Qです。
25年のカレンダーをどうしようかとぼんやり考えていた昨年秋頃。
会社近くの雑貨屋で芹沢銈介の型染カレンダーを見かけ、衝動買いしました。
芹沢銈介、日本の染色工芸家で人間国宝です。
彼が染色の道を進み始めたのは32歳のとき。
民藝運動の父柳宗悦に出会ったことがきっかけでした。
私、今年32歳だ...!
前回のブログで
" 一つひとつに折り合いと決断を重ねる年に。"
と書きましたがそう思うきっかけになったのが
「今日が一番若い日」「今が自分の最前線」という言葉。
歳を重ねて、色々と負けたくないと考えることが多かった時、
ベタで簡潔な言葉が一番分かりやすく染みました。
今回買った暦は芹沢が50歳の時から亡くなる1年前まで
38年間つくり続けた作品の復刻版です。
当時32歳は若くないとされる年齢だったのでは?と想像すると
その歳から職人の世界に飛び込んだこと
50歳になって新たに挑戦を始めたこと
最期までやり続けたこと
人間国宝まで上りつめたこと...!
自分がぼやけたときは
カレンダーを見て引き締めます。