現代文

text by 赤様

受験のシーズンを迎えています。
受験生には、ぜひともがんばってほしいですね。
僕の受験は思いどおりにはいかなかったので、
だからこそ、がんばれよって思います。

そんな僕が、ひとつだけ受験で良かったことをあげるとするなら、
現代文(現代国語)ですね。
これが最も伸びました。
予備校の先生も良かった。
先生に占める割合って、やっぱり大きいですよね。

「現代文はどうやって勉強したらいいのかわからない」
という意見をよく聞きました。
「やり方がわからないから勉強しない」という人までいました。
でも実感としては、
これこそちゃんと学ぶべき、と僕は思います。

というのも、
社会に出てからも、
簡潔に自分の意見を伝えなければならなかったり、
何かしら契約するときだったり、
硬い文章を読んだり、書いたりすることって多いのです。

たとえば、かなり難しい文章でも、
主語と述語(動詞)だけを追っていけば、
言いたいことは、なんとかわかる。

もうちょっと掘り下げると、
名詞はモノ名前、述語(動詞)は主語の行うこと。
形容詞は名詞を飾る役目。
接続詞は前の文章を強調や転換させたいときの記号。
そう、言葉が記号だとわかれば、
そこから文脈や構成がたどれるので解釈方法が探れるのです。

作文が大の苦手だった僕が、
こうして何年もブログを書いていけるのも、
振り返ると、このおかげのような気がします。

言葉はコミュニケーションの土台であり、
物事を考えるための道具です。
これは一生モノですよ。

僕は学生の頃は勉強嫌いで、
どうやって凌ぐかばかりを考えていました。
その反動なのか、歳を重ねるたびに、
向学心がどんどん膨れあがっています。

そんな理由で、
あのとき言葉の感覚を磨けて良かったなと、
今になって、つくづく思うのであります。

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.14-ja
白黒写真カラー化サービス Coloriko - カラリコ -

このブログ記事について

このページは、cmemberが2015年2月13日 08:53に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「空飛ぶ車」です。

次のブログ記事は「とめはねっ!」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。