それなりに生きていると、いろいろなことがあるものだ。
先日ミクシィで検索していて知ったのだが、私の出身高校が、
6年後に移転するのだそうだ。
八十数年の歴史のある高校だが、高校の再編が目的だそうだ。
いささか複雑な心境である。
雨の日も風の日も3年間通った、しかも自転車で。
自宅からは1時間だった。
ずっと水泳をやっていたから、通学にカラダを鍛えられると言うのもあったし、
なにしろバイクより自転車に乗ることの方が好きだったのもある。
ミクシィのコメントによれば、校舎もかなりガタが来ているようである。
ま、自分が通っていた頃でも多少痛んでいたから、それから30年ほど経てば当然だ。
移転にあたっては現校舎は取り壊されるわけだけど、
3年間の想い出のある場所が無くなってしまうのは何とも切ないものだ。
関東地方のそれなりの大きな都市だから、移転なんて無いと思っていた。
もちろん廃校になるなんて考えたこともなかった。
学校なんてものは、そこにいつもあるものだと当然のように思っていた。
しかし、だ。
再編されて校名が残るのかはわからないけど、もし無くなったとしたら
やはり切ない。
この次に出かけるときは、必ず立ち寄って写真を撮っておこう。