地球プチ防衛軍

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text by 赤様

梅雨に入り蒸し暑くなってきました。
「低炭素社会」が叫ばれている昨今、
空調も省エネ運転するのが世の中の流れというもの。
ウチの会社も、それにちょっとばかり貢献ってな具合で、設定温度上昇中。
そのため社内は、ちと蒸し暑い。

ふりかえれば、今でこそ電車の冷房は当たり前だが、
僕らの子供のころは、電車には冷房の装置さえついてなくて、
それが登場したときには、それは一大センセーショナルだった。
「冷房車」というステッカーが貼ってあって、
陽炎が立つ炎天下にいると、それはそれは神々しく思えた。
そう考えれば、冷房が使えるだけでもありがたいことだ。

子供のころは、
真っ黒に日焼けして泥だらけになって、
暑いのなんて気にせずに遊んでいた。
大人になると同時に暑さに対する抵抗力がなくなるのは、
成長なのか、退化なのか・・・。

昨夏、ドイツに行ったときのこと。
ベルリンの通勤電車には冷房の装置がついていなかった。
暑くはあったのだが、
窓から入ってくる風で、これっぽっちも不快ではなかった。
欧州の夏というのはそんなものなのか、と思った反面、
スポーツの大会のために海外から来日する選手が
その蒸し暑さに面食らうのは、
それほどモンスーンアジアは強烈だという証拠だろう。
冷房サマサマである。

でも、聞くところによると、
東京都のCO2排出量のうち、その1/4が家庭からのものだそうだ。

CO2を含む、いわゆる温室効果ガスというのは、
自然界で処理できる量が決まっていて、
それ以外に人為的に減らしていくことは出来ない。
人間が出す温室効果ガスの量を、
自然界が処理できる量より少なくしないと、改善しないのだ。
借金のように積もりに積もったCO2という負債。
経済も負債だらけなら、環境も負債だらけ、ヘンな時代である。

だから、何か、多少不自由を覚悟しても、
僕らが今の生活をちょっとずつでも変えてみる。
そういう時が来たということだ。

不自由になれば、人間、工夫するものである。
先人は、そういう部分に長けていた。
おばあちゃんの知恵袋ではないが、
現代人も冷房の無いころの思考にもどれば、
何か新しい知恵が生み出せるかもしれない。

そうして浮いたお金でフトコロ具合がちょっとでも良くなれば、
それこそ一石二鳥だろう。
みんなでちょっとずつ地球をまもる、地球プチ防衛軍。
明日の地球を救うのは、僕たち以外にいないのだ。

コメント(1)

赤さま、おはようございます。

日本の電車も窓開けて走ればいいのになぁ~って乗るたびに思います。おいらは汗かきですが、クーラーって非常に苦手ですね。汗が引くまでは心地いいと感じますが、引いた後は急にダルくなってしまいます。


コレって年齢からくるものなんでしょうかね?

車の運転をしていても、クーラーよりも窓を開けて走っているのが好きです。
家族は嫌がりますが・・・(爆)

暑いだ、外がウルサイだの。。。

わたくし事で恐縮ですが、車を使わずに、近場の営業まわりは、現在自転車で廻るようにしております。パーキング代も掛かりませんし、何より大好きなゴルフの為。

そうです。足腰強化です^^

年々体力も衰えてきてますので、鍛えて強化する事よりも、維持目的くらいがちょうど良いかもと思っております。

あっ!

長々とコメントしてると、記事より長くなってしまうので、このへんで(爆)

がはは!


さて、金曜日です。気合入れて行きましょう~~~~^^

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このブログ記事について

このページは、cmemberが2010年6月18日 09:00に書いたブログ記事です。

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