文庫本のアレ

文庫本に付いている紐の栞(スピン)。
私はアレが結構好きです。

付いてる時は絶対に使います。

なくさないし外れないので栞より便利だし
読んでいる時には指に巻き付けたりして
楽しんでいます。

ですが
どうも先日買った文庫本のスピンがおかしい!



0416_01.jpgのサムネイル画像

みじかっ!



短すぎて全然便利じゃありません。
すごくピンと張ってこの状態。
気を抜くと下から出てきてくれません。
不便というより...ストレス!

使うの止めようかとも思いましたが
なんとか読み終わるまで使い続けました。

ストレスと達成感が残りました。

ちなみにこの時読んでいたのは
『古道具 中野商店』
川上弘美・著

川上弘美さんの感覚は
私に大変しっくりくるので
特別明るい内容ではなくても
気持ちよく読めます。


主人公が職場にいるのにもかかわらず
将来に漠然とした不安を感じた時に
今すぐ、ぐうぐう寝たい!と思う場面があるのですが
その感覚!
その表現!

と喜びながらも
どうしてもスピンが短い事が忘れられず
指に巻き付けても
いつもより短いな...と悲しくなりました。


これは、なにかのミスなのかな...。検品漏れ?
まさか、この版の文庫すべて短いとか?
今度、本屋さんで確認しなくては!
などと、しなくていい心配まで。


スピンが短かったことで
スピンの大切さを再確認する事ができた
ジルでした。

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このページは、cmemberが2015年4月17日 08:54に書いたブログ記事です。

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