日曜日の夕方、「Teatro Raffinato〜テアトロ・ラッフィナート」のコンサートに行ってきた。
場所は九段の靖国神社からほど近いイタリア文化会館。
このユニット、基本的にはベースの下野ヒトシとサックスの宮崎隆睦によるユニットで、
宮崎氏は一時期「T-スクエア」にも在籍していたことのある人物。
そちら方面が好きだということを知っている昔のバンド仲間だった友人が誘ってくれたのだった。
T-スクエアの元メンバーとはいえ、いわゆるジャズ・フュージョンという単純な括りでは説明できないような編成と演奏だった。
このユニットで一番特徴的なのは、弦楽四重奏のパートが入っているということだ。
今回はそれに木金管四重奏のパートが加わって、ちょっとしたオーケストラの音の厚みが楽しめた。
楽曲のスタイルもサンバ、ボサノバ、ジャズ、クラシックと実に幅広い。
最近はこのような編成の音楽が多くなった気がする。
YouTubeにも動画が上がっているので、興味のある方はいかがだろうか。
ちなみにこの日はスペシャルゲストで、アコーディオンの桑山哲也氏が参加していた。
何度かテレビでも見たことのあるプレーヤーだが、女優の藤田朋子のご主人だ。
ライブは二時間ほどで終わり、夕食でも行くか、ということになって、
これまた何十年ぶりに、麹町にある某有名イタ飯屋に歩いて行くことにした。
ここのパスタはちょっと細めでガーリックが利いていてうまい。
麹町の日本テレビ前なので、芸能人でも知っている人も多かったようだ。
ボクも随分前にはこの近くに勤務していたことがあって、時々昼飯を食べに来たものだった。
以前は広告代理店に勤務していたその友人とは、いまの業界の話などして、食後は市ヶ谷駅で別れた。
友人とは最近時間のある時に飲んだりする機会が多くなった。
そのうちまたバンドやろう、ということで。
いずれオヤジバンドならぬオジイちゃんバンドでもいいかな、なんて思っている。
仕事も違うし、普段聴く音楽も随分と違うのだが、アマチュアながら
バンドと言う形で同じ時間を共有した仲間との時間は、やっぱり落ち着くのだ。
オマケ
ライブの写真はないので、ペペロンチーノの写真で〜。