2019年1月アーカイブ
みてとても良かったという感想と、一緒に考えたことについて書きたいと思います。
こちらのドラマの概要をご説明いたしますと、
2017年10月に放送された
「BS笑点ドラマスペシャル 桂歌丸」に続くドラマシリーズ第2弾で、
前作は尾上松也さんが桂歌丸を演じ、笑点出演までの半生が描かれました。
今回は国民的長寿番組「笑点」の現在の番組スタイルを
作ったといわれる、五代目三遊亭圓楽の人生がドラマ化されました。
BS笑点ドラマスペシャル 五代目三遊亭圓楽 公式サイト
五代目三遊亭圓楽を演じるのは俳優の谷原章介さんで、
「桂歌丸」のドラマでも同役を演じていました。
(他の俳優さんも前回から続投という形で出演しています)
今回の「五代目三遊亭圓楽」は笑点の前身番組である「金曜夜席」が始まり
「笑点」が草創期へ向かっていく様子も描かれています。
「金曜夜席」の企画を立案したのは立川談志なのですが、
もしドラマ第三弾があるとすれば、立川談志のエピソードかな?
と勝手にワクワクしています。
立川談志といえば落語界、芸能界でも唯一無二のカリスマ的存在でした。
余談ですが、昨年の10月にはNHK・BSにて「天国からのお客さま」
という番組が放送されました。
天国からのお客さま 公式サイト
これは最新のロボット技術を使い、故人である有名人のアンドロイドとしての
復活を試みた番組です。
その有名人というのが夏目漱石、勝新太郎、そして立川談志でした。
表情や動き方は独特の感じはあるものの、話し方や雰囲気・緊張感は
生前テレビ越しに見たそのものの姿に見えました。
再現ドラマだけでなく、アンドロイドが自然に自らを語ったり、高座に上がったりする時代が
すぐそこに来ているかも?とおもうと何だかSF漫画の話のようですが、
そういえば数年前に「米朝ロボ」の話題、あったなあ...と思い出しました。
どんな形でも、かつての名人を何かしら後世に残したい!という流れは必然的なようにも感じます。
マッチ棒
神田から東京メトロで終点の浅草に行き、駅のホームに降りると
ここそこに駅のスタッフの姿がありました。どうやら案内をしているようです。
ある駅員は英語の地図を片手に、これまた英語で説明をしています。
トリップアドバイザーの『外国人に人気の観光スポット』ランキングによれば、
浅草の浅草寺は16位なんだだそうです。
浅草寺の風景と、近くにはスカイツリーと、さらに仲見世では
昔ながらの買い物や食べ歩きなども楽しめ、外国人でなくとも興味深い街です。
その中で見つけたとある飲食店。
店頭にパネルが置いてあって、そこには「ハラル」の文字があります。
メニューも載せてあり、ラーメンやカレーが主体になっています。
肉類もありますが、豚肉以外の食肉メニュー(鳥の唐揚げなど)でした。
考えてみると観光客たちもイスラムの文化圏からの旅行者が多いでしょうね。
実は2年前、とあるSNSで知り合ったインドネシア(ジャカルタ)のサイクリストが
家族旅行で日本に来たことがありました。
滞在の前半は京都、後半は東京に行くとのことで、東京で会うことにしました。
敬虔なイスラム信徒の彼から聞いたのは、豚肉、ハラル認定以外の食肉、アルコール類はNGだとのこと。
ちなみに、アルコールが含まれる味噌、醤油、みりんなどの調味料もNGなんだそうです。
ということで、都内のとあるサイクルショップで合流しました。
食のタブーのこともあるので、食事でも一緒にとは気軽に言えず、
また、家族連れでショッピングもしたいとのことで、その日は自転車の話を少しだけして帰りました。
後で聞いたところでは、スマホで宿泊先の近くでハラルの店を見つけたので大丈夫だ、とのことでした。
食のタブーがあると、それのない日本では食事に苦労するようです。
イスラム圏からの観光客であれば、モスクもないと不便を感じるでしょう。
普通の生活をしている日本人の我々からはちょっと気が回らないところが多いんじゃないかと思います。
2020年ももうすぐですが、徐々にこのような観光客を意識した店も増えていく気がします。
「夢を持て」
世間では、特に子どもに対して、
いろんなところでこう言いますね。
僕も夢を持っていた方がいいと、
最近まで思っていました。
でも、
「そんなこと言っても・・・」
という人は意外に多い。
彼らは、
そんなに憧れや情熱を注ぐものが見つからない、
と言います。
価値観にもよりますが、
人生は充実していた方が面白いと思いますし、
それには夢や目標があった方がいいと僕は思っていました。
下記の考え方に触れるまでは。
それは「夢組」と「叶え組」という、
2通りのタイプの人がいるということ。
去年、こういう考え方を耳にして、
なるほど!と思いました。
夢組とは言うまでもなく夢を持っている人たち。
で、もう一方の叶え組は、
これがミソなんですが、
夢を持った人たちを応援する人たち、協力してくれる人たち。
この考え方を聞いたとき、
僕はすごく腑に落ちました。
目指すものが無くたって、
これなら充実感満載じゃないかと。
ちょっと受身な気もしますが、
なんのなんの。
世の中の母親って、まさにこれだよなと。
教師やコーチだって、そういう類ですよね。
日本にボランティアが定着しつつある昨今、
こうした考えの土壌が出来つつあるのでは?
と思うのです。
誰かを後押しする。
そういう考え方がもっと根付けば、
偉い人に夢を押し付けられて困惑、
なんてことも減るのでは?
それに応援するって、
人同士の繋がりが生まれますよね。
ちょっといいと思いませんか?
私は見聞きした話のなかで、"良い考え方だな""素敵だな"と感じた文章をストックしています。これが私の日々のモチベーションに繋がっており、後ろ向きな思考になっているときに思い出して、気持ちを切り替えるスイッチを入れています。
今回は、2018年中にストックした言葉のなかから、その一部をご紹介します。この記事を目に留めていただいたどなたかの心にも響いたら嬉しいです。
「思いは招く」
昨年を振り返っていて、真っ先に思い浮かべたのはこの言葉です。
この言葉は、この講演は2014年のTED×Sapporoで行なわれたもので、株式会社植松電機の代表取締役である植松努さんの講演内で出てきたものです。
百聞は一見にしかずということで、ぜひ一度ご覧ください。
TED×Sapporoの公式ページはコチラ ⇒ https://tedxsapporo.com/talk/hope-invites/
この演説自体にもとても感動しました。繰り返し繰り返し、何度でも見たくなります。
また、演説のなかで、"人との出会いには意味がある。"ということが胸に響いたのですが、そうだとすれば、このインターネット動画を介して、私が植松さんと出会えたのもそのひとつかなと思っています。
「こうなりたい」「こう在りたい」と強く思いを描きながら日々行動していくことで、その出会いを掴めるのだと。このお話によって、それに気づかせてもらえました。
「他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる。」
この言葉を聞いてから、"他人を変えられない"という考え方を持っておくのはとても大事だなと思いました。
そう考えられるだけで、例えば、他人の嫌なところに気づいたり、意見が食い違っても、"それはそれ"として受け止められます。
人は誰でもその人だけの価値観を持っているもので、それを受け止める必要はあっても、すべてを受け入れる必要はないのだと。
イギリスのことわざで、「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない。(You can take a horse to the water, but you can't make him drink.)」というものがあるそうですが、それに通じるなと思います。
人って、自分で気づかないと変われないと思います。どんなに親しい人から言われたとしても、仮にそれによって何かを実行したとしても、そこに自分の意思がなければ続かないし、そうだとしたら、真の意味では変わっていないのだと思います。
「あなたを落ち込ませるのはあなたしかいない。」
これは"嫌なことや理不尽なことを思い出した回数分だけ、嫌なことを再体験している"ということ。なので、意識を今に変え、目の前の人に集中できるスイッチを自分のなかで見つけると良い、と。(たとえば、心の中で"元に戻ろう"という言葉を唱えるだとか)
この"意識を今に変え、目の前の人に集中できるスイッチを自分のなかで見つける"というのはマインドフルネス(正念)に通じる気がします。
正念とは、つまり「正しく今に心を合わせる」ということ。このマインドフルネスの概念について知る機会があり、そこで興味をもったので、ただいま勉強中です。
2019年も、良い言葉に触れる機会を増やしていきたいです。
本年もよろしくお願いいたします。
正月は実家のある宮城に帰省していました。
全国的には、新年最初の営業日における販売を初売りとしますが、
仙台では、豪華景品や特典を付けた商品を取り扱う年初の期間を初売り期間とし、
その期間における商習慣を「仙台初売り」と言います。
現在、豪華な景品や特典をつける販売方法は「景品法」という法律で規制されています。
しかし、この「仙台初売り」だけは、江戸時代から続く伝統的な商習慣とみなされ、
なんと公正取引委員会にも「仙台(旧仙台藩領内、宮城県全域と岩手県の一部)だけ
小さい頃からお正月はこういうものが普通だと思っていましたが、
仙台が特別だと気がついたのは割と最近のことでした...
一番有名なのは仙台駅周辺にも店舗がある、
お茶の井ヶ田さんの「福茶箱」かな?と思います。
先頭の人は例年31日から並ぶと言われています。
超豪華な景品の入った特別な箱が手に入るからです。
「この光景、いつかの正月に見たことがあるな...」、と...
一族はあまり初売りには積極的ではありません。仙台は結構、ビル風が寒いんです。
マッチ棒