皆さん、ご存知と思いますが。
私、人生初の骨折をしていました。
もう少し詳しく書くと、骨折+脱臼を含む「右手小指中節骨骨折」です。
ちなみに、その小指の爪も半分剥がれてます。
この骨折の治療には、手術が必要なようです。
手術は、局部麻酔(小指付近のみ)で意識があり音や声も聞こえます。
着替えて手術台に寝て準備が整ったら、
はじめに行う事は、「タイムアウト」というものを行います。
これは執刀医が患者名・診断名・手術方法・手術部位を伝え、
麻酔科医・看護師が承諾書を確認して手術開始となるのです。
そして、麻酔(神経ブロック)になりますが
麻酔が超痛い!指先という神経が多い部分では、なおさら超痛い。
麻酔が効いたかどうかのチェックの為、何度か(痛いかどうか)確認される。
※何をしているか聞いたら、物凄く痛いことをしてるそうです。
(尖ったもので摘んでるらしい)
何度か返答している答えに正しいのか?と疑問に思った。
「痛いっ。。けど耐えられる。。」「痛いですね。。」「んー。。。。痛いかなぁ」
などを繰り返して、最後に言った言葉が「痛くないです!」です。
スタッフには、整形外科医2名、麻酔科医、看護師3〜4名、レントゲン技師、看護婦と
分かる範囲でも10名以上の方のお力の上で成り立っていることを考えると、
申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
手術中の様子から最善を求めながら処置されてる印象。
医師が互いに再確認しながら処置を調整していくイメージ。
術中の聞こえてくる音や声・会話などからチームワークの良さを感じ、
改めて「大切さも」ひしひしと感じた。
それぞれのベストを尽くすことが、全体的ないい仕事につながり且つ
スキルアップにもなっていくと。
エースが10人いても上手くいかないし、役割分担があるから、
それぞれのプロフェッショナルがいるんだと感じた。
手術が始まって、どのくらい経過した頃だろうか...
手術室に音楽が流れていることに初めて気づいた、いつから流れていたのか分からない。
どこかで聞いた事のある曲(邦楽)だった。ホッとする気持ちになった。
タイトルを社会見学としたのは、医療現場を直に見学できたという意味です。
社会見学って、興味があるないに限らず面白いじゃないですか。
小学生の頃のパン工場見学のような、そういう感情になった。
なぜか手術中に笑みがこぼれた瞬間だった。
では、この辺で。 後篇へつづく。
→急遽コメ!ブログを流し読みしたら、前回の新ゴは笑っているを拾ってもらったので
こちらでありがとう!を言っておきますね〜。さらにふざけてるまで〜。
→パラリンピックの話に触れていたりと、皆さんのもちゃんと読んでますよ〜
→ブログは大変って書いてましたね。私は、あと7回分(10月27日分)まで出来てます。