毎回ツーリングへ出かけたレポートをお届けしていますが、
今回はどんな状態でツーリングに行っているのか、
というのに触れてみたいと思います。
自走で行ける数十キロ程度の距離の場合を除くと、
自走の時間を省略したいので、「輪行(りんこう)」という方法を使います。
ボクが高校生の頃は、日本サイクリング協会の会員になって
利用時には専用の輪行袋に分解して収納して、
さらに手回り品切符を運賃と別に払う、という段取りでした。
現在はこれが緩和されて、コンパクトにし、周りに危険のないようにして
できるだけカバーを使用すれば、無料で社内に持ち込むことが可能です。
普段、他県などの距離のある目的地に向かう場合はこの方法をとります。
最寄り駅まで分解してパッキングした輪行袋を運び、
電車に乗り、目的地で降車後に組み立てて走る、と言う具合です。
車内ではこんな感じです。
この輪行袋に前後の車輪、ハンドルとペダルを外して、分解した状態で
移動する訳です。
このように車端を利用することが多いです。
混んだ電車の場合は利用が難しいときもあるので、
混まない時間帯に出かける、混まない時期に出かける、など
多少の制限は出てくるんですが、大幅に走行時間が減らせるので、
その分、目的地をゆっくり楽しむことができるんですね。
上の写真の状態で装備も含めると12kgくらいでしょうか。
これにサドルバッグをシート(サドル)の後ろに括り付けて
さらにコンパクトに畳んだ輪行袋を付けるんです。
こんな感じで組立て上がり!
そして、分解組立てに必要な工具はこれだけ。
何種類かの六角レンチと、+とーのドライバー、スポークのテンションを調整できるニップルまわし、
さらにチェンカッター(左側の2と3の数字の刻印がある部分)も付いた便利ツールです。
スパナを使う箇所がないので、ほとんどこれ一つで対応可能です。
(販売はライトウエイ)
サドルバッグの中には、パンク対策として替えの新品チューブと
空気入れ(ポンプ)などを仕込んでおきます。
まれにチェンも切れることもあるので、先ほどのような
チェンカッターの付いたものだと重宝します。
また、出先によってはコンパクトな山用のコンロを持っていけば、
気持ちのいい場所でこんなことも!
もちろんコーヒーだって楽しめますよ。
こんな感じで毎回ツーリングに出かけています。
普段は仕事に集中していることが多いので、週末の休みはツーリングで気分をリフレッシュしています。
ついつい忘れてしまいがちな季節も感じられることもあって、
途中寄り道をしながらの「のんびりツーリング」は自転車ならではですね。