北欧デザインのシティバイク

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biomega社のCOPENHAGENという自転車が有る。
クラシックな自転車が好きな私だが、やはりデザインをするという職業柄か
現代的なこの自転車のデザインやコンセプトはとても気になっているのだ。

copenhagen_w800.jpg

いわゆる工業デザイナーがデザインした自転車なのだそうだ。
自転車だけを製作しているフレームビルダーの自転車とは違い、
工業デザイナーの視点からスタートしているという所で
ボクは注目している。

ちなみにbiomega社のことを調べてみたら、
デンマークの工業デザイナーである
ジェンズ・マーティン・スキブステッドが1998年に発足させた
デンマークの工業デザイン会社らしい。
この「COPENHAGEN」というこの車種も、
ジェンズ・マーティン・スキブステッド氏がデザインしているそうである。

その外見上の特徴はというとなんといっても、
街にピタリと馴染むシンプルなデザインだ。
と同時に、街乗りで必要と思われる特徴も備えている。
それがシマノのインター8という内装変速機と、
オリジナルのシャフトドライブの採用だ。

前者は基本的に構造上チェンが外れるリスクが無い。
なにせいつも見慣れている外装変速とは基本的に違う構造だから。
そしてシャフトドライブゆえにチェンが無く、ズボンの裾が汚れる心配が無く、
チェンとクランクのギアに食われることも無い。

フレームはアルミ製。フロントはディスクブレーキ付き。
幅広いの身長に対応するフレーム寸法や、ケーブル類の内蔵など、
街で乗るオシャレな自転車、というところを上手く押さえていると思う。

ただし値段はそれなり。そこそこ高い。
もちろん何を基準に高いというのか、ということは有るが、
178,000円という税込み価格は、普通の感覚じゃ、やはり高い。
しかし、機能やそのスタイリッシュなデザイン等を見ると
そんなに高価というわけでもないと思う。

北欧のデザインというと、何だか家具ばかりが目立つが、
こういった製品にも北欧らしさが良く出ている気がしている。
グラフィックだけでなく、プロダクトデザインとして見ても
個人的には感性の部分でウマが合いそうなのだ。

さすがに価格を考えるとその気になりにくいが、
実際私の中ではかなり「欲しい度数」は上がっている。

北欧に限らずヨーロッパのデザイン・センスは好きだ。
もうずいぶんと前からシンプルで使いやすいデザインだと感じていた。
今後も自転車に限らずどんな製品が出て来るのか、
ボクは密かに楽しみにしている。

コメント(1)

自転車っていう機能がしっかりとデザインされているから、
素敵ですよね。
僕もほしいなー。
http://item.rakuten.co.jp/nextbike/407/

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このページは、cforceが2008年11月17日 09:00に書いたブログ記事です。

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