1月20日は二十日正月といって、お正月のお飾りなどを納めて、お正月行事の終わりの日です。
年明け一発目が、このタイミングになったので、お正月の話し。
東京では、個人お宅でお正月のお飾りをしているお家を見ることはありませんが、田舎でも少なくなりました。
子供の頃は我が家でも、門松やしめ縄を飾り、車にもお飾りをつけたり、玄関にも鏡餅を用意してました。
今では両親も老いてきましたし、高所での飾りつけや力仕事は難しくなり、
私達も1日に帰省したりするので、お手伝いが出来ず簡略化し、清掃して整えるくらいになりました。
昔は、祖母や父に一つ一つのお飾りの意味や、やり方などお手伝いしながら教わったりしたものです。
季節のお飾りは、今では簡単に手に入らない高価なものになっていたり、エコの観点からも、量産されるおかざりにはプラスチックが沢山ついている事から敬遠されるようです。
1月7日の七草粥はスーパーでは、ワンパックになって7種類全てそろってますが、あれも草が生えてて、採取してもいい野原があるところはあまりないとおもうので、自力で全て揃えられそうもありません。
1月15日 小正月
ミズキにお餅を玉状にして、枝の先や節などにくっつけて、縁起物のクリスマスオーナメントみたいな物を一緒に吊るして飾ります。
ミズキが水辺に生えているので、火災にあわないようにとか、無病息災とか、芽が上向きに育ち成長も早いので、子供の成長を祈願するとかの意味があったと思います。
我が家は、縁起物ではなくお菓子に糸をつけて吊るしていました。
毎日、「今日はこのお菓子食べていい?」と懇願して一つづ食べてました。
テレビの上の天井に飾るので、ミズキにつけたお餅が乾燥すると、割れて落ちてくるので、夜中にお餅が落ちて来ると、ポルターガイストかと本当にびっくりさせられます。
今では、ミズキなんて手に入れられないですし、子供達の行事みたいな感覚なので、大きくなった頃にはやらなくなってました。
二十日正月は、消防団が火災由来の行事で地域を練り歩く何かやってましたが、平日だった事もありあまり記憶がありません。
どんどん焼きをするから、消防団の人たちが何かしてたのかも知れません。
家では、すっかり正月飾り関連を片付け、少しだけ豪華目の晩御飯を食べた様な気がします。
年末から色々祭事があって、やってもらっていましたが、今ではあまり覚えておらず、我が子に体験や教えてあげる事も難しいです。
今年は何か、季節の祭事にトライして我が子にも一緒に楽しんでもらおうと思います。由来や解説はビデオ通話でジィジ&バァバにやってもらうつもりです。