時代は違っても

先週の赤様の愛車が出てましたね。
アメリカ製のトレックです。
写真でも判りますが、今時の風貌と最新のテクノロジーを投入したパーツ類。
謙遜していましたが、通常のレースでも充分使えるロードレーサーです。
私のはというと、見かけは流行遅れで、
どちらかというと古いタイプのロードレーサーです。
とはいえ、速く走るということでは、時代背景はあれど
速く走るという同じ目的の自転車です。
日曜日は天気も良かったので家の近所を走りました。
汗もかき、日頃の運動不足を改めて痛感してしまいました。
公園で一息ついたところで愛車をパチリ。
赤様の自転車と同じ目的の自転車でも、こうも雰囲気が違うんですね。

DSC05165.jpg

さて、話は変わって日曜の夜にあるテレビ番組で
日産のGT-R復活を採り上げていました。
前回の生産中止から約5年ぶりの復活だそうです。
週末のモーターショー前にスタジオに実車が登場し
新しい勇姿を披露しました。
以前と違うのはスカイラインという名前が消えたことでしょうか。
番組でも紹介されていましたが、
GT-Rといえば、私のような世代には特別な響きがある車です。
元々日産に合併される前にあったプリンス自動車が開発したスカイラインは、
どちらかというと高級車として出発した車です。
第2世代のスカイラインはうってかわって大衆車となり、
小型の車として登場しましたが、そのボディを200ミリストレッチし、
2000ccの6気筒エンジンを搭載したまるで改造車というようなスカイラインが登場。
それを更にレース用に仕様変更したスカイライン2000GTが、
後のGT-Rの礎になっていきます。
3代目のスカイラインで初めてスカイライン2000GT-Rという車が登場します。
初代のGT-Rは、実は全くといっていいほど外観は
スポーツカーという印象からは程遠いものでした。
何しろ普通の4ドアセダンだったのですから。
インテリアも普通のGTと比べると、質素なもので、
当時GTが70万円台だったのに、GT-Rは150万円もした記憶があります。
価格だけでいえばかなりの高級車でした。
それがエンジンは他のスカイラインとは全くの別物で、
軽量化のため塗装も通常より工程を省いてあるんだそうです。
登場した後ツーリングカーレースに出場し、
さらに2ドアハードトップが登場した後に無敗の「GT-R神話」を築きます。
続く4代目のいわゆる「ケンメリ」ではGT-Rも発売されましたが
レースに出場することなく、次の平成のGT-R登場まで封印されました。

ところで番組でその勇姿を見せた新型GT-Rですが、
GT-Rのキャッチフレーズである「羊の皮をかぶった狼」は、
今度のGT-Rには相応しくないと思いましたね。
何しろ、見るからに普通のクルマに見えないんですよね。
明らかにスポーツカーで、「いかにも」という風貌です。
ま、それはともかく、久しぶりに「カッコイ〜」と思いました。

時代は違っても、その時々のスタイルというものがあり
それぞれの良さがあるんですよね。

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このブログ記事について

このページは、cforceが2007年10月22日 09:00に書いたブログ記事です。

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