text by 赤様
ときどき京都のことをテーマにしますが、
今回はちょっと鼻先を変えて奈良をテーマにしてみます。
大好きな京都と比べて、
奈良にはなかなか行く機会がないのですが、
ずいぶんと前に行ったときの写真とともに、
今日は東大寺とそこに住む鹿を紹介します。
奈良といえば大仏。
奈良に着いたら、やはり、まずそこを目指すでしょう。
↑大仏がある大仏殿
一説によると、
奈良時代に人々を飢餓から救うための
公共事業としての役割もあったという大仏建立。
今でさえ、デカい建造物はたくさんあるのに、
それを見慣れた我々現代人からしても、
やはりこれはデカい。
大きさ、美しさ、荘厳さ、
これらは、世界中の歴史的な施設の多くにみられる要素ですが、
長く人々を引きつけるのには共通するところがあるのですね。
さて、僕の狙いは、実はその周辺にたくさんいる鹿です。
通りから石畳の参道に入ると、
まず目に飛び込んでくるのが、この鹿たち。
動物が好きな方なら、ここはいいところかもしれません。
↑鹿の親子
このつぶらな瞳。かわいいですね。
単純に食い物が欲しいだけだと思いますが。
まあ、そう言わずに・・・。
↑どこを見ても鹿、鹿、鹿・・・
しかし、迷惑なのが、あたり一面、糞だらけ。
吉永小百合がうたった歌をつい思い出します。
僕なんか、これさえなければいいんだけどな、
なんて思います。
さて、少し離れたところに、二月堂という建物があるのですが、
そこから見る夕陽が素晴らしいということを聞きました。
今度行くときは、ぜひそれも行程に入れたいと思っています。