例えば皆さんは、ふとした瞬間に食べたくなるものが浮かぶ時ってありませんか?
私は、あります。
でも、それを本当にすぐに食べられる事は、ほとんどありません。
数時間後とか、次の日とかに食べられても、もうその時の気分ではないんです。
実現できる内容やタイミングによって、叶えられる「時」は極めて稀だと思います。
これを考えた時に、イメージしたのがコンビニって強ぇな!です。
人の欲求を満たす幅の広さに近所に24時間空いているハードルの低さも加えて流行にも合わせ
見切り品でもない限り、定価販売なのに、今すぐ欲しいという欲望を満足させられる
コンビニって強ぇな。
話を戻して、帰宅途中に急にオムライスが食べたくなったり
卵かけご飯の口になったり ナポリタンが食べたくなったり
生姜焼き・うなぎ・焼き肉・まぐろ・メンチ・春雨サラダ・茶碗蒸し・
たまごスープ・エビチリ・中華そば・キウイ・南高梅・コンソメスープ
桃・とうもろこし・中華丼・ステーキ・餃子・ビール・エンモー
過去にあったであろう食べたいものを思いついた順に上げてみたが
これ...味のレベルとして家庭や料亭の味にはならないけど
ほとんどコンビニにあるんだよね。(あれっ話が戻ってなかったかな)
コンビニって強ぇな。
タイトルを、「コンビニの強さ」に変えるべきかな。
いやいや、このままいけるはずだ。
あの何か食べたくなる瞬間って何なんだろうね。
歩いている途中に、どこかのお店のいい匂いを嗅いだのか
その人が持つ何かが感覚的に反応して、これが食べたい!となる
って事は、100%自分が知る味を想像しているはずだ。
記憶の味っていうか..美味しそうな匂いから味を描くパターンとか
自分の状況から記憶にある食べ物を思い出すパターンもありそう。
美味しそうな匂いに惹かれたら、その店に入ればいい
うなぎの白焼きのタレの焼ける匂いは、もはや広告だな。
焼き鳥屋さんの匂い広告、牛丼屋さんの匂い広告、ラーメン屋さんの匂い広告
(ジャンルを変えて想像してみます)
美容院の匂い広告、ガソリンスタンドの匂い広告、魚市場の匂い広告、
赤ちゃんの匂い広告、お婆ちゃん家の匂い広告、えんもー
こういう人の記憶の一片に些細な刺激を加えることで
行動をも左右してしまうという力が生まれます。
広告とはそういう「どうしようもなくなるもの」の気がします。
では、この辺で。