2006年4月アーカイブ

朝の風景

 毎朝神保町の駅を出たところに、若者の一団を見かけた。彼らは、いかにも新卒のフレッシャーズらしく真新しい最近流行のスーツに、カジュアルなデイバック。顔立ちも幼くナイーブそうな彼らは地下鉄からでたところで数人と待ち合わせをして出勤するらしい。
 彼らは会社のオリエンテーリングで意気投合したのか、はたまた学生の時から知り合いなのか私の勝手な妄想はさておき、とても親しげな様子。携帯で遅れている友人に「まだかよ〜」と楽しげなご様子。
 数日が過ぎると様子が変わってきた。
 人数が減ってきたようだ。どうしたのだろう?手荒い歓迎に気後れしたのだろうか?このまま減っていくのだろうかと思っていたら、ここ2.3日はとうとう一人になってしまった。
 出社時間がだいぶ遅く、余裕をもって集合しているのか、どれも私の妄想になる。
 一人でも地下鉄の登り切ったいつもの場所にいるのだから、誰かをまっているのだろう。
 一人待つようになった彼は、当初から多少目立つ人間で学生の時はビジュアル重視のファッションをしていたであろう要素を臭わせる感じ。細身で微かにストライプが入ったスーツに、先の細い革靴。吉田かばんのビジネスっぽいバック。髪型のセットには時間をかけそうな神経質な男子 ってな感じ。
 携帯と髪を常にいじって待っている。
 そんな会社の最寄り駅で同期待ってないでさっさと出社しろよと思う人もいるとは思いますが、新社会人になって同期がいるってのは心強く、もしかしたら一生のつきあいになるかもしれない。そう思うと「みんなそろうといいね」と2割優しく思う最近の出勤風景でした。
ま、私は足早にばたばたと会社に向かうんですけどね。
 新人さんには優しくしなくちゃ〜
 我が社の新人さん!わたくしわがまま体質なので悪びれ無く思ったこと口にしちゃうけど、全く悪気はないから許してね☆ フフフ☆

Hasta la proxima semana!

電車に乗り合わせた外国人

text by 赤様

 帰りの電車。

 向かいに外国人の夫妻が座った。ともに40を少し過ぎたくらいに見える。

 頭上で長い金髪を丁寧にまとめた女性は、ジーンズにブーツと黒いコートがとてもスタイリッシュだ。恰幅が良い男性は、カジュアルな装いだが、堂々とした風格がある。そんな彼らが、ローマ字で書かれた地下鉄の路線図を手に持ち、眉間にしわを寄せてそれを見ている。

 しばらくして、スーツを着た日本人男性が乗り、彼らの隣に座った。ヘッドフォンをしていて音楽でも聞いているようだ。カバンからおもむろにペンと英会話のテキストを取り出すと、一心不乱に読み始めた。勤勉なジャパニーズビジネスマン。

 それを見ていた外国人夫妻は、口を半開きにして目を丸くした。今まで紳士と淑女だった表情が、アメリカンコメディーのようにがらりと変わった。そんな彼らの驚きの表情がとても面白くて、僕は笑みを見せないように帽子を深くかぶりなおした。

 その外国人が英語圏の人とは限らないが、サラリーマンが地下鉄の案内をしたら、ともに得るものがあるだろうにと、傍から見ていた僕は勝手に思ってしまったのだ。

 彼らの目には、ジャパニーズサラリーマンはどう映ったのだろう。

カラダ ガ ナマッテマス

内輪の話で恐縮です!
社員はもちろん周知のことですが、実は社内で大がかりな組織再編がありました。
現状の不都合な箇所を正すことと、これからの新規事業に向けた対応のための部署の立ち上げなどです。
外側からはほとんどそのようなことはわかりづらいかも知れないですが、内部的にはかなり変わって行くと思われます。しばらくは状況を見ながら改めて不都合のあるところは修正していきながらカタチになっていくわけです。
ところで、そんなことで人の移動に伴い、机や備品等もそれに合わせて動いたわけです。が、です。本日は恐ろしいほどの筋肉痛です。正直、そんな自分が情けない!と思わずにはいられない訳でして。普段パソコンの使用がほとんどの状況では仕方のないことですが、わかってはいても、気持ちがどうもついて行かないですね。
何度も懲りずに言ってしまいます。
「カラダも鍛えなくちゃ。ねっ!」

テレビ出演!

text by 赤様

 以前、野球場に勤めていた。グラウンドキーパーをしていた。選手、監督、コーチ、審判以外に、試合中にグラウンドに入ることが許される唯一の職種である。なので、テレビ中継がある試合のときは、テレビに映る機会もたびたびあった。

 4月9日、阪神の金本知憲選手が大記録を達成した。試合開始から終了までを何試合も連続して出場し続けることの世界記録。鉄人と呼ばれる所以である。

 フジテレビ「すぽると」というスポーツ情報番組では、その日、その出来事の特集VTRを放送した。記録達成までの過程を振り返るVTRには、彼が4年前まで所属していた広島時代のものもあった。

 僕が映ったVTRが流れたのは、広島の野村謙二郎選手が怪我をしたシーンだ。当時の広島は中心選手の相次ぐ怪我で、チームの戦力は芳しくなかった。そんなチームの苦しい状況で、金本はちょっとの怪我で休んでいてはチームへ与えるマイナス要因は大きいんだと自覚する。それがこれまでの彼を支える信念になる。

 で、問題のシーンである。1996年の神宮球場での試合。盗塁でセカンドベースに滑り込んだ野村は、ベース近くにうずくまった。左足首の剥離骨折だった。グラウンドキーパーの僕らは、野村を担架でベンチまで運んだ。そのシーンがTVで流れたのだ。10年前の自分がそこにいた。ちょっと懐かしかった。

 そしてそのときの事を思い出した。80キロくらいある野村の身体は、担架の持ちにくさも手伝ってかなり重く感じた。観客やTVカメラからは見えないベンチ裏に入ると、今まで痛さをこらえていたのだろう、大きな声で痛がりはじめた。人前では弱さを見せないプロフェッショナルの姿だった。

全力疾走

最後に全力で走った記憶はいつですか?
自分のもてる限りの力を出して走る。つらい記憶も、楽しくてどこまでも走っていけるような記憶も、私には遠い記憶になってしまったようなきがする。
走り易い靴。動きやすい服装。手には何も無くて、両手を広げ走ることもできた。無駄に走ることができた。楽しいときこそ走っていた。

いつでも走れる。いつでもできると思っている今の私はどうだろう?
走るには向かない靴(歩くことさえかも…)。手には携帯電話なんか持っちゃって、走るより楽なやり方を少し覚えた。なまじ走ることに自信がある分、いつでもダッシュができると思いこんでいる。
結局全力疾走しないのだ。

つまり、できることをしなければできないと同じことだ。

そんなことを最近考えるようになりました。
それもMY favoriteになったHOME MADE家族の「少年ハート」とゆう曲に触発されたからなのでした。
急には変われないものの、気がついたことから、始め何事も情熱を持ち年齢とか気にせず全力疾走して生きたいと思うのでした。その方がかっこいい!!

Hasta la proxima semana!ヾ(´ε`*)ゝ

雑感

先日ある映画のDVDを見ていて、気づいたことがあった。
その映画は「バリ島珍道中」だ。
ビング・クロスビー、ボブ・ホープ、ドロシー・ラムーアのトリオが出演する。南海の孤島を舞台に、3人組が島の宝物を巡って大活躍する。ハンフリー・ボガート、ディーン・マーティン、ジェリー・ルイスなど豪華なゲストも出演している。
バリ島好きの私は当然以前より気になっていた映画で、それでレンタルして見たわけだが、その描写といったらひどいものだった。何がひどいって、バリ島のはずが、出てくる踊り手が民族衣装(らしきもの)を着ているのだが、その衣装はどう見てもタイのそれであった。
また、島の王女が出てくるが、バリ島ではあくまで法律上のという意味ではなく、一般的には女性が権力の座に着くことはない。ましてや1950年代なら尚更のことだ。
以前にも体験したことだけれど、普通の日本人でも、東南アジアに関心の無い人の中では、そのあたりの認知度はかなり低いようである。ある人は、私がバリ島の民俗芸能や舞踊が好きだと話したところ、「あ、あのタイの踊りね」と言った反応が帰ってきたこともある。
つまり、東南アジア一帯を漠然としたイメージだけで捉えているようなのだ。南の島の異国情緒というのでもよい。
先ほど紹介した映画の中にもご他聞にもれず、このような間違った見解によって、衣装等が間違ったもののまま描かれている。

ステレオタイプという言葉がある。
これはもともとは印刷においての専門用語で、ステロタイプともいうそうだ。そこから転じて、固定観念や偏見的見解などという意味に捉える向きもある。なかなか難しいことではあるが、正しい認識をするためには正しい可能性の高い情報をきちんと集めなければならないだろう。
これはデザインをしていく上でも、とても重要だと思う。広告でもカタログでもウェッブでも同じだ。固定観念に惑わされないで、正しい選択をして行きながらの情報伝達で無ければならないと思うのだ。

ぽかぽか陽気に誘われて、親友と春の遠足に行ってきました♪
IMG_3775馬.jpg
愛馬車に揺られて、都会から離れます。この子の名前はベゴーニャ 大きな体でも心穏やかな優しい子なんです。

土のかほりに、たくさんの春を見つけました。
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小さいころいろんな花の蜜を吸ってみましたよね?
つくしは食べたことない
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初めて苺刈りをしました。ぬるいけど味が濃くて美味しい☆

IMG_3768水草.jpg
↑本日のテクスチャーです。

Hasta la proxima semana!

インテル入ってる人

text by 赤様

仕事をしていると、
世の中にはいろんな人がいるものだと思うときがある。

実務の話しは置いといて、
頭の回転が物凄く速い人がときどきいたりする。
あまりの早口で、しかもズバリ単刀直入な答えが返ってくると、
この人はパソコンじゃないのか?と思ってしまう。

以前勤めていた会社に、まさにそれを連想させる人がいた。
喋るのも判断するのも物凄く早く知識量も半端じゃない。
おまけに歩くのまで早い!(関係ないか・・・)

今、自分のわからないことは誰に聞けばよいのか。
分野ごとに即答してくれる人も全て把握している。
疑問が出ると自慢の早足でその人のところに馳せ参じる。
社内に自分の知恵袋的人物が何人も存在するのだ。

僕らは、
「多分あの人の身体には、
最新のCPUや大容量のハードディスクが入っていて、
メモリも増設してるんだよ」なんて喋りあっていた。
多分「インテル入ってる」んだろう。
CMを見て、ふとそんなことを思い出した。

林檎に窓が開いたよ

以前から噂のようになっていた話が、ついに発表になったようだ。

アップルコンピュータのマッキントッシュでWindows XPが動くという話だ。

Macは普段の我々の仕事の中では当たり前のように使っているコンピュータだが、これにより今までMacでできなかったことも可能になると期待している。
ただし動く対象になるのはIntelベースのMacで、Microsoft Windows XPのインストールディスクを持っているユーザ。アップルよりダウンロード提供されるBoot Campを使って、IntelベースのMacにWindows XPをインストールする。インストールが完了したらコンピュータを再起動してMac OS XまたはWindows XPのいずれかを立ち上げることができるようになるということだ。

アップルのホームページのホットニュースにその記事があるので、関心があるむきは参照されたい。
http://www.apple.com/jp/

Mac関連の雑誌にも特集を組んでいるので、こちらも見ておくと良いだろう。

でもスタイリッシュなMacを使いたがっているWindowsユーザーって、どれだけいるんだろうか。ちょいと気にはなっている・・・。

最近、目からウロコな話題を友人としました。
この素敵な友人曰く、
。。。。。。。* u * 。。。。。。。。
とある研究者の実験した話。(有名な人の実験)
 コップに水を入れ、ひとつには「ばかやろう」などの暴言もうひとつには「ありがとう」の言葉を投げかけ、その結晶を調べたところ、「ありがとう」の水には奇麗な結晶が形成され、「ばかやろう」の水は結晶には形にならないひどい固まりができた。

 人間の体の水分は75%と言われている。
 つまり、つねにネガティブな発言をしていると自分の中の水分が上の結果と同じようになってしまうのだそうです。
。。。。。。。* u * 。。。。。。。。

ネガティブな発言を聞いている側って、言ってる本人ほど全然影響受けないのだそうです。
もちろんこれは、発言だけではないと思います。声を掛けても、不機嫌な表情をしてる人ってこっちも本当に嫌になる。周囲の雰囲気がぐっと暗くなる。
自分にネガティブが目立つ時、物凄くブサイクな顏してたりしますよね。カッコワルイ。

言霊って言うけど、本当に言葉の影響力って凄い。
誰かの一言で、すーっと晴れ晴れした気分になったり。実際に、素敵な友人がこのお話をしてくれて、見失ってた物が見えてきた。凄く感謝です☆
目的は同じでも言い方一つで結果が全然違いますよね。
 
よって、今日よりポジティブ宣言です!意識して心も体も健康に幸せにしようとおもいます*
自分の人生だもの、楽しくしなくちゃ

りゅんりゅん〜***蠍座のあなた  音に誘われるままに踊りましょう。リフレッシュです
ラッキースポット:たまには 久々にclub
Hasta la proxima semana!

桜散歩

| コメント(1)

text by 赤様

春です! 桜です!
先週末、花見をした方も多いのではないでしょうか。

僕も、都内をいろいろとハシゴしました。
ちょっと、いや、かなり寝坊をして、昼過ぎにウチを出て、
明治神宮→外堀公園→イギリス大使館→千鳥ヶ淵→上野公園
と、思いつくままに歩きました。

そこで今回は、桜のミニ展覧会です。
いつも文章ばかりなので、
たまには、こういうのも良いでしょう?

夕方から夜にかけて写真を撮ったので
日が傾いていくときの雰囲気や、
夜桜の賑わいも感じとっていただければと思います。

明治神宮.JPG

明治神宮 境内にはこんな場所もあるんです。

外堀公園.JPG

外堀公園 車にひかれそうになりながらの1枚。


イギリス大使館.JPG

イギリス大使館 門の内外にもたくさんの桜が・・・。


千鳥ヶ淵.JPG

千鳥ヶ淵 一番のビューポイント。人ヒトひと・・・。


上野公園.jpg

上野公園 桜と芸者さんが宴を華やかに彩ります。


桜は何度見てもきれいです。言葉にならない!

お花見

土曜日は天気が良かった。ちょうどお花見の真っ盛りの時期もあって、私も家の近所の公園を中心にチャリンコで花見と洒落込んでみた。ちょっと大きめの写真が多いのですが、何卒ご容赦を。


toei03.jpg
マイ・チャリ「トーエイランドナー」。桜にはこんなクラシックな自転車が似つかわしい。

sakura07.jpg
近所の公園。歩いても10分くらいだが、あえて自転車で。家族連れの姿が多い。

sakura04.jpg
まるで桜の木のドームのような感じ。夜でもライトアップすればいい感じだろうな。

sakura08.jpg
開花の感じはこんな風。翌日の日曜日は風が強くて少し散り始めた。

tsukushi.jpg
芝生には土筆が。春だなぁ。私はこの写真を撮った後昼寝に入った。

写真ではこんなうららかな感じだけれど、翌日はドンヨリの曇り空で、夕方からは強風混じりの雨になった。束の間の春うららでした。

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