text by 赤様
鳥取県にスタバができた。
それまで、全国で唯一スタバが無かった。
ダジャレ好きな知事は、
「鳥取にはスタバは無いが大きな砂場はある」と、
状況を逆手にとり、何気なくアピールしていた。
聞くところによると、
鳥取は1世帯当たりのコーヒー購入量が全国2位らしく、
待ちに待った出来事なのだろう。
スタバは僕も好きだが、
その味もさることながら、
他にも興味をひかれる点がいくつもある。
たとえば、広告費がゼロなのに、
あのようなブランド力があることは驚きだ。
でも僕は、特徴がある店が多いなと思っていて、
そんな店の写真を撮ったりしている。
今日はそのうちの2つを紹介しようと思う。
これは京都にある烏丸六角店。
六角堂という、わりと人気の観光スポットが、
通りから奥まったところにあるが、
手前のビルの壁をガラスにして、目抜き通りから、
その六角堂を見えるようにしてしまったという、
なんとも大胆な発想だ。
意外と大きく重量感のある建物を、
まるで壁の絵のように見せているのが面白い。
これは神戸の北野異人館店。
なんと明治時代の洋館を1軒まるごとお店にしてしまった。
だから雰囲気の良さは最高。
電球の黄色い灯りやちょっと古めの椅子が、
めっちゃマッチしている。
2階建ての内部はいくつもの部屋があるが、
おそらくいつも混んでいるだろうと思う。
店内の写真を撮りたかったのだが、
この日も混んでいて、さすがに気がひけた。
スタバは、国内1,000以上の店舗があるそうで、
その中には、面白そうなお店がまだまだあるはずだ。
コーヒーで一息するのもいいけど、
そんなお店を探すのも、また楽しみでもある。