ほんのり色づく

Qです。

週末はふくい桜マラソンの応援に帰省してきました!
新幹線開通の24年に合わせて企画され、
2回のプレ大会を経て、無事開催しました。

このご時世で定員13,000人が抽選なんて。
さすが初回...!と思っていましたが、
福井は全国で唯一フルマラソンが開催されていない県ということで
最後のピースを埋めるために参加した人も多くいたようです。

大会後、ランネットでの評価が想像より高く
コメントを現在進行形で更新して読んでいます(笑)、
大迫選手がサプライズで走ったこともそうですが、
他大会への視察や2回のプレによる
改善点のあぶり出しと解消、選手目線の動線など
どうやら綿密に調整されていたそう。

出身者目線で見ると、
コースは開花時期が重なれば地元民からみても見事な景色。
今年は例年より遅れたので、
来年はランナーのみなさんに経験してほしい。
そして福井という町や県民に触れ、また来るぞ、
の気持ちをたくさん持ち帰ってもらえたら嬉しいです。
そして、私の村もしかり、じじばばからひ孫世代まで
思い思いに応援する姿を見ることができました。
ずっと空気がほんのり色づいているような。
みんな、そわそわしているような。
町民市民が楽しむ機会をくれて感謝です。

大会からは離れますが、
ランナーの最後を飾る足羽川の桜並木は
戦後、市民の寄付で植樹された戦争・災害復興のシンボル。
約600本、2.2kmの桜並木です。
でも、20年前の福井豪雨で200本近く伐採となり、
ソメイヨシノの寿命である60年ももうとっくに過ぎています。
法規制により同じ場所への植樹はできません。

目の前に終わりが近づいているこの桜並木。
願わくば、ふくい桜マラソンが県内外から愛される大会となり、
ランナーを迎える光景を守るために関心を持つ人が増え、
この景色を未来へ繋げるきっかけになればとも思います。

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このページは、cmemberが2024年4月 4日 09:00に書いたブログ記事です。

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