Qです。
今日はとても長い点、ご了承ください。
週末、うれしいニュースが飛び込んできまして。
私のファン企業「ヘラルボニー」が
"カンヌライオンズ" Glass部門ゴールド受賞...!
私がこの会社を知ったのは6年前のネット記事。
花巻駅をアートでラッピングした写真を見て
「鮮やかで個性的で私の好み!」とそれはもう心躍りました。
企業サイトへ飛び、ページをスクロールする
指と瞼が震えたことを覚えています。
ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をキャッチに
「福祉を起点に新たな文化をつくりだしていく」
ことをミッションとしている企業です。
具体的には、知的障害のあるアーティストと
ライセンス契約を結び作品をIP化。
アパレル、日用品、空間演出など
多彩な商業品へと展開しています。
世界的にも「支援」の文脈でしか語られてこなかった
「福祉」という領域において、社団や財団ではない
「民間企業」が、作家の知的資産に投資し
「パートナー」として経済循環を生み出す。
平均工賃2万に満たない仕事しか選択できない彼らに、
「寄付」ではなく「対価」を正当に支払う。
福祉文化を変えていく。
まさにカンヌライオンズ glass部門にふさわしい!
ノミネートを受け、何かしらの賞は獲れると
信じていましたが、まさかの金獅子だなんて...!
(皆さんは確信して今後の世界進出を視野に応募したとのこと)
式典の中で審査員がプレゼンターへ何度も問うという
"What's next?" ーそれで、その次は?
(どう世界を変えていくの?)
一過性の取り組みではなく持続可能な発展のある取り組みを。
本当の意味で"サスティナビリティ"に触れた感覚がしました。
仕事の中でも点ではなく帯で、という話が良く出ますが、
単なる帯ではなく、もう一次元上の
継続した先の発展を意識する視点を持っていたい。
本当におめでたい!
未来を一緒にワクワクさせてくれる稀有な企業。
これからもファンとして応援していきます!
※カンヌライオンズ Glass: The Lion for Change
"glass ceiling(ガラスの天井)"からきていて、
社会の不平等や偏見の問題に取り組む事例を評価する部門。
ブランドのパーパスを超えたクリエイティブなコミュニケーションを通じて
文化を変革し、社会に変化をもたらし、世界にポジティブな影響を与える作品から選ばれます。