この11月20日(月)から、ついに総武線各駅停車においても
朝の千葉から御茶ノ水まで、女性専用車輌の導入が始まるそうだ。
もう他の路線ではすっかり定着した感のあるサービスだ。
これも時代の流れ、痴漢の被害の減少にも繋がる、と分かっているものの、
何年も利用している私にとっては、いささか複雑な心境だ。
私がいつも利用している車両がその対象車両だから尚更だ。
私個人的には弱者を守る、と言う考えは賛同できるんだけどねぇ。
実際この世の人間の半数は女性が占めているわけだし、
従ってこのようなサービスがあるってのは、わかるんだがなぁ・・・。
いっそのこと、携帯電話が堂々と使える車両や、
ポータブルミュージックプレーヤーが存分に楽しめる車両とか導入したらどうなの?
と皮肉の一つでも言いたくなる。
私などは、夜の列車に酒癖の悪い酔っぱらい禁止車両も導入して欲しいものだ。
ま、冗談はさておき、編成の車端が多い女性専用車だが、
高齢者や障害者に対しての配慮と言う観点からすると、
まだまだ課題はあると思う。
ネットで調べると、予想以上に反対意見も多いようだ。
先日の自宅での階段転落で、身にしみて感じたことだが、
通勤時間のピークの車輌って、本当に殺人的だ。
特に夏の暑い時期では一触即発でケンカが起きても不思議でない状況だ。
(実際目前でケンカが始まったことも何度かあるゾ!)
そんな中で、その時の私のように身体的にハンデを負っていても
見かけは普通だから、混雑の中での身のやり場には苦戦した。
本当の弱者は女性だけではないはず。
いろいろな立場の人がいるから一つの方向に決めることは難しいとは思うが。
単に痴漢対策であるなら、他の対応策って無いんだろうか。
少し反論させてください。確かに女性専用車両のあり方は様々な考えがあると思います。
しかし、必要がないとはいいきれない。
痴漢を例に取れば、女性専用車両あって当然と考えます。
私自身何度も痴漢には遭遇しました。書けない様な酷いことも実際ありました。
そんなとき誰も助けてはくれないのです。
私は恐怖のあまり身動きも出来ず、小さくなることしか出来ませんでした。そして恐怖と恥ずかしさととてつもない悔しさと大きな心の傷だけが残るのです。
声を出せる人、立ち向かえる人なんてそういません。多くの女性は声を殺して、事実をなかったことにしようとしていると思います。
そういった女性が通勤電車を恐怖に思い乗れなくなってしまうことは容易に想像できると思いませんか?
女性だけが庇護されるべきとは思いません。しかし男性と平等であるべきだとも決して思いません。
老若男女すべての方に配慮は必要だとは思います。
だからこの場合、女性専用車両が問題なのではなく、女性専用車両が出来てしまう背景がもっと重要な問題だと考えます。
過剰反応とは思いますが、別の意見があると少しご理解いただければと思い書き込みさせてただきました。
000さん
「反論」の趣旨、私は理解できます。
私も舌っ足らずなところも有り反省もしなければいけませんね。
ただ、私は専用車両が必要ないなどと思っているわけでは
決してないので、この点は誤解無きようお願いします。
ご指摘のように、該当の車両のできてしまう背景が
もっとも問題なことだというのは私も同感です。
すべてのことに言えることですが、
公共の福利に反するほんの一部の個人の欲求のために、
秩序やルール、エチケットなどが
蔑ろにされるのは、やはり問題があると言わざるを得ません。
むしろ私が指摘したかった本質はそこにあります。
この専用車両の導入ということで私が困ったと思うことは
他の方法が何かないのだろうかという点だけでなく
そんな状況になってしまう現実がある、という事実です。
この点を充分伝えきっていなかったと反省しており、
私の意図したことと違った内容に受け取られ、
誤解を生じたことについては謝罪させていただきます。
「過剰反応」とは思いません。
社会人としてやはりこの辺のことは、きちんと
考えなければならないと思います。
また結果としてこのブログにおいては適切でない話題だったと
後悔もしています。
ご迷惑をおかけしました。