2019年の大河ドラマ「いだてん」。
金栗四三という人物が主人公です。
この人、日本のマラソンの父と呼ばれています。
なんとあの道頓堀のグリコのモデルも、
この人というウワサがある伝説のランナーです。
一般には、箱根駅伝を作った人として知られていますが、
実は、箱根駅伝は副産物であって、
本来の目的が別にあったそうで。。。
金栗は、
日本選手が世界で活躍するという夢を持っていました。
そんなレベルの選手が育つために、
ある構想を思い立ちます。
それがアメリカ大陸横断駅伝。
明治の頃の人の考えることはデカいです。
その予選を行おうとして、
誕生したのが箱根駅伝なのだとか。
箱根のあの険しい山道を登る理由は、
ロッキー山脈を越える想定なんだそうです。
マラソンや駅伝が定着した今でも、
あんな坂を登るものはほとんど無く、
とんでもない発想。
(日光のいろは坂を登る駅伝がありましたが、
消滅してしまいました)
彼の意思は、大学生が競う事とか、
日本が盛り上がるとかいう事ではなく、
世界を目指していたところが凄いところですね。
そんな功績から、
箱根駅伝の最優秀選手には金栗四三杯が贈られています。
さて、
なぜ大河のテーマが金栗なのでしょう。
それは日本人で初めてのオリンピック選手が彼だからです。
2020年に向けて、
オリンピックにまつわる事をテーマにしたと思われます。
僕ら陸上競技好きのあいだでは、
2017年の春頃から、
金栗が主人公という事が伝わっていました。
でも、陸上好きのあいだでも、
彼に詳しい人はなかなかいませんで。。。
というわけで、
ドラマ(フィクション)をほとんど見ない僕が、
今回は見てみようかなとちょっと思っているところです。
でも1年間、およそ50話も
追い続けられる自信はありませんが。。。汗