こんにちは
もいみです。
この週末は恒例のスキーに行ってきたのですが、この話はまた次回に。
今日は前回からの流れで、「トリイ・ヘイデン」と「学童保育×作業療法士」について深めていきたいと思います。
「トリイ・ヘイデン」との出会いは20年以上前、高校生くらいだったでしょうか。
トリイはアメリカの児童心理学者で 情緒障害児教室や福祉施設での児童との交流をつづったノンフィクション作家。
その沢山の本は実際に担当した子ども(主に情緒障害児だがその要因は様々)との心の交流や家族との対峙など
とにかく克明に、時には目を背けたくなるほど鮮明に描かれています。
当時の私がなぜそこまで彼女の作品に強く惹かれていたのか...
考えることはなかったけれど、今なら「この伏線はここにあったんだ」と納得できる。
トリイは児童心理学者。
彼女の肩書にはそう書いてあるし、実際にそうなんです。
だけど、彼女のしてきたことはOTの領域なんじゃないかって「小児分野のOT」を知ってからは思っています。
作業療法士(以下 OT)っていうと、怪我したときのリハビリ施設や老人介護施設に居るイメージですよね?
日本ではOTの大半が医療施設や老人介護施設に紐づいていて、小児分野を専門にする人は数%とのこと。
アメリカでは障害の有無に関わらず教育の現場でOTと関わるチャンスがあり、
これが実は「先生」のサポートも同時に実現していくというとっても優れたシステムなんだってことを
私に教えてくれたのが、前回登場した「岡山県学童連絡協議会」の糸山さん。
日本で学校教育現場のシステムを変えていくのは至難の業。
本当は小学校や中学校に配置されているスクールカウンセラー(心理士)のようにOT配備を普及させたいところですが
子ども達を取り巻く問題は待ったなしの状態。
そこで白羽の矢が立ったのが「学童クラブ」
長くなって来たので 『なんで 学童クラブ×OT なの?』という疑問にはとってもわかりやすい以下をご紹介。
おかえり vol.1
https://www.wam.go.jp/Densi/kikin/eJoseiLib/seikabutsu/2017/20170211021-02.pdf?fbclid=IwAR3_g4orGGBynGxbT8vE74fYswZESguS5G0yYrYFWEcBPDdLVAhNq1ovjSs
これからの世界を担う子供たちに是非OTとの出会いを!!