僕はアメリカドラマを見るのが一つの趣味です。
24(Twenty Four)LOST、プリズンブレイク、HEROESなんかを見てます。
(アメリカドラマに詳しくない人はゴメンナサイ)
最近のアメリカドラマは映画よりもお金を使える状況にあるらしく
映画よりも優れている作品が多いです。
事実、地元のレンタルビデオ屋に行くともう海外ドラマのコーナーが映画コーナーを押しつぶすいきおいで広がっています。
あまり日本では報道されてませんが、
今アメリカではエラい事が起こっています。
ハリウッドの脚本家組合が去年の11月からストライキを起こし、新しい脚本が
作られない為、数々の人気ドラマ、バラエティー番組、映画が制作延期になっています。
原因は最近YouTubeやiTunesなど、動画を扱うオンラインで映画やTVが配信されている現在、脚本家組合はこの件を取り上げて、放映ごとのレジデュアル(residual)(=再使用権)を払えと要求しているらしいです。
通常では24(Twenty Four)は本国でとっくにシーズン7が放送になってるはずなのですが「無期限延期」になってます。
その他のドラマもそうですし、アメリカではバラエティショーも脚本家を使っているので
バラエティ番組も放送できないようです。
その間、アメリカの放送局は再放送やメイキング番組でなんとか繋ぎ止めてる状態だそうです。
日本でこの様子を想像してみてください。
橋田壽賀子さんや三谷幸喜さんといった売れっ子脚本家がこぞって仕事の契約を拒否して、連続ドラマが放送できない状態ですよ。
NHKの朝の連続ドラマが再放送になってる状態ですよー(笑)
このストによっておきる経済的影響は1億ドル (1000億円) 以上とも言われています。
ハリウッドでは19年前に大きなストライキがあったそうですが、
このストライキはハリウッド史上最長のストライキだそうです。
それが現在も続いてるという事です。
映画にも、もちろん影響してきます、現在の状況でも恐らく夏に公開されるハリウッド映画は激減してるでしょう。
この状態が続行するとまったくハリウッド映画が公開されない状態にもなりかねないのです・・・。
たまにはハリウッド映画のアクション映画でスカッとしたい気分にもなるんですが、当分新作は見れない状態になりそうで。
なんとか早く解決の方向にいってほしいものです・・・。