小学生の時、教室の真ん中に大きな石油ストーブがありました。
雪で濡れたから、ストーブの側でダウンの上着を乾かしていたら、ストーブに近過ぎて表面の生地がメロメロに溶けたことがあります。
新しくなった校舎は、廊下と教室に仕切りが無かったので、教室エリア全体が暖められていました。
仲良しの友人のおウチは、お店屋さんをしていました。
店舗では、薪ストーブがあってお店中が暖かくて、おじいちゃん達が大声で悪態つきながら、子供の私達にみかんくれたり、お菓子くれたり、校歌歌わせられたりしてました。
実家は、反射式の石油ストーブでした。
映画の中の豪邸は、炎が美しく揺らぐオシャレな暖炉があるお家の女主人が殺害されてるサスペンスが鉄板でしょ。
何の話だかわからなくなったけど、
炎が生活の中にあるって、とても贅沢で暖かく、美しいなと強く憧れるのです。
今の家に暖炉は作れないけど、焚き火がしたい!
あの柔らかな炎で暖をとりたい。
まったりとした時間を過ごしたいと、毎年この時期思うのです。
東京のお正月以降、桜が咲くまで本当に寒いですよね
何が寒いって、あの脆弱なエアコンの暖房は、暖かさの質が違います。
石油ストーブも薪ストーブも、燃料自体に水分を保有しながら燃焼するので、加湿も十分にされるのです。空気も大量に取り込むので、温段差で炭素と水素の結びつきもよいのです。だから柔らかな暖かさがある。
二次的産物ですが、
ストーブで牛乳を温め、ココアを飲む。
カワハギを炙ったり出来る。
みかんの皮を焼いて柑橘系のいい匂いを出したり、←これは、イタズラ。やってはいけません。
煮込み料理が置いてあったり、
暖かい何かいい事がそこには付いて回るのだ!
ストーブの前でずっと、火を見てたい。
熱燗もつけられるしねー
そばにラグ敷いてゴロゴロするんだ〜
もう、そこから動きません。
わが家に暖炉があったいいのになぁ