恵比寿映像祭とは、年に一度10日間にわたり、
東京都写真美術館全館で開かれる、
展示、上映、ライヴ、講演、トーク・セッションなどの複合イベント。
友達が何人か出品してたのと、エキソニモの作品の評判がよいので、
観に行こうと思い、恵比寿映像祭に行ってきました。
私は、最終日すべりこみでいったため、
上映スケジュールがあわなくて、結局友達の作品は観れず。
エキソニモの作品は、もうすでに予約がいっぱいで、
(体験型の作品だったので、予約が必要だったのです)
仕方ないので、無料展示のスペースだけ観てきました。
映像祭といっても、映像を上映しているだけじゃなくて、
(映像作品だけのの展覧会って、なんだかだるい...)
映像を利用したインスタレーション作品も多くて、
なかなか楽しめました。
中でも面白かったのを、ひとつご紹介。
カロリン・ツニッス&ブラム・スナイダ―スの作品、〈RE:〉。
これは、プロジェクターが投影する映像を、
鏡を介して自身にかえし、
プロジェクターの表面を偽る作品です。
ビルや大型モニュメントを用いて展開される
立体投影技術とその動向を逆手に取った、
超ミニマル・プロジェクション・マッピング作品だそう。
平面映像を、鏡を利用する事で六面にプロジェクションする、
その緻密な作りもすごいですが、発想も面白かったです。
反射させるために鏡に映った、プロジェクション映像も美しく。
予定していたものは何も観れなかったけど、
それなりに楽しめた一日でした。