2006年9月アーカイブ

スーパー陸上

text by 赤様('07大阪世界陸上を勝手に盛り上げよう委員会)

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 24日、秋晴れの横浜でスーパー陸上が行われた。陸上競技をやっていた僕は、毎年何試合か陸上の観戦に行くのだが、今年は例年以上に盛り上がっていた。

 会場内も趣向を凝らしていた。入場すると僕らの目の前に、各競技の世界記録が体感できるコーナーがあった。

 例えば、実際使用される走高跳びのバーを世界記録2m45cmの高さに設定して置いてある。子供たちはそのバーを目掛けてジャンプしたり、その下で写真を撮ったり。また三段跳びのコーナーでは、世界記録18m29cmの間を何歩もかけて飛び跳ねる少年がいたり。本物のハンマーや砲丸を持ち上げてその重さを実感したり、棒高跳びの棒に触れたり、テレビ画面やフェンス越しではなく皮膚感覚でわかる楽しい企画だ。

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 他にも、これから始まる種目で誰が勝つかを予想してメールで投票するメールゴング。見どころを紹介したVTRの大型ビジョンでの放映。走幅跳びや棒高跳びなどで選手が求める手拍子を、アニメーション大型ビジョンに映して手拍子を促したり、などなど・・・。来年、大阪で行われる世界陸上に向けて、陸上競技連盟が躍起になっているのがよーくわかった。

 しかし、場内アナウンスは「末續」と「為末」を間違えたり、音量がうるさすぎたりでギクシャク。本番に向けて、いろんな部分をもう少しツメていかなければならないのだろう。でもひとつのアマチュア競技団体としては方向性は面白いんじゃないの?と思わせた。

 今年の目玉である男子100m世界記録保持者アサファ・パウエルは、フライングで走れずに日本を去っていったが、海外から来た選手はフレンドリーで、それらを含めたファンサービスは、「プロ野球はウカウカしていられないんじゃない?」と思わせるほど。

 陸上競技は選手のコンディション作りが難しい競技。調子の波を合わせてこないと、平凡な記録ではシラケてしまう。ライバルに勝つ以外に好記録も狙わなければならないのだ。だからこそ選手が素晴らしい記録や勝負を見せることが、陸上競技を盛り上げる一番の要素であることは間違いない。そんなパフォーマンスを来年、ぜひ大阪で見せてほしい。

寒い。もう寒い季節がやってきてしまった。
鍋が食べたくなる。友人を我家に招き、鍋パーティーをしたい季節。
しかし、今我家は人を呼べる状態にない。
たった数時間しか家にいないのに、どうして家は散らかっていくのだろう?
なぜか物は増えていくし、捨てるのにお金はかかるし。
家のことをする暇もない。
とはいえ、家はきれいにこしたことはない。友人たちにも、もう少し気軽に寄っていけるようにしてほしいとの声も強い。
鍋パーティー、餃子パーティー、秘密のパーティーを是非近々にも我家で開催出来るよう、少しづつ片付けよう!
いっぺんにやろうとするからなかなか難しのだ。地道に掃除しよう。

でも、人を呼べるくらいきれいなお部屋になるのはいつになるだろう?いや遠くない未来には・・・

先週末は家族で久々の一泊旅行となった。
お彼岸ということもあって墓参りついでの旅行だ。
私の故郷は栃木だ。宇都宮生まれで、高校まで過ごした。
高校時代にはサイクリングとバイクツーリングで何度も行った、
日光へ足を延ばすことにもした。
今回の旅行では、宿泊先を鬼怒川に。
宿が多いこともあるが、温泉に浸かりたい気分だったからだ。
これからの時期、紅葉狩りのシーズンになるので、
日光鬼怒川方面に行かれる方の参考になれば幸いだ。
まだ、写真の整理もでき切れていないので、追々アップしていこうと思う。

犬猿

text by 赤様

 日本ハムが首位に立っている。西武、ソフトバンクとの差はわずかだが、25年ぶりの悲願へ北の大地がメラメラと燃えている。

 そんなパリーグで愉快な出来事があった。「犬猿の仲」と言う言葉があるが、猿と犬が野球場で競演したのだ。試合中にボールを運ぶベースボール犬「ミッキーくん」が広島球場にお目見えして以来、プロ野球では動物たちがファンサービスに一役買っている。

 千葉ロッテには「エルフちゃん」というベースボール犬がいる。彼女のお仕事は試合で使うボールを審判に運ぶこと。オリックスには「ゴウくん」というベースボールモンキーがいて、彼は試合中トンボを持ってグラウンド整備のパフォーマンスをする。

 19日に千葉マリンスタジアムで行われた試合で、この2匹が競演した。試合前にマスコミ向けにご対面すると、その仲の悪さが浮き彫りになった。ご愛嬌なのか、本気でキャッチボールがしたかったのか、はたまた初めっから喧嘩腰だったのか、ゴウくんがエルフちゃんにボールを投げた。すると地面にベタっとうつ伏せになっていたエルフちゃんの頭にあたり、エルフちゃんは一歩さがって身構えてしまった。一触即発の状態。転がったボールが2匹の視線に入ると、今度は奪い合おうとして前へ出たり、相手が出てきて後ろへ下がったり。まさに一進一退。次にゴウくんがバットを持つと、地面を何度も叩きエルフちゃんを威嚇した。そんな様子がTVで流れた。とても微笑ましかった。

 野球シーズンも終盤を向かえ戦いの火花もますます熱を帯びてきているが、ファンを和ませてくれるこんな光景も、野球場にはあるんです。

一日一善

つい最近、IPチームのニコニコ先輩が郊外にお引っ越しをされました。
今までより倍近い通勤時間の過ごし方にいろいろ研究されているようです。
出来るだけ座って行けるように、急行から各駅停車に乗り換えたり、車両を替えたり工夫をされているそうです。1時間以上かかるなら座って行きたいでしょうし、できうる限り快適に通勤したいのは当然ですよね。
社内には他にも遠方より通勤している頑張り屋サンはいます。
みなさん様々な工夫をしているようです。
電車の中は色々な人がいますよね。私の通勤の過ごし方は人間観察です。
いつも同じ場所にいる人。こうゆう人は絶対にその場所じゃないと許せないらしく、ものすごい強引に目的の場所に体をねじ込む。
本を読んでいる人。ときには意外な本を読んでいる人がいる。たとえばイスラム語みたいな教本を読んでいたりする。え〜!!どこで使うの?!とか思う。それぞれの自由ですけどね。実は以前、社でやっている仕事の校正を電車の中でしている方を見かけました。きっとお客様だったのでしょう。
音楽を聴いている人。音漏れは、耳元でシャカシャカ聞こえて物凄いイライラしますよね。しかし、顔を見てみると「えーこんな曲聴くんだー」とか思いません?!
色々な人を見てはその人の人物像を妄想していくと少し可笑しくなってくる。
ま、これだけの人が毎日利用して頑張って働いているのだ。少々窮屈でも多少は目を瞑らなくてはやってられない。
みんなが一つでもいいから気配りしながら満員電車を利用すれば、もう少しだけ不愉快な思いをしなくても済むのだろう。

魅せるTシャツ

text by 赤様

Tシャツ持ちと言われている。
3千円くらいで安く、気取らずに、楽しいデザインのものが手に入るから、
かれこれ2~30枚持っている。

バリエーションも豊富で他人とカブることもほとんどなく、
それゆえ選ぶ楽しみも多いので嬉しいかぎり。

だからこそ、他人の着ているTシャツはとても気になり、
夏はすれ違う人たちのモノのデザインを見るのがひとつの楽しみでもある。
逆に、すれ違った人と同じものを見つけるのは大変なのだが・・・。

きっかけはかなり昔のことで、ある店の店頭に飾られた「もやし」Tシャツ。
左胸に小さく「もやし」と筆文字で縦書きされて、
その言葉の上にもやしの絵が1本描かれていた。
力が抜けるようなバカさ加減さが表現の自由さを連想させ、
探せば面白いものがあるのかも、と思ったからだ。

市民マラソンに出場するときも、同じように楽しいTシャツに出会えるチャンス。
「百戦錬磨」「追越禁止」「スピード違反取締り中」など、
その試合のためにわざわざオーダーしたの?
と思わせるほどのその場にあった文句は、
息を切らせて走る僕らにちょっとした安らぎを与えてくれる。

最近見たモノでは、
柔らかい書体に金色の文字で胸に大きく「セレブ☆」
と書かれたピンクのTシャツ。
着ていたのが大学生くらいの細身で長髪の男だったので、
そのギャップがおかしかった。

また、筋肉ムチムチの外国人が着ていたのは、
胸のド真ん中に控えめな大きさで一言「子供」と。

さらにTシャツではないけれど、
くせっ毛の若い外国人男性の着ていたジャージの背中に
「セレブの間で大人気」というのも、
意味わかってるの?
とツッコミを入れたくなってしまった。

そう思いながらもふと考えると、
もしかして僕らが何気なく着ているアルファベットが並ぶTシャツって、
まともなことが書いてあるのだろうか。
すれ違った外国人が笑ってるかもしれない。

ここ5年ほど何よりも情熱を傾けている舞踊があり、つい先日披露する場を設けお客様に見ていただきました。
出来の程は自分が納得いくものではなかったのですが、祭りとして十分に楽しむことができ、後悔は多々あれど、なんとか終わったと肩の荷が降りて安堵しています。

見に来ていただいたお客様より、沢山の花束を頂きました。
帰る時、女優か?!と思うほど抱えきれない花束・プレゼント・巨大な荷物を抱え電車に乗るのはかなり大変でしたが、もらったお花達を部屋に飾ると、もの凄いメルヘンなお部屋に大変身しました。
今更ですが、お花がある生活っていいですよ!
私の場合、癒しとゆうよりはテンション上がって元気になります↑↑↑↑↑↑↑↑
ガーベラ、百合、ヒマワリ、バラ。自己主張が強い花が好きな私の好みをみなさんが知っていたようで、花屋サンより派手に勢いよく咲いている。
花達を眺めたり、触ったり、少し変わった鑑賞の仕方を楽しんでいるところです。

この場でお礼をさせて頂きます。
本当に未熟な私を見に来ていただきありがとうございました。今後もさらなる精進を重ねて行くつもりです。なかなか大変ですが、また新しい物を披露できるよう頑張ります☆

お部屋が、百合の香りで一杯です。
Hasta la proxima semana!ヾ(´ε`*)ゝ

雑感

この10日、自民党総裁選に立候補した安倍晋三官房長官、谷垣禎一財務相、麻生太郎外相が、
それぞれの政権構想を全国各地で訴えた。
そんな中、週末のテレビ番組で興味深い番組が放送されていた。
格差社会をテーマに扱ったものだ。
その中で驚いたのは、
「正社員と派遣社員の生涯賃金差は、1億6000万円といわれている」と言うことだった。
規制緩和がもたらした結果が、派遣社員と正社員との賃金の格差である。
元々強い力を持つIT関連の技術者が多かった派遣社員の世界に、規制緩和が行われたことで、
強い立場にない労働者までが派遣社員として存在するようになったのだそうだ。
更にニートのことや女性派遣社員の実態も採り上げていた。
安易に離職することの危険を思い知らされた気がした。
ある有名国立大学出身の私と同年代の俳優が、履歴書持参でハローワークに職探しに行くという
興味深い企画もあった。

今まで日本は、いや、日本人は自分は中流という意識でいる方も多いと思う。
ところがその(実際には、そして今となっては)幻想に警鐘を鳴らすような内容だったのだ。
今、日本では高額所得者とそうでない者との二極化が私の予想以上に進んでいるということなんだろうか。
巷でいわれている「勝ち組・負け組」と言う言葉、これなどは
ある意味で、この二極化を端的に反映しているんだろうな。

貯金をしても利息が付かないと嘆く人がいる反面で、住宅ローンを払っている人にとっては
ゼロ金利政策はひとときのオアシスだったに違いない。住宅ローンを抱えている私もそうだ。
最近その政策が解除されたばかりだ。
これからはその辺りの影響も出てきて、ますます格差社会が加速していくだろうと思う。

ふくらむ国の借金、少子化社会・高齢化社会、不安な年金制度のこと、
私たちを取り巻くそういった環境が、生活の不安、将来の不安を一向に払拭させないでいる。

すぐに変わるなどとは到底思えないが、次の新しい政権には
少しでもその不安を取り除く方向に向かうことを望まずにはいられない。

text by 赤様

 やってみたいこと、行ってみたい所はたくさんある。そのなかで、割と容易く出来てしまうものは結構実現してしまっている。半面、どうしてもやりたいこと、どうしても行ってみたいことのほとんどが実現していないことに気付く。そのどれもが、時間やお金を多く必要とするものばかり。

 社会に出てずいぶんと経つが、お金と時間とさまざまなしがらみが絡み合い、思うようにならないのは、社会人なら誰でも経験していることだ。ある程度長く生きていると、「人生そんなものだ」と考える貴兄もいるだろう。ただ、それじゃ人生悲しくないですか?

 と言いつつも、目先に転がる小さな誘惑ばかりに僕も振り回されていた。そんなことでは、やっぱり大きな欲望というのは実現するはずもない。問題は金銭のことばかりではないが、数万円で行ける旅行の費用があるからと、手軽な国内ばかりに出掛けていると、数十万円かかる海外旅行のチャンスを自ら潰していることになる。たとえばそんなようなことだ。

 普通に考えれば当たり前のことなのだが、誘惑に弱いのも人間の性。でも欲望を叶えたいのなら、実現している人を羨んでいても何も始まらない。自分の小さな欲望は我慢しないと、大きな欲望は手に入らない。そう気付いてからかれこれ10年くらい経つのだが、思い腰が上がるまでには、さらに数年掛かってしまった。だから目先の小さな誘惑に出会ったとき、自分のなかの大きな欲望と秤にかけるようにしようと思った。そうしてチャンスを待とうという手段に切り替えた。

 僕自身人生まだまだ長いつもりでいるが、今までの経験からあとチャンスがどのくらいあるのかと考えると、結構焦ってきたりもしていた。不思議なことに、そんなふうに冷静に考えられるようになったら、まだまだチャンスってあるんだと思えてきた。きっと自分自身の中で見出せていけるんだと思う。おいしい現実が目の前に転がってきても自分自身の都合で逃していたことが、チャンスをチャンスに出来るのだ。幾分ポジティブに考えてみてはいるが、でもそう思えてきている今日この頃である。

うろこ雲を見ました。

本や映画を夜通し見るのにはうってつけの季節。
夜風が気持ちいいので自分の世界に没頭する時間が最高に幸せ。

最近見たものでよかったものは「皇帝ペンギン」
美しい!!!の一言に限る!!
皇帝ペンギンであるが故の美しさ。
映像の美しさ。
自然の美しさ。
ペンギンの生き様の美しさ。
すべての時間の超越した濃厚な時の流れ。
過酷なんだけど、憎めないコミカルなしぐさに笑ってしまいます。

追伸
ビックタイトルは見ない私が選ぶ作品なので、大半の方はお気に召さないかもしれません。
でも大して面白い作品でもないのに、えらく金だけかけた予告だけで見た気になっちゃうような映画よりは断然面白いですよ。
そうゆうのがお好み方はツマンナイと思うけど。だからといって苦情は受け付けません。

DVDよ、おまえもか!

最近DVDの行く先が気になる。

ご存知の方もいると思うが、次世代DVD規格として
HDDVDとブルーレイ・ディスクという名前をよく目にする。
前者はソニーや松下が、後者は東芝やNECが推進しているようだ。
なんだか一昔前のベータとVHSの対決のようで、
日頃からDVDの恩恵を受けている自分にとっては
大いに気になる話である。

そもそもはハイビジョンに対応するべく大容量の新規格が出てきたようだが、
現在一般化している規格では2層にしても足りないからだろう。
HDDVDの方は現行の方式の延長線上にあって、互換性は高いそうだ。
ブルーレイはというと、構造から見直し、HDDVDより1.5倍程度容量が大きいとのこと。

一体どちらが最後に残るのかなんて、私には予想がつかないが、
もうひとつ気になることがある。
それはこのようなディスクによるデータの記録が今後続くのかどうか。
ハードディスクによる録画再生もしかり。
最近ではメモリが随分と安くなってきた。
このメモリを利用した方式があるんじゃないだろうかと考えている。
音楽の方が映像より先にこのメモリの使用が一般化しつつある。
(おかげで私もカセットやMDの使用頻度が激減した)

いずれにしても、ベータとVHSの二の舞は正直困りものだ。
(私は当初ベータ派だった・・・・)
ま、当分はハードは高価故、なかなか買えないとは思うし、
ソフトの対応次第で、必要に迫られるまで現行のシステムは変えない、
いや、変えられないだろうな。

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