夢組と叶え組

text by 赤様

「夢を持て」
世間では、特に子どもに対して、
いろんなところでこう言いますね。

僕も夢を持っていた方がいいと、
最近まで思っていました。
でも、
「そんなこと言っても・・・」
という人は意外に多い。

彼らは、
そんなに憧れや情熱を注ぐものが見つからない、
と言います。

価値観にもよりますが、
人生は充実していた方が面白いと思いますし、
それには夢や目標があった方がいいと僕は思っていました。
下記の考え方に触れるまでは。

それは「夢組」と「叶え組」という、
2通りのタイプの人がいるということ。
去年、こういう考え方を耳にして、
なるほど!と思いました。

夢組とは言うまでもなく夢を持っている人たち。
で、もう一方の叶え組は、
これがミソなんですが、
夢を持った人たちを応援する人たち、協力してくれる人たち。

この考え方を聞いたとき、
僕はすごく腑に落ちました。
目指すものが無くたって、
これなら充実感満載じゃないかと。

ちょっと受身な気もしますが、
なんのなんの。
世の中の母親って、まさにこれだよなと。
教師やコーチだって、そういう類ですよね。

日本にボランティアが定着しつつある昨今、
こうした考えの土壌が出来つつあるのでは?
と思うのです。

誰かを後押しする。
そういう考え方がもっと根付けば、
偉い人に夢を押し付けられて困惑、
なんてことも減るのでは?

それに応援するって、
人同士の繋がりが生まれますよね。

ちょっといいと思いませんか?


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このページは、cmemberが2019年1月18日 09:00に書いたブログ記事です。

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