海外で頼りになるもの

text by 赤様

僕が今までに行った海外旅行は、
全てひとり旅でした。

ひとりで行くと、
地理、現地の人の行動、治安、食事の注文、
その土地のルールなどなど、
あらゆるものに敏感になります。

言葉ができれば、
精神的にかなりラクなのでしょうけど、
僕のそれは挨拶程度でしかなく、
もうハッタリと愛嬌でなんとかごまかして、
成田に着いたときには、
どっと疲れが、、、ってなるのが毎度のことです。

初めての海外だったスペインでは、
1、2、3・・・という数の勘定ですら、
スペイン語でどう言うか調べなかった・・・。
そんな調子でしたから、現地でかなり苦労しました。

でも「まあ、同じ人間なんだから」
という考えが僕のなかにはあって、
言葉というオブラートを見なければ、
通じ合えるものがあるだろうと思っているのです。

それと、
もうひとつ頼りになる道具があります。
それは笑顔。
これは多くの人からも同じ意見を聞きます。

個人的な感想ですが、
日本人は笑顔が足りない気がします。

見知らぬ人同士が会話
(買い物や事務的なやりとりも含む)をするとき、
あなたには敵意は無いということを、
積極的に表明すべきだと思うのです。
握手をするのも同じ意味なのでしょう。
これはどこの国籍、民族に限らず、
世界標準なのでしょう。

僕が現地語を喋れなくても何とかなったのは、
笑顔を使えたからなのかなと、
今になって思います。


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このページは、cmemberが2019年5月31日 09:00に書いたブログ記事です。

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