text and photo by 赤様
インバウンドの人たちを、
たくさん目にするようになりましたね。
もう見ない日はない、というくらい多い印象です。
観光地やそこに通じる交通機関では、
知らない言語が飛び交っています。
それどころか、
観光地ではない都内の住宅街にも、
インバウンドの方たちが来ていて、
いよいよそんな状況になったのか、と思いました。
日本を象徴する場所はいろいろありますが、
街やネオンをバックに写真を撮る外国人も多く見ます。
先日も、渋谷のスクランブル交差点を渡っていると、
横断歩道の途中で止まって、
渋谷の街をバックに写真を撮る人たちがいました。
そこは外国人観光客が少ない頃でも、
たくさん集まる場所ではありましたが。
先日、その交差点を渡り終わって、ふと上を見上げたら、
面白い光景だったので、思わず写真を撮ってしまいました。
交差点が良く見える2階の窓辺から、
横断歩道を渡る人たちを撮ろうと、
多くのインバウンドの人たちがスマホを構えているのです。
なんだかおかしく思えました。
僕はそんなインバウンドの方たちに対して、
ウェルカムな心境なのですが、
というのも、自分が海外に行ったときは、
どこへでもどんどん歩いて行ってしまう方なので、
そんな好奇心旺盛な方々を見て、面白いと思う性分なのです。
ただでさえ停滞気味の日本の今の経済では、
たくさんお金を落としていってくれる彼らは貴重な存在で、
インバウンドの彼らに食わせてもらってる
とも言えるくらいの状況です。
それでも観光立国と呼ばれる諸外国は、
もっと多くの観光客がいるようで、
日本でもさらに増えていくのでしょうか。
ただひとつだけネガティブに思うことがあります。
宿泊施設の値段が全国的にどんどん上がっていることです。
ちょっとそこだけは何とかしてほしいなと思っています。