text by 赤様
ハーバード大学。
あの人のおかげで、ちょっと話題です。
世界中から頭脳明晰な方々が集まってくるところです。
そして、彼らがそこで何かを得て、
卒業したり、または大学に残って研究したりしていくなかで、
世の中に大きな影響を与えていくことになるのです。
そこで一体何が行われているのか?
どうして彼らはそんなスーパーな存在になっていくのか?
そんな疑問が僕にはありました。
そしたら、卒業生がテレビでこんなことを話してくれました。
ちょっと驚きました。
まず、入学すると、
「ここはリーダーを養成するところです」
とハッキリ言われるのだそうです。
で、リーダーはどんどん物事を裁いていかなければならないから、
宿題も処理しきれないくらい、ものすごい量が出るのだそうです。
で、それを処理しきれず授業についていけなくなったり、
授業での発言の数が減っていくと、
先生から呼び出されて「おまえ大丈夫か?」と言われてしまいます。
それでもダメだと退学させられてしまう。
だからみんな必死でやっているんです、
と卒業生は仰っていました。
そんな膨大な量をどう処理していくのか。
ひとつの手法として、
コミュニケーションや会議などで出てくる言葉や事柄を、
様々な相手に対して曖昧にしておかない、
ということをやるのだそうです。
どういうことかというと、
たとえば、ある言葉を聞いたら、
みんな同じことを認識できるようにしておく、
みたいなことなのだそうです。
曖昧なままにして進んでしまうと、
伝わりずらくなったり、
解釈に時間がかかったりする。
そんなロスを減らすようにしておくのだそうです。
概念などに名前が無い場合は、
ある言葉を考えて括ってしまう。
それを聞いてなんとなく僕が想像したのは、
世の中に新しく登場した地球環境を守る概念やビジネスの価値観は、
彼らがその現場で定義づけしたことなのかもしれないと、
思ってみたのですが、いかがでしょうか。
なんかものすごく抽象的なことですが、
そういう新しい概念や価値観って、
誰かが命名しなければならないですからね。
あくまで想像の範疇なのですが。。。