text by 赤様
このブログを始めて今週でちょうど1年になる。これまで読んでいただいた方々には感謝!感謝!である。始めるときは、1年も続けられるなんて考えてもみなかった。期間のことはいつまでやるぞと決意したワケでもなく、また言われたワケでもない。だが、毎週コツコツと更新してきたことを考えると、手前ミソではあるけど『よくやったな』と思う。なぜそんなふうに思うかというと、実は僕は作文が嫌いだったからである。
思ったことを文章化するのが大の苦手だった。自分の思いがスムーズに言葉にならない歯痒さが許せなかった。『ん~、このことを何て言ったらいいんだ~~~』ということがホントに多くて、書くときはいつもイライラしていた。僕にとって書く辛さは虫歯の痛みよりも苦痛だった。
子供の頃は、学校で作文を書かされると、書くのが遅いから何度も放課後まで残された。宿題が出るとそのほとんどを踏み倒した。書く辛さよりも怒られる辛さの方がマシだった。
でもいつからだろうか。そんな僕が編集の仕事を志したのだからおかしなものだ。同じ志しを持った連中はみんなスムーズに文章を書いたし、それなりのレベルがあった。じゃあ僕はどうだったかというと、そんな感じなのでヒドいありさまだった。
でも、スポーツを伝える仕事がしたいという思いが当時の僕にはあった。それがいつの間にか、スポーツに関わらずいろんな思いを伝えたいという気持ちも湧き出てきた。つたない文章力とは関係なく、そんな思いがだんだん強くなっていった。そしていつしか、ネタ帳ではないがノートを持ち歩くようにもなった。最初のうちは文章なんてものじゃなく「箇条書き集」だったのだが。そんなことをしながらも、ようやく書くのが辛くなくなってきたのは、ここ4~5年くらいのことなのだ。
このブログを始めてからは、四六時中ブログのネタを考えるようになった。もともと好奇心が人より旺盛で、なおかつボーっとするのが大嫌いで、ジャンルを問わずいろんなことをいつも考えるクセがあった。だからだんだん題材だけは工面できるようになった。
だが、時間がないときや、頭が動かないときはたいへんだ。それを上手く切り抜ける術はまだ僕は持ち合わせてはいない。小説家がホテルに缶詰になって、編集者から原稿を催促されても上手く書けずに、丸めた原稿用紙が机のまわりに散乱し、どうしようもなくて頭をかきむしってしまう。そんなTVドラマのシーンのように行き詰まってしまうことも少なくない。ネタが見つからないときや、ネタがあってもそれを膨らませられないときは焦ってしまうし、書いている途中でも、ふさわしい言いまわしや、解釈に幅のない端的な言い方を見つける能力もまだまだ未熟だ。さらにそこに「締め切り」という名の悪魔が襲い掛かってくる。おそらく他の曜日のメンバーも同じ思いをしながら書いているはずだ。
でも悪いことばかりではなかった。「あのブログの記事さあ~」とか「あれ、読んだよ」とか、反応がダイレクトに返ってくる。これが何より嬉しいのだ。『じゃあ次はこんなことを書いてみよう』という次への糧になるのだ。今回で51回目になるが、これからも引き続き読んでいただければ、それこそがこの上ない喜びである。
赤様の文章は非常に「読ませる」文章です。
第7章も早くね・・・
シーフォースの雑学王!赤様のブログは『うん、うん!』と、頷く事が多いです。これからも¨知識の泉¨をご紹介下さい。期待してまーす!
パンチさん
第7章がんばりますっ!
年内に書き終えるが目標ですっ!
(できるかな・・・)
ハリキリ王さん
知識の泉なんて・・・。
弱い分野はカラッキシなんですよ。実は。
流行モノや芸能・音楽ってところは全くダメで。
でも「憶えよう」としてないから、知識が定着するんだと最近思います。