text by 赤様
よくスタジアムやイベント施設に行くのですが、
そこで目にするのが、女性のトイレの行列。
なんでこんなに並んでいるのか？
これじゃ女性のお客さん増えないよね。
と以前より思っておりました。
先日、ある記事を見つけました。
女性用トイレが少ないと思った61歳の一般女性が、
全国のトイレを調査し国を動かしたという記事。
どこもかしこも、
女性用の数がかなり少ないにもかかわらず、
駅や商業施設などのトイレ設置数には、
明確な基準がなかったのだそうです。
そこで国は、
「女性用トイレの利用環境の改善に向けて、
国内外の動向等の把握を進め、対策を推進する」と
閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針」
に明記したのだそうです。
前述の女性は全国1092カ所のトイレに実際に出向き実情を調査。
すごい熱意と活動力ですよね。
素晴らしいです。
昨今、イベントもスポーツも、
集客をいかに向上させるかに躍起です。
特に女性や子どもがカギを握っている業界も多いはず。
でも、トイレの不自由さを理由に、
多くの人で賑わうところを敬遠する人は、
少なからずいるように思うのです。
斬新な企画や謳い文句で集客するのもいいですが、
その前に、
そういうところの環境が良くなることも期待したいですね。
