この年末、最強のLIVEに参加しました。開演前から会場外ではコンセプトに沿ったイベントが用意され、
一日中その世界観に没入させてくれます。
会場で目を引くのは、多くの若いスタッフの姿。
全員が専用のシャツを纏い、キビキビと立ち働く。
警備スタッフは落ちているゴミを自ら拾い、スマートに分別していく。
スマホ操作に不慣れな客への対応も、丁寧かつ簡潔。操作が終われば「良かったですね、楽しんでください」と声をかけてくれます。
ホテルやテーマパークのようなホスピタリティとは異なる、商店街の馴染みのような絶妙な距離感。
感動、最強、圧巻のパフォーマンス後も、スタッフの方々は安全かつ速やかに何万人もの客を誘導し、
「ありがとうございました」と見送ってくれました。
最後まで世界観を守り、高揚感を持ったまま帰路に就かせてくれる。
大量のアルバイトスタッフがアーティストの代弁者として機能している。
その徹底した教育とマネジメントに、大きな会場でLIVEを開催できる者の偉大さを改めて実感しました。
同じチームとして成功を目指すという意思が共有されているのでしょう。
私も、たとえ会えなくとも、推しの末端として働けるならそれは幸せなことだと感じる見事なプロフェッショナルな現場でした。
みなさん良いお年をお迎えくださいね

