眠生活を獲得するために
すごい安眠グッズを手に入れました!!


・・・と言っても、ブリーズライトなんですけどね(^^
http://breatheright.jp/

どうも、このブリーズライト、
私の身の回りではスポーツマンが良くしている姿を見るので、
酸素取り入れやすくして身体能力を上げるための物として認識していたのですよね(苦笑

で、今年あまりにも鼻づまりがひどく寝苦しい夜が続いたので、
半信半疑で買ってみたんですよ。
ほんとに息がしやすくなるのかなー・・・って。

そしたら、本当に息がしやすくなりました!!
若干鼻が引っ張られる感覚はありますが、
それより鼻呼吸がすんなりできて寝付けるのであまり気になりません。

これで舌と口が渇いて夜中に何度も目が覚めて、
うがいをしなければいけないって事態も避けられます。


・・・と、ここまで書いて読み返してみたんですが、
もの凄い商品宣伝臭のする記事になっちゃってますね(笑

でも長年この問題に苦しめられてきた私にとっては、
とても衝撃的だったんですよ!


まあ唯一の難点は、結構粘着力が強力なんで、
朝起きて剥がすのに水をつけながら剥がさないといけないことでしょうか・・・。



次の快眠グッズは抱き枕に挑戦してみようかな・・・。
0319.jpg

桜咲く

東京でも桜の開花が発表されましたね。

2002年に並んで最も早い開花宣言だそうです。

たまたまTVに映った靖国神社の標準木を見たら、

開花から花が散るまで追いかけていたた事を思い出しました。

 

当時の同僚が毎日標準木を撮影し、

それをブログで伝えていくプロジェクト

 

晴れの日はもちろん

雨の日も

休日も

蕾の頃から葉桜まで

 

毎日記録し続けました。

 

こちらが4年前の開花の日の記事

http://blog.livedoor.jp/sakulove55/archives/501802.html

 

今、改めて見ると

結構根性あったでしょ?

って思いますね!

text by 赤様

日々、仕事に追われるサラリーマンにも、
復興の力になれることはないものか。

たぶん、僕以外にも、
そう考えている人は、きっと多いんじゃないかと思います。

震災から2年が経ちました。

募金以外には、
支援も何もできない自分が、なんとも歯痒く感じます。
現地で汗を流している方々をメディアで見ると、
頭が下がるばかりです。

でも、ソーシャルビジネスなど、
新しい社会の仕組みが次々と生まれている昨今、
そういうものも出来てくれればと、
他力ながら期待しているところです。

また、違った角度から震災をみつめれば、
あのような被害を2度と出さないようにすることも、
その教訓に応えることにつながるのではないかと思います。

東大地震研究所の地震学者が言っていましたが、
地震は、今の科学では、まだまだ解明できないことが多いそうです。

地震は理系の学問であるにもかかわらず、実験ができません。
(建物の耐震のことではありません)
また、大きな地震も数が少ないため、データがなかなか集まりません。

地震予知とよく言われますが、
科学がこれほど進歩しているなか、
「これくらいのことは・・・」
という世間の感覚ほどには至っていないそうで、
今の子どもたちが大人になる頃でも、まだ難しいのが現実なのだとか。

あの震災のあと、
地震学会では、すごい議論があったそうです。
地震学会の意義や、予知の必要性など、
自分たちがやっていることの意味を、
根本から覆すような意見も出たのだとか・・・。

それから、その学者はこうも言っていました。
地震そのもので死ぬことは、まずないと。
どちらかというと、
建物の強度不足、防災対策の欠如、固定していない家具など、
人災の部分で命を落とし兼ねない要素が多い。
だから、今からでも自分たちにできることは、
まず、それに備えることだと。

そこで、まず誰にでも準備できるものは、この3つ。
LEDライト、笛、それに靴です。

地震は昼に起きるとは限りませんし、
建物の中で遭遇する可能性もあります。
電気が途絶えた暗いところでは、
LEDライトが頼りになります。

また、何かの下敷きになり身動きがとれなくなったら、
救助が来るまで、ずっと声を出し続けられるでしょうか。
そんなときに笛を吹く方が、はるかに体力の消耗が抑えられます。
(災害用のものがあるらしい・・・)
なので、これら2つは常に携行しておきましょう。

靴はベッドの下に置いておいてください。
地震は寝てるときにも起こります。
部屋には窓や棚の扉など、意外とガラスが多いことに気がつきます。
これらが散乱したなかでは、逃げ出すのも困難です。

かくいう僕は、まだ用意していません。
つっかえ棒は買いましたが、まだ家具の固定もしていません。

今後、地震がなくなることはないですが、
被害は、人間の手で減らすことができます。

それから、近隣の家が燃えていたら、
自宅が燃えてなくても家を捨てて逃げるべきなのだそうです。
なぜなら、地震が起きたら車の通行は困難になり、
消防車は来ないと思った方がいいからです。

様々なことを想定して、いかに備えられるか。
一緒に住む家族と、認識を共有しておけるか。
僕も含めてですが、
いつか、のために早めに備えておくべきでしょう。
3.11という日が単に地震を振り返る日ではなく、
きっかけにするいい機会になればと思います。

開花予想

おはようございます、ikeです。
昨日は風が強かったですね。
強風の影響で、電車が遅れたり、運転見合わせに
なったりで、結構大変でした。

もう3月なんですね。
今年の東京の桜の開花予想は3月17日、
満開になるのは25日頃。

たまには花見でもしたいものですね。

ピッカピカ。


花粉シーズン真っ只中、卒業式のシーズンが到来しましたね。


先週末、街で袴姿の女の子を多く見かけ、
『ワタシが袴を着たのはいつだったっけ・・・?』と
遠い目をしてしまったドリです。


『卒業』といえば、ワタシの2番目の姪っ子、あかりさんが来週幼稚園を卒園するそうで。
ハチャメチャ、メチャクチャ、と言われていた彼女が卒園とはねぇ・・・と
これまた遠い目をしてしまいます。


4月からはピッカピカの一年生。(古い?(笑))

ばぁばからお祝いにもらった、これまたピッカピカの真っ赤なランドセル。
(6年保障だって!!!)


130311_0756~01.jpg


このランドセルとともに過ごす6年間が
彼女にとって素晴らしい毎日であるよう、ドリは切に願います。


友達100人できるといいね☆
どんな学校生活になるのかなぁ。
初めての給食のメニューは何かなぁ。


オババカのワタシ、入学前なのに
すでに聞きたいことがたくさん。


これからが、楽しみです。


どうも、僕です。



らーめんが大好きです。


いやー


らーめんって素晴らしい食べ物ですよ。




飲んだ後の、締めのらーめんがやめられない。


そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。




僕は、

九州出身なので、やはり、


豚骨系が好きです。


細麺は、ばりかた、はりがね。


まあ

粉落としまでいったらお腹痛くなります。






さて、


ひょんなことから、らーめん屋の店長とお知り合いになりました。




やはり、その世界に生きるお方。





東京都内だけに限らず、様々なエリアのらーめん屋情報が満載です。



あそこに行ったら、○○っていうラーメン屋の、○○麺を食べてみな。


と、色々アドバイスをいただいております。








ここで、


最近食べたラーメンで、衝撃を受けたラーメンをご紹介。





恵比寿にある「阿夫利(あふり)」のゆず塩麺





東高円寺にある「らーめんてつや」の醤油ラーメン





横浜市磯子区にある「らーめん杉田家」のラーメン






あーだこーだは書きません。



どれも系統が違いますが、衝撃を受けました。


是非とも、食べてみてください。




では、また。




今日のBGM:ラーメン大好き小池さん / シャ乱Q

3.11

2年前の今日3月11日、東日本大震災が発生した。
関東では東北に比べれば、被害の大きさこそ小さいが、
地震と津波による死者も出ていて、さらには首都圏で交通や通信を中心に、
大きな混乱があったのは、東京で働く自分には
まだまだ鮮明な記憶として残っている。
社内でも本棚やパソコンなどが転倒したりするほどの揺れで、
それまで体験したことのない大きさの揺れだった。

あれから生活に何らかの変化があった、あるいは積極的に変化させた、
いろいろなことがあるのではないだろうか。
例えば自転車通勤を始めたとか、
歩きやすい靴にしたとか、
防災セットを買ったなど・・・

自分はこの経験を普段の生活に反映できているのだろうか?
とてつもない災害の「教訓」を活かせているだろうか?
こんな日だからというわけではないが、再点検が必要だし、
今一度あの時にあの後に考えたことなどを振り返ってみたい。

そして犠牲になられた方々に
哀悼の意を捧げたいと思う。

対策

どうも今週は暖かい日が続きますね。もりぞーです。

こんなに暖かくなってくると、
この時期恒例の花粉症が...。

って実は幸いなことに私は花粉症らしい
花粉症を患ったことがないんですよね。

中学以来からずっと眼鏡を掛けてるせいか、
毎朝ヨーグルトを食べて腸内環境整えてるおかげか、
あまりそれらしい症状がないのです。

しかも生まれが東京の青梅なので、
大量の杉花粉が舞う環境で育ったにも関わらず!


こう花粉の摂取量のMAXを超えると
急に発症するって言われてますけど、
子どもの頃から大量摂取してるはずなのに一体...。


まあそんな私も目のかゆみだけは数年に一回猛烈にかゆくなるので
目薬だけは常備してるんですけどね。
それにPCワークで目を酷使しますし。

...えぇ、まだ花粉症じゃないです。
まだ...まだ...。
毎朝鼻がズルズルするのも鼻炎だからですし!!

決して花粉症とかじゃないんです!(力説




...いやー、思い込みって偉大ですよね。

きおん

暖かいですね、急激に。

週末には20度になるとか・・・
先週の日曜は10度くらいだったのに。

注意しないと体調も崩してしまいそうだし
花粉の攻撃も本格化・・・
でも、あったかくなるのも
つらいばかりじゃないです。

私の実家近くの『曽我梅林』では
今週が見頃だったみたいです。

今年の気温は開花予想が難しかったのか
『梅まつり』は急遽延長したそうです。

一応、東京の桜の開花予想は3/25頃らしいのですが
予想通りにいくのかなぁ?

先週までは1ヶ月もしないうちに桜が咲くなんて
信じられなかったけど、
今週の気温はそんな冬の気分も吹き飛ばしてくれます。

春よ、来い!ってか、これって
もう来てるのか?


ジルでした。
0305.jpg

断線

スマートフォンを購入してから約9ヶ月

何とか使いこなせるようになってきましたが

一番気になるのは、電池の消耗の早さ。

目覚まし時計としてもも使っているので一日持たないんですよね。

なので、充電池などの周辺機器はいつも持ち歩いています。

つい先日も、朝から電池がなくなりそうで

充電しようとスマートフォンと充電池をケーブルでつないだのですが、

何をしても反応しない。

充電池の充電が切れているのかと思い、パソコンの方から充電してみる。

それでも充電されない。

よーく充電ケーブルを見てみるとコネクタの付根が切れて断線していました。

 

「充電できないからなるべく使わないようにしよう」

そういうときに限って、連絡がガンガン来るんですね。

電池を温存しながら使い、電池残量1%でなんとか過ごしました。

 

断線したケーブルの代わりはその日のうちに購入できました。

これからは予備として2本持ちすると安心かな。

命の尊さを知る


text by 赤様

先日、ちょっと素晴らしい番組をみましたので、ここで紹介します。
僕が大好きで欠かさず見ている「情熱大陸」です。
2月24日の放送で、
ある高校の食品流通科の授業が取り上げられていました。

見ていない方のために、簡単に説明すると・・・。
生徒がひとつずつ有精卵を受け持ち、
孵化を見守り、餌を与えて飼育し、ひよこから鶏へ成長させ、
最後に自らの手で殺し、食すという授業の模様です。

順調に育っていく鶏もいれば、
かえらない卵があったり、
殻を破れないで力尽きる雛がいたり、
障害をかかえた鶏がいたりと、
生きものとして無事に成長していくことは、
絶妙なバランスの上に成り立っているのだと、
まず、認識させられます。

生徒は、自分の卵に名前をつけるところからはじまり、
ちゃんと餌を食べているか、
元気そうに歩きまわっているかと、
毎日のように観察します。

ときには元気がなさそうなこともありますし、
身体に疾患が見つかることもあります。
心配そうに見つめる姿は、
もう人間と家畜という関係ではなく、
まるで親子のようです。
どんどん愛着が湧いていくのが見てとれます。

命と向き合うことによって生まれるこれらの感情は、
僕はごく自然なことだと思います。

残酷ですが、そんな鶏を、最後には処分します。
そのとき、生徒には2つの選択肢が与えられます。
ひとつは、業者に頼んで屠殺(とさつ)してもらうこと。
もうひとつは、自らの手で命を絶つこと。

割合は、わかりませんでしたが、
かなり多くの生徒が、自らの手で鶏の命を絶ちました。

なぜ、生徒は業者に任せる方を選ばなかったのでしょうか。
僕が思うのは、愛着の湧いた目の前の小さな命を、
他人の手によって絶つという選択は、
彼ら、彼女らには考えられなかったのでしょう。

このシーンは強烈でした。
生徒たちが泣きながら鶏を殺めるシーンは、
僕も痛烈に心が痛みました。
鶏を育てた生徒たちにも葛藤があり、
その様子は画面からひしひしと伝わってきました。

誰もが解っていることですが、
他の命の犠牲のもとに、僕ら人間の命は成り立っています。
でも、文明が進み分業化した現代では、
自分が食すものを、自らの手で殺す作業をせず、
業者という他人に、それをさせています。

もし、自分が食すものは自分で飼育し、
自分で処分しなければならなかったら、
あなたは、どうしますか?
でも、考えてみれば、
人間はそうして、これまで命を繋いできたんですよね。

いただきますとは「命をいただきます」という説もあるとか。
生きとし生けるもの、皆同じように価値があります。
グルメとか、何がおいしいとか、それもひとつの喜びですが、
それ以前に、
人間が生きるために、こういう事にきちんと向き合い、
そして、感謝を忘れないことが大切なのではないでしょうか。

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