大人になったなぁ・・・なんて最近いろんなところで感じます。
たとえば焼き肉で胃もたれをおこしたり、腕をのばしたら首をつったり。
これじゃ大人って言うよりも・・・衰えか。
普段から妄想ばっかりで、
中学の同窓会では「変わらない人」ランキング第1位の私でも
チャンジャをおいしいと思ったり、保険に入ったりして
大人になったなぁって感じたりします。
でも、本大好きの私は「大人になったなぁ」を本でも感じるんです。
高校生のときに
『放課後の音符(キーノート)』 山田詠美・著
を読んだ時はなんか恥ずかしくて耐えられなかったんです。
同世代なのに自分より何倍も大人な登場人物たちに「なんだよ、かっこつけちゃってサ、ふんっ」って思ったんです。
でも20歳くらいから山田詠美さんの本を読むようになって
『放課後の音符(キーノート)』も好きになりました。
本の登場人物と同じ年代でなくても、その年齢を経た後なら
共感や理解することができるんだって強く感じました。
でも一番好きなのは『ソウルミュージック・ラバーズオンリー』
カッコいいんですよね。(詠美さん流に言うと「クール!」)
文章というよりも感性が。
言ってることもやってることも野性的で本能的なのに、
全体の雰囲気は上品で知的。
なんでかなぁ、すごいよなぁ。
どうしてもカッコいいんだよなー。
やっぱり詠美さんの作品の魅力は深すぎて
高校生の私には荷が重かったかな。
そんな詠美さんがいつしか私の教祖さまになり
山田詠美作品たちはバイブルとなったわけです。
あぁ、大人になったなぁ私。
なぁんて、年末らしく自分を振り返ってみました。
ジルでした。
そうねぇ~。
大人になったよ・・・『汁』チャン^^
私も学生の頃は本なんて”全く”興味なかったけど、読むようになったって事は・・・ねぇ?
コーヒーや野菜が好きになったり、自立したり・・・大人の階段登って、登って、そろそろ降りたいくらいだわぁ~。