デザインと作業。
このテーマは、「デザイン費」と「作業費」という考え方の話です。
例えばです。。。A4リーフレット(チラシ)があるとします
「デザインを重視される場合の」制作費(デザイン費)は10万〜(から)がかかります。
「デザインを重視しない場合の」制作費は5万ほどの(作業費)になるでしょう。
おなじA4リーフレットの制作でも、内容によって制作費が全く異なるんです。
我々デザイナーは、デザインすることでお金を頂戴する仕事なので
一つ一つの作業に対する明確な単価はありません。というのも
デザインの方法含めデザイナー次第なので考え方から作業内容もバラバラです。
求められるデザインのための費用というだけです。
その上で、必要な制作費があれば(ディレクション・企画書・ラフ・撮影・合成・レタッチ・CG・
コピーライティング・イラスト・ミーティング・トレース・フィニッシュワーク・二次利用)などを
プラス計上するだけです。
デザイン費=デザインの価値
世の中的には、2極化しているように感じます。
誰でもデザインができてしまうツールやAI機能を取り入れたアプリなど
Canva (プロ品質のデザインを誰でも作成)
Adobe Express(直感的にデザインを作成できるアプリ)
Adobe Firefly(生成AIを使い創造力の赴くままクリエイティブをカタチにできるアプリ)
誰でも手軽にデザインが出来てしまう世の中です。
もう一方は、デザインへのこだわりを感じさせるほどに作りこまれたもの。
このような背景からもデザインに対する位置付けは全体的に見ると、ハードル自体は下がっているのかなと。
私たちがやるべきことは、AIでは作れないデザインクオリティを目指すことと
逆にそれらのDX化されたツールを業務に加えていくこの2つだと思います。
デザインと作業という一見同じに見える業務に効率と非効率を掛け合わせながら
どちらの面も成長することがDX含めて求められる気がします。
年内のブログもあと2回です。
2024では、Design以外の話をしていきます。
では、この辺で。