私は見聞きした話のなかで、"良い考え方だな""素敵だな"と感じた文章をストックしています。これが私の日々のモチベーションに繋がっており、後ろ向きな思考になっているときに思い出して、気持ちを切り替えるスイッチを入れています。
今回は、2018年中にストックした言葉のなかから、その一部をご紹介します。この記事を目に留めていただいたどなたかの心にも響いたら嬉しいです。
「思いは招く」
昨年を振り返っていて、真っ先に思い浮かべたのはこの言葉です。
この言葉は、この講演は2014年のTED×Sapporoで行なわれたもので、株式会社植松電機の代表取締役である植松努さんの講演内で出てきたものです。
百聞は一見にしかずということで、ぜひ一度ご覧ください。
TED×Sapporoの公式ページはコチラ ⇒ https://tedxsapporo.com/talk/hope-invites/
この演説自体にもとても感動しました。繰り返し繰り返し、何度でも見たくなります。
また、演説のなかで、"人との出会いには意味がある。"ということが胸に響いたのですが、そうだとすれば、このインターネット動画を介して、私が植松さんと出会えたのもそのひとつかなと思っています。
「こうなりたい」「こう在りたい」と強く思いを描きながら日々行動していくことで、その出会いを掴めるのだと。このお話によって、それに気づかせてもらえました。
「他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる。」
この言葉を聞いてから、"他人を変えられない"という考え方を持っておくのはとても大事だなと思いました。
そう考えられるだけで、例えば、他人の嫌なところに気づいたり、意見が食い違っても、"それはそれ"として受け止められます。
人は誰でもその人だけの価値観を持っているもので、それを受け止める必要はあっても、すべてを受け入れる必要はないのだと。
イギリスのことわざで、「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない。(You can take a horse to the water, but you can't make him drink.)」というものがあるそうですが、それに通じるなと思います。
人って、自分で気づかないと変われないと思います。どんなに親しい人から言われたとしても、仮にそれによって何かを実行したとしても、そこに自分の意思がなければ続かないし、そうだとしたら、真の意味では変わっていないのだと思います。
「あなたを落ち込ませるのはあなたしかいない。」
これは"嫌なことや理不尽なことを思い出した回数分だけ、嫌なことを再体験している"ということ。なので、意識を今に変え、目の前の人に集中できるスイッチを自分のなかで見つけると良い、と。(たとえば、心の中で"元に戻ろう"という言葉を唱えるだとか)
この"意識を今に変え、目の前の人に集中できるスイッチを自分のなかで見つける"というのはマインドフルネス(正念)に通じる気がします。
正念とは、つまり「正しく今に心を合わせる」ということ。このマインドフルネスの概念について知る機会があり、そこで興味をもったので、ただいま勉強中です。
2019年も、良い言葉に触れる機会を増やしていきたいです。