text by 赤様
ブラタモリが終わってしまいました。
残念です。
全ての回を見ていたわけではないですが、
あちこち散歩するのが好きな人間にとっては、
おもしろい番組でした。
15年も続いた長寿番組なので、ファンも多かったのでしょう。
ブラタモリは、なぜおもしろいのか?
と以前考えたことがあります。
「気楽に見れて、それなりにおもしろい」
と以前同僚が言いあてていて、思わず頷いてしまいました。
でも、それって、
『あまり知識がない一般の人たちを引き込むポイント』
なんじゃないかと思うのです。
かなり地政学よりの専門用語も多く、
タモリさんも大学教授を驚かせるほどの知識もあって、
カタイ話しになりそうなところを、
タモリさんの持ち前の好奇心とユーモアで、
楽しそうに喋ってくれて、
その分野に興味がなくても、なんだか楽しい、
を実現してしまっている。
また、見せ方も、
民放の番組のような派手な事はしない。
むしろそっちには振らないで、
タモリさんの良さを生かしたり、
誰でも見やすいテンポで進めたりと、
そんなリズムがいいんじゃないかと思うのです。
検索すると、
通常放送の終了と書かれているので、
レギュラーは無くなっても、
もしかしたら、特番が放送されるかもしれません。
今後は、それを楽しみにしたいと思います。