自転車盗難のこと

先日、ある自転車専門の雑誌編集長の自宅から
愛用している自転車が盗まれたのだそうです。
新聞やネットのニュースでも採り上げられて、新手の手口として
記事になっていました。
編集長は、取材に私も少々関わったことがあり、ある自転車愛好家達の
ミーティングにも参加して、よく知る人物だったので、
尚更他人事ではなかったのでした。

その手口はこうです。

編集長宅のガレージに入り込み、何台かの自転車をガレージの前で撮影、
その場では持っていかず、即座にネットオークションに出品します。
(その撮影した写真を使い出品していました。)
通常の出品期間より短い期間で出品するところもポイントです。
更に異変に気付いた時にはオークションは終了。
既に自転車もガレージから無くなっている、という具合です。
実際には、出品された自転車の何台かは盗まれず、そのまま手元に残ったのですが、
落札者からすると有るはずも無い自転車をいつまでも待つことになる訳です。
既に代金を支払って、自分の落札した物が盗品と知らずにいた、
ということもあった訳です。
編集長自身は、知人が落札したものの、編集長のものではないかと気付き
知らせて来たことで事件が発覚したのだそうです。
なんとも大胆な犯人です。

犯人はこれを書いている今のところは捕まっていないようですが、
色々なところに足の付くことを残しているようです。

今のサイクリングと自転車人気に便乗した犯罪ですが、
手口が大胆かつ新しいところが注意ポイントだと言えます。

自分の自転車、今一度点検してみるといいです。
集合住宅などでは自転車置き場に置かず、部屋に入れることをおすすめします。

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このページは、cmemberが2013年7月 1日 08:40に書いたブログ記事です。

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