Text by 赤様
あなたにとって、知識ってなんですか。教養ってなんですか。勉強ってなんのためにするのですか。
5月27日、「爆笑問題×東大 東大の教養」という番組が放送された。爆笑問題が東大の新入生や教授とともに、教養についておもしろおかしくトークバトルするという番組。
テーマはひじょーに硬いですが、太田光が独特の口調で柔らかく解きほぐしてくれる。
これを見て、いろいろ考えさせられた。教養ってなに?何のために身につけるのか?
僕は、僕の人生での経験からこう考えた。
「教養とは、見栄を張るためのものではなく、生きるための道具である。
知識を知識で終わらせるのではなく、自分の経験を材料にして、知識から生きる知恵を見出すための道具である。
どう生きるか、自分がどうなりたいかという自分の目的に対して、その道具をどう使えば良いのか。その使い方次第でどうにでもなる自分の人生を楽(手抜きという意味ではなく)にするもの、幸福にするものだと。
だから、勉強でも仕事でも日常生活でも、自分が得てきた物事が、生きることの豊かさにつながらなければ意味がない。 教養はそれを実現しようとして試行錯誤の過程で身に付いた道具であると」
さて、あなたはどう考えますか?
この番組は大きな反響を呼んで、メールや電話などでの再放送希望が殺到した。
番組途中からしか見られず録画もできなかった僕も、NHKに再放送の有無をメールで問い合わせた。すると「再放送の予定はないが担当者にその旨を伝えておきます」という返事が返ってきてガッカリしていた。
そうしたら、その放送が再びオンエアされる情報を最近になって手に入れた。
7月8日(土)22:00~23:30
NHK教育テレビ(3ch)
ETV特集「爆笑問題×東大・東大の教養・決定版」
ぜひ、みなさんにも見ていただきたい。お見逃しなく!