私の今年の読書は
鬼平犯科帳が大半を占めておりましたが
このままじゃ鬼平しか読まない年になってしまうと怯えて
一旦休憩することにしました。
その判断のおかげで読めたのが
『いねむり先生』伊集院静・著
これは、ハードカバーで出版されていたときから
気になっていたので
文庫版を発見して、喜んで購入しました。
著者の先生に対する愛情が溢れた
とても素晴らしい作品でした。
過去にとらわれる感覚と、未来へ動き出す力
退廃的な生活の中にある愛情と健全さ。
ないまぜ感がリアルでスゴく引き込まれました。
違う国の話のように遠くに感じる時もあるのに
たまに自分に向けて発せられたかの様に
近くに感じられる言葉があったり
涙なしには読めないお話でした。
ただ、ギャンブルの描写が多く
専門用語に詳しくなってしまいました。
30代独身女性が
ギャンブル用語に詳しいなんて
プラスはひとつもありません。
徐々に忘れていきたい気持ちと
この作品のことはずっと忘れないでいたいという気持ちが
拮抗しています。
ジルでした。
鬼平犯科帳が大半を占めておりましたが
このままじゃ鬼平しか読まない年になってしまうと怯えて
一旦休憩することにしました。
その判断のおかげで読めたのが
『いねむり先生』伊集院静・著
これは、ハードカバーで出版されていたときから
気になっていたので
文庫版を発見して、喜んで購入しました。
著者の先生に対する愛情が溢れた
とても素晴らしい作品でした。
過去にとらわれる感覚と、未来へ動き出す力
退廃的な生活の中にある愛情と健全さ。
ないまぜ感がリアルでスゴく引き込まれました。
違う国の話のように遠くに感じる時もあるのに
たまに自分に向けて発せられたかの様に
近くに感じられる言葉があったり
涙なしには読めないお話でした。
ただ、ギャンブルの描写が多く
専門用語に詳しくなってしまいました。
30代独身女性が
ギャンブル用語に詳しいなんて
プラスはひとつもありません。
徐々に忘れていきたい気持ちと
この作品のことはずっと忘れないでいたいという気持ちが
拮抗しています。
ジルでした。