遅ればせながら 桜

| コメント(1)

世間同様、我が社にも新入社員が入社しました。
春を感じます。
桜の季節ですねぇ。
通勤が地下鉄の私は
お花見に出かけなかった今年は、ほとんど桜を愛でていません。
では仕方がないので、新入社員を愛でようか・・・いや、逆によくないか、
ってことで桜がタイトルに出てくる本を愛でることにします。


『葉桜の季節に君を想うということ』 歌野晶午・著


この本は、完全にタイトルに惹かれて購入しました。
洋服に一目惚れ、CDにジャケ買いがあるなら
コレはタイトル買いです。

せつなくもあり、笑いもありバイオレンスもある
ミステリーです。
しかし何よりも一番印象に残っているのは
騙されたことです。
わたしは疑いもせずに信じ込んで
完全に騙されて
思わず「ぎゃふん」と言いかけました。


読み返しても、見事なまでの騙しっぷり。
こりゃお見事です。

騙された私の心が
固定概念でヨゴレちまっていたんですね。

はい、改めます。


騙されたことのショックで、読み終えた直後は
どうしようもない焦燥感にかられましたが
今こうやって思い返してみると
タイトルに違わない、素敵な本だったなぁと思います。


桜の季節に『葉桜の季節に君を想うということ』を思い出すということ・・・をやってみました。
ジルでした。

コメント(1)

昔、営業部のYさんが絶賛(?)してたので借りて読んだ事があります。

今となっては具体的なストーリーは記憶に無いですが、
読み終わった後に(騙されていたことにいい意味で)「卑怯だろーーー」と思った記憶があります。

ほんとに、みごとに・・・・。
心地よく騙されてました・・・・。

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.14-ja
白黒写真カラー化サービス Coloriko - カラリコ -

このブログ記事について

このページは、cforceが2009年4月10日 09:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「父親が帰ってきた」です。

次のブログ記事は「佐倉でサクラ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。