レプリカント笑点

今回は1月12日に放送されたBS笑点ドラマスペシャル「五代目三遊亭圓楽」を
みてとても良かったという感想と、一緒に考えたことについて書きたいと思います。

こちらのドラマの概要をご説明いたしますと、

2017年10月に放送された
「BS笑点ドラマスペシャル 桂歌丸」に続くドラマシリーズ第2弾で、
前作は尾上松也さんが桂歌丸を演じ、笑点出演までの半生が描かれました。

今回は国民的長寿番組「笑点」の現在の番組スタイルを
作ったといわれる、五代目三遊亭圓楽の人生がドラマ化されました。

BS笑点ドラマスペシャル 五代目三遊亭圓楽 公式サイト

五代目三遊亭圓楽を演じるのは俳優の谷原章介さんで、
「桂歌丸」のドラマでも同役を演じていました。
(他の俳優さんも前回から続投という形で出演しています)


今回の「五代目三遊亭圓楽」は笑点の前身番組である「金曜夜席」が始まり
「笑点」が草創期へ向かっていく様子も描かれています。

「金曜夜席」の企画を立案したのは立川談志なのですが、
もしドラマ第三弾があるとすれば、立川談志のエピソードかな?
と勝手にワクワクしています。

立川談志といえば落語界、芸能界でも唯一無二のカリスマ的存在でした。


余談ですが、昨年の10月にはNHK・BSにて「天国からのお客さま」
という番組が放送されました。

天国からのお客さま 公式サイト

これは最新のロボット技術を使い、故人である有名人のアンドロイドとしての
復活を試みた番組です。
その有名人というのが夏目漱石、勝新太郎、そして立川談志でした。

表情や動き方は独特の感じはあるものの、話し方や雰囲気・緊張感は
生前テレビ越しに見たそのものの姿に見えました。

再現ドラマだけでなく、アンドロイドが自然に自らを語ったり、高座に上がったりする時代が
すぐそこに来ているかも?とおもうと何だかSF漫画の話のようですが、
そういえば数年前に「米朝ロボ」の話題、あったなあ...と思い出しました。


どちらかといえば語る、というよりも音声に合わせて忠実に体を動かしているのですが
どんな形でも、かつての名人を何かしら後世に残したい!という流れは必然的なようにも感じます。


そういえばアンドロイドがたくさん登場するブレードランナーは
2019年の設定でしたね。
今現在あの映画のようなレプリカント(人造人間)は周囲にいませんが
将来放送されるかもしれないレプリカント笑点、
想像するとちょっとワクワクします。


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このページは、cmemberが2019年1月29日 09:00に書いたブログ記事です。

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