この土日、千葉県千葉市美浜区の幕張メッセで開催された
「サイクルモードインターナショナル2014」に出掛けました。
今回も二日続けての見学でした。
今年の印象。
まだまだレース用自転車(ロードバイク)が主流ではあるんですが、
カーボンフレームの価格は徐々に特別な存在から、頑張って買えるというところまで
着実に広がっている気がします。
とはいえ、まだまだ高価ではあるんですが、十年前の価格から見ても
飛躍的に「買える」価格になってきました。
その反面で価格が安く抑えられるアルミフレームもまだまだ健在です。
それと平行して何年か前から少しずつ増えてきていた、
クロームモリブデン鋼(クロモリ)という特殊鋼を使用したフレームも、目についた印象です。
各ブースでは相変わらず試乗車の順番待ちが長く続いていました。
普段乗ることがない高価な自転車が乗れる、というだけでなく、購入を検討している人にはありがたい試乗。
さらにいえば、発売前の自転車に乗れたりというのもサイクルモードでのポイントの一つにもなっています。
ところでボクは、そんな時代の流れを見ながら、もう一つの個人的な趣味である
ツーリング車とその周辺アイテムも気になるところで、
一通り見て回りましたが、一時期に比べると随分と減った印象でした。
このあたりは、ツーリング車が全盛だった頃に青春時代を送った世代と
ロードレーサー、MTBなどで過ごした世代の違いもあるんだと思います。
そこで最近注目しているのは、シクロクロスという車種。
元々レース用の自転車ではあるのですが、オンロードではなくオフロードメインの
コースを走る、という自転車です。MTBほどハードではありません。
シクロクロスレースに対応したパフォーマンスを享受しながら、
多少の荒れたコースも走行可能なものです。
これがツーリングには持ってこいなわけです。
当然タイヤをオンロード用に付け替えるだけで、軽快な走りも可能なわけです。
そんなわけで、今回同時開催のシクロクロスレースも少しだけ観戦です。
今年は大阪での開催がありませんでした。
また以前は出展していたメーカーも一時期より減ってきていました。
自転車は、ロード、シクロクロスなどのレース用自転車の他、
トライアスロンでも重要なポジションにあるアイテムでもあり、
仕事柄その動向は気になるところです。