僕が今までに行った海外旅行は、
全てひとり旅でした。
ひとりで行くと、
地理、現地の人の行動、治安、食事の注文、
その土地のルールなどなど、
あらゆるものに敏感になります。
言葉ができれば、
精神的にかなりラクなのでしょうけど、
僕のそれは挨拶程度でしかなく、
もうハッタリと愛嬌でなんとかごまかして、
成田に着いたときには、
どっと疲れが、、、ってなるのが毎度のことです。
初めての海外だったスペインでは、
1、2、3・・・という数の勘定ですら、
スペイン語でどう言うか調べなかった・・・。
そんな調子でしたから、現地でかなり苦労しました。
でも「まあ、同じ人間なんだから」
という考えが僕のなかにはあって、
言葉というオブラートを見なければ、
通じ合えるものがあるだろうと思っているのです。
それと、
もうひとつ頼りになる道具があります。
それは笑顔。
これは多くの人からも同じ意見を聞きます。
個人的な感想ですが、
日本人は笑顔が足りない気がします。
見知らぬ人同士が会話
(買い物や事務的なやりとりも含む)をするとき、
あなたには敵意は無いということを、
積極的に表明すべきだと思うのです。
握手をするのも同じ意味なのでしょう。
これはどこの国籍、民族に限らず、
世界標準なのでしょう。
僕が現地語を喋れなくても何とかなったのは、
笑顔を使えたからなのかなと、
今になって思います。