このところ、会社の近くに美味しいそば屋を発見して、
今日はどこにしようかと迷うような毎日です。
ボクはおそばが大好きです。
子供の頃はうどん派でしたが、社会人になってからある時点でそば派に変わりました。
ある会社でのこと。
当時の会社の社長さんが残業食に毎晩そばの出前を頼んでいて
ボクもそれを毎日食べているうちにそばのおいしさに気付いた、
というのがその転機でした。
おそばの専門店ならばこのあたりは
「かんだやぶそば」「神田まつや」など名店が多いところです。
名店といわれるだけあって確かに美味しいおそばです。
でもボクのこだわっているのは、実は立ち食いそばです。
立ち食いそばは、「安く、うまく、早く」食べられる
和食ファーストフードの代表のひとつですが、
いまどきの立ち食いそば屋さんはそんなんじゃやってられません。
よほど立地の良さが抜きん出ていない限り、
そこそこじゃ勝負できる時代ではないでしょう。
そんな中で、この神田小川町は激戦区と言っても過言ではないでしょうね。
10分圏内という近くにボクが知っているだけで「小諸そば」が4店。
「富士そば」が2店。それ以外を含めるとまだまだ出てきそうです。
最近、神保町三井ビル側の千代田通りに1店見つけました。
ここはとにかく安い。(なんと冷やしたぬきが300円です。)
しかも店で毎日そばを打ちます。コシがあってやや細めんです。
天ぷらも安っぽくて粉っぽいという以前の立ち食いそばのイメージではありません。
サクサクしてます。かき揚げがややタマネギが多いのがボク的にはちょっと・・・ですが
全体で見れば対価格でいうコストパフォーマンスはかなり高いです。
そしてもう一軒、最近発見した店です。
神田駿河台下の交差点から御茶ノ水駅に上っていく明大通りにその店はあります。
交差点から左側の歩道を駅に向かって歩いて行くと、明治大学に至る手前の左に
目指すお店があります。今年に入って春が過ぎ頃から開店ようです。
某有名洋食キッチンの少し先です。
(このブログで水曜日担当の同じハンドルネームの営業さんがいますが。)
ここは先ほどのそばやさんに比べると少し高め。
高いといっても立ち食いそばとしては標準的な価格帯ですけど。
こちらもやや細めの麺で、そば殻が目立つ4:6くらいのおそばです。
天ぷらはボクはこちらの方が好みです。
時々帰宅の中で駅のそば屋で食事を済ませることもあります。
正直言えば、どこも似たり寄ったりのコシの無いゆで麺に
特徴のないそばつゆという、前時代的な立ち食いそばが多いように思えます。
企業努力している、とはどう見てもいえるものではないと思います。
それに比べて最近のこの2店はどうでしょう。
低価格という枠の中で、実に企業努力していると思うのです。
安いけど、決して「安いからこんなものでいい」という感じがしない。
駅の中というある意味恵まれた状況でなければ、継続して営業していられるのだろうか。
いささか疑問といわざるを得ません。
価格に妥協せず、うまさを追求しているこんなニューカマーの立ち食いそばやさんは
不況のいま、サラリーマンの強力な味方ではないかと思うのです。
※写真はそばのイメージで、記事と無関係です。
蕎麦おいしそー
ベルリンより
あかさまぁ~~!
写真のそば、おいしそうでしょ。
これは群馬のあるお店の手打ちそばで、
お値段も立ち食いの3倍はするおそばです。
ところで織田裕二に会えましたか?