text by 赤様
つば九郎が亡くなりました。
ご冥福をお祈りいたします。
ご存知ヤクルトスワローズのマスコットキャラクターです。
説明は不要ですよね。
つば九郎がデビューしたのが1994年。
僕は1996年まで神宮球場にいたので、3年間同じ職場でした。
同じ人工芝の上を駆けまわっておりました。
だから元同僚と言っていいかもしれません。
振り返れば、
当時は今ほど愛嬌あるキャラクターではなかったような気がします。
全然印象に残ってないからです。
中の人ともよく挨拶をしましたが、どちらかというと不愛想で、
個人的な推測ですが、
中の人は、それ以後に交代したのかなと思ってますが、
真相はわかりません。
今では、
愛くるしい振る舞いと、
ちょっと悪い子的なユーモアのある発言が、
唯一無二な存在ですよね。
スポーツ系のゆるキャラでは、
最も人気のある存在なのではと思います。
でも、試合の合間に、グランドで愛嬌を振りまいて、
控室に戻ったときのグタッと脱力した感じが、
今でも忘れられません。
試合が無い晴れた日には、
人がいないスタンドに、
天日干しされているつば九郎がおりました。
そんな一面を見れたのも、
いい思い出です。
着ぐるみを被るだけで、
これだけの人が近寄ってきて、心を開いてくれるって、
すごい仕事だなと、
間近で見ていて思ったことを思いだしました。
素敵な仕事ですよね。
お疲れ様でした!
あ、仕事じゃないか。。。(汗)
そういう生き物か。。。(笑)