欧米のスポーツ選手のインタビューにおいて彼らが必ず発する言葉。それは試合を、あるいはその競技を「楽しみたい」という言葉。どんな競技の選手でも異口同音にその気持ちを口にする。
たとえば、アメリカの選手は五輪や各競技の大きな大会において、ここぞという時に最高のパフォーマンスを発揮するのは周知の事実である。実力主義の社会。スポーツが市民に浸透していること。最先端の設備やノウハウ。数々の要因がそれを支えているのは確かだが、それだけではない。アメリカには「HAVE FAN」、楽しむ気持ちを持とうという考えが根付いている。試合前も試合中も彼らには心理的に余裕がある。
対して日本ではどうだろう。必要以上に意気込んだり、周りの期待を過度に背負いすぎて思うような結果を残せないケースを、五輪のような大きな大会でよく目にしてきた。試合前の表情は悲壮感さえ漂っていることも珍しくない。それはまるで、チャンスを自らピンチにしてしまっているようにも見える。
しかし、その点において最近の日本選手は変わり始めている。若い選手を中心に試合を、競技を楽しめるようになってきている。それは決して真剣にやっていないのではない。プレッシャーから逃れたいという心理からでもない。その背景には、欧米の考えを取り入れた指導者が若者のそのような考えを認めていること。またこれまでの日本選手の多くの失敗を肥やしにしていることがあげられる。
必要以上に執着しないこと。考えすぎて自らを追い込まないこと。何事も楽しく取り組もうではないか。成功へのひとつの鍵がそこにある。
・・・と、まあ生意気なことを書かせていただきましたが、この世知辛い世の中、でもそれに屈せず、目の前に起こるどんな現実も楽しんでいこうじゃないかと、少々鼻息荒いですが、私のモットウをこんな形で表現してみました。今以上に楽しく生きるために、明るく、かつ建設的に人生を構築していきましょう!
あっ、紹介が遅れましたが、私、水曜を担当します赤様と申します。おこがましくも自ら「様」と名乗っていますが、社内の一部ではこんな感じで呼ばれているので、それをちょっと拝借しました。でも韓流とは全く関係ありません。どうぞよろしくお願いします。
こんにちは。青様です。
> 必要以上に執着しないこと。考えすぎて自らを追い込まないこと。何事も楽しく取り組もうではないか。成功へのひとつの鍵がそこにある。
これ、私も同感ですね。
簡単なことではないんですが、無理してではなく、自然にこのような状況に自分を置けることって重要なことだと思います。必ずしも真剣なことだけで良い結果を生み出すとは言い切れないのは、今までの経験で得ている事実です。
真摯でありながら、一方で遊び心を忘れない生き方や処世の仕方って、きっと自分の人生において良い結果に結びつくと信じたいですね。